レノファ山口FC

PRE MATCH COMMENTS試合前コメント

7月5日19:00Kickoff

レノファ山口FC

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VS

matchschedule

モンテディオ山形

監督コメント

-前節の藤枝MYFC戦を振り返ってほしい。

試合の展開は予想していた通りでしたが、ボールを持った時には、もう少し落ち着いたプレーができるとは思っていますが、ボールを持った時に少しミスをしてしまって、走らなければいけないこともありました。

ただ、全体的に数試合、良い試合ができています。ここまで満足していますが、勝ちたいという思いは変わっていません。ただ、もっとポジティブな結果へは近づけていると思います。もちろん、今までの対戦相手に負けていないのは素晴らしいと思いますが、みなさんが思っているように、引き分けよりも勝ちのほうが良いと思っています。

 

-「もう少し落ち着いたプレー」を求めているということだが、ボールが落ち着かないのは縦に急ぎすぎているからなのか?

自分たちがボールを奪ったときに早く失ってしまうことが多いという印象です。
ボールをロストしてしまうとまた走らないといけない。そこが繰り返されると、体力がなくなってしまう。選手に要求しているのは、ボールを奪い直したら、なるべくそのあとはボールを失わないようにしましょうということです。奪い直した時に連動できれば、生産的なプレーができると思っています。

 

-ボールを持った選手の判断にミスがあるのか、周りの動き出しに問題があるのか、どう考えているか?

もう少し落ち着くかどうかの問題だと思います。ポジショニングに関しては良くなっていますので心配していません。前に行こうと急ぎすぎているというところがあります。必ずしも前方へのパスが正解ではありませんが、最初のパス選択の質は良くなると思っています。

 

-技術的というよりはメンタルの問題ということか?

そうです。ボールを奪い直した時の落ち着きともう少し安全なパスを出すことです。

 

-ペナルティーエリアでは選手の自主性を重んじているが、それはエスナイデル監督自身の選手時代の経験から来ているものなのか?

選手というより、監督としての視点からそのほうが良いということです。選手として培った経験は、監督業に必ずしも生きるものではないと思っています。

 

-GKでは寺門陸選手を先発起用したが、プレーはどうだったか?

良かったと思います。要求したことに対してはしっかり応えてくれましたし、彼のパフォーマンスは良かったです。

 

-短い期間で次の試合を迎えるが、どのような戦いをしたいか?

休みが少ない状況での試合も悪くはないと思います。
試合よりも良い練習というのはないと思っています。しっかりリカバリーすることができれば大丈夫ですし、水曜日にすぐに修正できるチャンスがあるということだと思っています。
チームはそのために練習しますし、自信を持って自分たちの可能性を信じてやり切るだけだと思います。

 

-山形戦のポイントはどこだと考えているか?

我々の長所をうまく生かしていきたいと思います。良いディフェンスができていて、堅いチームが作れていることは継続していきますが、ボールを持った時に勇気を持ったプレーをしてほしいと思います。
つなげるところもありますが、急いでしまうことがあります。
選手にもインテンシティーを高くするように要求していますので、それを維持しながらプレーすることが難しいことも分かっていますが、選手が奪い直そうという姿を見せているのは良いことですし、フィジカル的なハードワークもしてくれています。全員がやる気を持ってプレーしてくれています。ボールを持った時に良いプレーができればと思いますが、良い道は進めていると思います。

山形さんも素晴らしいチームですので、良いディフェンスをしなければいけないですし、攻撃のチャンスは必ずあると思います。今までのように良い試合をして勝てるようにしたいと思います。サポーターのみなさんの前で、前回のホーム戦と同じように勝てる試合をしたいと思います。

 

 

選手コメント

-いつもとは異なるポジションで出場しているが、どういうことを意識して試合に臨んだか?

前の試合(栃木戦)は途中から、今回(藤枝戦)はスタートから、いつもとは違うポジションで出てはいますが、その中でも監督からはどういうことをしてほしいということは伝えられていますので、90分を通して、しっかり自分の力を出せるようにということは意識していました。自信を持ってプレーできていたのかなと思います。

 

-チームとしても良い方向に向かっているという手応えはあるのではないか?

個人的にも良くなると思っています。
チーム全員がそういうように思っていると思いますし、チームとしても今はすごく良い状態だと思います。雰囲気もとても良いです。あとは本当に試合を通して勝点が付いてくれば、もっと僕たちが自信を持ってプレーできると思いますので、まずは目の前の試合で勝点3を取るということが、今はチームにとって一番大事だと思います。

 

-攻撃的なポジションをすることにやりづらさはあるか?

自分がいつも立って見ている景色とはまた違う景色があり、やり始めてまだ時間も短いので、やりづらさも新鮮な気持ちもすごくあります。その中でも監督が求められているプレーをやるのが優先事項ですので、監督が求められているプレーを出すことを意識しています。

 

-試合終盤にパスカットからシュートを放った。あの場面はどのような狙いだったのか?

後ろから相手が来ているのが見えていなくて、体勢が崩れて思ったような形では打てなかったですが、あれを決められれば勝点3にすごく近づいたと思いますので、自分としても残念ですし、責任を感じています。キーパーが運んだ時点で中にパスを送るだろうという予測は付いていました。ボールをカットしたらゴールは狙おうと思っていました。イメージ通りに奪いましたが、相手のディフェンスがあってうまく決めきれなかったです。

ただ、あの部分は全員が連動した結果、あの位置にボールを出させて奪い取れたというところがあります。連動した守備でチャンスが生まれたシーンは他にもありましたし、そういうところはもっと続けていきたいと思います。

 

-得点を取るために、攻撃のポジションをやったからこそ見えてくる課題はあるか?

得点をするためには前に行く。シンプルなことですが、ゴール前に人数を掛けることが大事になると思います。今は間違いなく全員がゴールに向かう姿勢は増えています。そういうことが一番大事だと思います。

 

-パスの出し手と受け手の関係については、今はどういう感触があるか?

ボールを持った時に走るポイントだったり、どこに出てきてほしいかだったり、そういうところの共通認識を持ってやれています。ボールを持った時にここに走ってほしいというコミュニケーションは取れています。
全員がそこで動けていますので、精度を高めていければチャンスは増えると思いますし、やりやすい部分は多くなってきていると思います。

 

-藤枝戦では相手のサイドの選手を抑えることができていたが、その部分はどういう狙いがあったのか?

攻撃の時は4-3-3で入りましたが、守備の時は5枚気味にして相手のサイドハーフを抑えるという意識はありました。その部分に関してははまっていたと思います。
チャンスを作られてしまう部分もありましたが、ちょっとした自分たちのズレを改善していければ、もっと洗練されたものになると思います。全員で連係して高めていきたいと思います。

 

-相手に応じた守り方に関してはどう思っているか?

相手の攻め方によって自分たちの陣形が変わるということに関して、チーム全員が良い感触は得ています。それで抑えることができていますので、僕個人も、チーム全員も良い方向に行っていると思っています。

 

-山形戦に関してはどういうところがポイントになりそうか?

前節のようにしっかりと全員が連動し、前の選手が後ろの選手(の守備するコース)を限定できるようなプレスを掛けて、狙いを定めたところで奪い切ることを続けていければ、ボールを持てる回数、チャンスの回数は増えると思います。そういうところはやり続けていきたいと思います。

 

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