第10節4月17日(日)
観衆 3,234人 天候 晴 気温 23.1度 湿度 20% 主審:先立 圭吾 副審:植田 文平/道山 悟至 四審:越智 新次
明治安田生命J2リーグ
4月17日(日)14:00
維新みらいふスタジアム
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レノファ山口FC
明治安田生命J2リーグ
4月17日(日)14:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
1前半0
2後半1
AWAY
東京ヴェルディ
観衆 3,234人 天候 晴 気温 23.1度 湿度 20% 主審:先立 圭吾 副審:植田 文平/道山 悟至 四審:越智 新次
41分 田中 渉 67分 石川 啓人 74分 高木 大輔 | 得点者 | 62分 佐藤 凌我 |
---|---|---|
81分 佐藤 謙介→神垣 陸 81分 高木 大輔→沼田 駿也 88分 田中 渉→佐藤 健太郎 88分 岸田 和人→兒玉 澪王斗 88分 池上 丈二→眞鍋 旭輝 | 選手交代 | 72分 梶川 諒太→石浦 大雅 72分 バスケス バイロン→小池 純輝 77分 山越 康平→井出 遥也 85分 佐藤 凌我→杉本 竜士 85分 加藤 蓮→深澤 大輝 |
6 | シュート | 7 |
4 | GK | 9 |
3 | CK | 4 |
11 | 直接FK | 14 |
5 | 間接FK | 2 |
1 | PK | 0 |
5 | オフサイド | 2 |
47分 岸田 和人 82分 田中 渉 | 警告 | 32分 梶川 諒太 |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 7 | 石川 啓人 |
DF | 6 | 渡部 博文 |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 14 | 橋本 健人 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
MF | 20 | 田中 渉 |
FW | 16 | 吉岡 雅和 |
FW | 18 | 高木 大輔 |
FW | 9 | 岸田 和人 |
GK | 17 | 吉満 大介 |
---|---|---|
DF | 4 | 眞鍋 旭輝 |
MF | 5 | 佐藤 健太郎 |
MF | 26 | 神垣 陸 |
MF | 33 | 山瀬 功治 |
FW | 19 | 沼田 駿也 |
FW | 30 | 兒玉 澪王斗 |
東京ヴェルディ
GK | 31 | 高木和 徹 |
---|---|---|
DF | 16 | 山越 康平 |
DF | 15 | 馬場 晴也 |
DF | 23 | 谷口 栄斗 |
MF | 7 | 森田 晃樹 |
MF | 6 | 山本 理仁 |
MF | 4 | 梶川 諒太 |
MF | 26 | 加藤 蓮 |
FW | 18 | バスケス バイロン |
FW | 27 | 佐藤 凌我 |
FW | 10 | 新井 瑞希 |
GK | 41 | 佐藤 久弥 |
---|---|---|
DF | 2 | 深澤 大輝 |
DF | 3 | ンドカ ボニフェイス |
MF | 8 | 井出 遥也 |
MF | 9 | 杉本 竜士 |
MF | 14 | 石浦 大雅 |
MF | 19 | 小池 純輝 |
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監督コメント
前節の悔しい負けからもう一度、メンタルの部分を含めて立ち上がろうということで、選手は暑い中でしたが、しっかり前からプレッシャーに行っていましたし、やろうとしていたプレスも何回か掛けてチャンスになりました。そこはまた続けていきたいと思います。最後の最後は琉球戦の反省を生かして、全員が本当に守るんだというところを見せてくれたと思います。
-1、2点目はセットプレーやクロスの跳ね返り方のゴールだった。どのように評価しているか?
こぼれのところはなかなか入っていけていなかったですし、脚を振ることもできていませんでしたので、そういう部分ではあそこにいることが大事。よく決めてくれたと思います。
-失点したあとに追加点が取れた。そのことはどう評価しているか?
少し前まではそこで心が折れていたと思いますが、そこでもう一度、攻撃に出たことは評価したいと思います。
-決定機が多いわけではなかったが3得点。クオリティーを発揮できたのではないか?
シュート数も6本で、そのうち(ゴールが決まったのが)3本でした。ヴェルディさんには1本上回られましたが、こういう試合もありますが、欲を言えばチャンスをもっともっと作れればよかったですが、こういう試合を勝ち切る。3-1でクローズするということでは、チームとして成長していると思います。
-前向きなパスが多かった。ボールの動かし方は改善できていたのではないか?
ライン間に人がいないと縦パスは入らないですし、その中で幅も取らないとゲートも開かないですので、今日は前の試合よりはしっかりとボールを動かした中で狙えていたのかなと思います。引っ掛かったところはありましたが、ボールを回すのが目的ではないですので、縦パスを入れないことにはゴールも生まれない。そういう部分では少しずつ入るようになったと思います。
-吉岡雅和選手を先発起用した。この意図はどういうものがったのか?
調子の良い、コンディションの良い選手を先発で選んでいますし、それに見合うだけのサブも選んでいます。相手もありますし、いろいろと考えた中で、今日はヨシ(吉岡雅和)と大輔(高木大輔)、カズ(岸田和人)の三人を選びました。
-池上丈二選手は久しぶりの先発だったが、動きはどうだったか?
頭の良い選手なので、ライン間で受けるとか、そこを開けるために降りて触ってまた出ていくということができる選手です。チームのために、潤滑にボールを回す役割はできたと思います。
-チームとして課題を克服しながら進めていると思うが、どう感じているか?
キャンプからやろうとしているサッカーを進化させないことには、42試合を戦えないと思っています。今日の試合でも課題はありますので、そういう部分を一つ一つクリアしていかないことにはリーグ戦は戦えないと思います。そういう意味ではちょっとずつですが、あとはクオリティーの部分は言い続けていきます。
-一番の勝因はどこだと捉えているか?
一言では難しいですが、みんなが集中力を切らさずハードワークして、インテンシティーを高く狙いを持って前からプレッシャーに行けたことが要因だと思います。押し込まれた状況でもボールに対しては前にプレッシャーに行くということも最後の最後までできていました。そこが一番だと思います。脚が攣る選手もいましたが、もっと鍛えます。
選手コメント
-試合を振り返ってほしい。
前節負けてしまったのでホームで勝ちたいという一心でした。ほかの選手の誰よりも僕は特別な感情を持っているチームとの試合でしたので、率直に勝ててよかったですが、まだまだ課題のほうが多いと思いますので、勝ちはしましたが次の試合に向けて、連勝できるようにしていきたいと思います。
-古巣対戦だったが、どういう思いで臨んだか?
何年ヴェルディから離れていてもサッカーの全てだと思っていますし、ヴェルディがなかったら今の自分はいないし、ヴェルディでやっていたから、いま僕は山口で選手で戦えていると思っています。その感謝の気持ちをプレーで表したいと思っていました。ヴェルディとは4回目の対戦ですが、これまでは全部負けていたので、何としても勝ちたいというのと、FWの選手がゴールを取っていく中で、自分は取れていなかったので、必ず得点に絡みたいと思っていました。PKでしたが取れたのは良かったと思います。(古巣チームのゴールに決めたので)ヴェルディのサポーターに対しては、すごく複雑な感情がありますが、自分のゴールを取ることでチームの勝利に貢献できましたので、山口の選手として胸を張って戦っていきたいと思います。
-今季の初ゴールが東京V戦だった。そのことはどう捉えているか?
昨シーズン、山口に呼び戻してもらって、もう一度チャンスをもらったにも関わらず、ケガを含め、不甲斐ないシーズンになっていました。とにかく点を取りたいと思っていましたが、なかなか形になっていませんでした。ただ、今週の練習では自分自身、シュートのフィーリングが良いなと感じていて、心のどこかで今週は点を取れそうだという感覚がありました。
それがPKだとは予想できませんでしたが、今日の試合前のシュートを含めて感じが良かったです。その通りになりましたし、2019年シーズンもなかなか取れない中で、ヴェルディ戦で取ったのを覚えていますし、その時は逆転負けしたのも覚えていました。今日はとにかくチームの勝ちを決定づける3点目を取れたのが嬉しかったです。僕のゴールをチームメイトもスタッフもサポーターのみなさんが喜んでくれました。本当に山口はすごく良いところだなと思いました。
-前節の内容を受けて、どういう試合をしようと思っていたか?
負けたあとの試合は大事になってくると思っています。相手が10人だったということもあってダメージが大きかったところはありましたが、それが良いのか悪いのかはありますが、オフ明けはみんなが気持ちを切り替えて、練習から球際や対人メニューで負けないプレーを見せていましたし、紅白戦も守備も攻撃もいつも以上にコミュニケーションが取れていると感じていました。週中の囲み取材でも、みんなが勝ちたい意欲があると話しましたが、それが本当に今日のゲームで出たと思います。
スタメンで出た選手があれだけ脚を攣るとは監督も思っていなかったと思いますが、それくらい気持ちが入っていたと思います。代わって入った選手もそれを上回るくらいの活躍をしていました。メンバーに入っていなくても戦っている選手はたくさんいますので、みんなで勝ち取った勝利だと思います。
-脚を攣る選手が多かったのは、そういう気持ちが入っていたことも要因か?
僕を含めて脚を攣るのは情けないなと思いますが、ただそれくらいハードワークしていると思ってもらえると嬉しいですが、まだまだ練習が足りないと思います。これからもっと暑くなると思いますし、交代枠が5つあるので助かっていますが、90分、みんながそれくらい走れるようになれば、もっともっと強いチームになれると思いますし、もっともっと嫌なチームになれると思います。みんなで高めあっていきたいと思いますし、連戦はいかに疲れを残さないかが大事だと思いますので、そういったところもプロフェッショナルとしてもっともっと成長していきたいと思います。
-PKのときはどういうことを考えていたか?
蹴る前は無茶苦茶緊張していました。
PKの練習はトレーニングでしていましたが、2回くらいやっていて、2本とも止められていたので、僕の中では嫌なイメージはありましたが、公式戦では外したことがなかったので自信はありました。チームメイトが落ち着け落ち着けと声をかけてくれましたし、蹴った瞬間に入ったのが分かったのでほっとしました。ベンチに向かって走っていったら、ベンチメンバーが喜んで出てくれていたので、良いチーム、良いチームメイトに恵まれているなと思いました。試合に出られない悔しさもあると思いますが、もっともっとみんなで勝利を共有していきたいと改めて思いました。
-次からはどういう戦いをしたいか?
僕自身としてはここで1点取れたのは気持ちとしては楽になりましたが、1点で満足せず、もっともっと得点やアシストを量産しないといけないポジションで使ってもらっていますので、もっともっと貪欲に、満足せずにやっていかないといけないと思います。
今日であれば僕やカズくん(岸田和人選手)、ヨシくん(吉岡雅和選手)、途中から出たタカヤ(沼田駿也選手)、レオト(兒玉澪王斗選手)、ケガをしている選手も含めて、いろいろな選手が取ることで勝ちが近づいてくると思います。
勝つためのゴールやアシストをチーム全員で増やしていくことが大事になってくると思います。次から5連戦になるので、チャンスがなかった選手にもチャンスが来ると思います。チーム全員で乗り切らないといけない戦いになると思いますので、連戦を勝ち越せるように、欲を言えば全部勝てるように、チーム全員で戦っていきたいと思います。
-ゴールシーンを振り返ってほしい。
ふわっとしたボールがこぼれてきたので、うまくミートすることを心掛けて打ったら入ったので、素直に嬉しかったです。
-蹴った瞬間に決まったと思ったか?
うまくミートできていて、枠にも飛んでいたので、入ったという感触がありました。
-こぼれ球からだったが、位置取りは狙い通りだったか?
ロングボールがヨシ(吉岡雅和選手)くんのところに入って、その時の最初のポジション的に、中には入れないなというのがありました。こぼれてきたところを打とうという考えがありました。ちょうどこぼれてきて決められたので良かったです。
-前半は難しい時間帯もあった。どのように戦おうと思っていたか?
守備の時間が長かったですが、それでもチームで粘り強く戦おうとは試合前からも話していました。苦しい前半に先制点を取れたのは大きかったと思います。
-同点に追いつかれたが、勝ち越せた。試合をどう振り返っているか?
同点にされてからも、全員が下を向かずに得点を狙いにいけました。そこから2点取れたのはチームとしても成長できていると思いますし、本当にチームメイトに感謝したいです。
-今後はどういうプレーをしていきたいか?
攻撃のところでは得点やアシストの結果を求めてやっていきたいですし、守備のところでは強度だったり、激しさだったりは足りないと思っています。今日も脚が攣ってしまったので、そういうところでも一試合を通じて動いてチームに貢献したいです。
-みらスタで今季の初ゴールとなった。サポーターの前で決めたことはどう感じているか?
僕個人としては維新では初ゴールですし、今シーズンの初ゴールでもありました。去年は悔しい思いをしていましたし、今日やっと少しは貢献できたのかなという思いがありますので、すごく嬉しいです。(応援が)試合中もすごく後押しになりましたし、試合後もいろいろな人から拍手をもらって嬉しかったです。