レノファ山口FC

PRE MATCH COMMENTS試合前コメント

7月15日19:00Kickoff

レノファ山口FC

レノファ山口FC

VS

matchschedule

いわきFC

監督コメント

-前節・長崎戦の勝因はどこにあったと分析しているか?

素晴らしい前半でした。もちろんゴールも決めましたし、前半で取った得点を守り切ることができました。後半はボールを持つ時間は短かったですが、しっかり守り切ることができました。疲れもありましたが、やる気を持ってハードワークできたからこその結果だと思います。

 

-長崎戦の後半はブロックを築いたが、どういう理由からそういう選択をしたのか?

90分を通して試合を支配することは不可能に近いですが、我々も後ろには下がりたくない時もあります。
ただ、試合の流れとして、相手に流れが行っている時、もしくは体力が残っていない時もあります。長崎も負けていたので前掛かりになっていました。そういう状況があった中で、我々の狙いとしてはボールを失わないこと。その中であのようなことも有効だったと思います。後ろにブロックを敷いた状況は理想ではないですが、相手の出方によってはそれをしないといけないということもあります。ピッチ上のどこでどういう守り方をするかを知っておけば大丈夫だと思います。

 

-ブロックを作った中で追加点を取ることに関してはどう考えているか?

相手陣地に入り込む力を持っている選手がいることが大事です。あとは最後のパス精度を欠かないことです。ただ、点を取るための交代ができるときもありますが、状況によってはディフェンスの交代をしないといけません。引いている時に唯一ゴールができるのはカウンターですが、それはできる時もできない時もあります。

 

-無失点の試合を続けられている要因はどこにあると考えているか?

しっかりディフェンスができているからだと思います。攻撃の選手から必ずディフェンスに行き、ゴールから遠ざけたところでプレーをさせています。全て相手陣地でプレッシャーを掛けられるわけではないですが、自陣で守ることもできていると思います。

 

-監督自身として、ここまでの出来はどう評価しているか?

嬉しく思っていますが、まだ何も成し遂げていないとも思っています。まだまだ降格圏付近にいるというのが我々の現実です。そういう意味では、いわきさんとは直接対決ですので、今までやったことは素晴らしいですが、次の試合のことのほうが心配です。

 

-目指すサッカーに対してどのくらいの到達度に達しているか?

選手たちにはかなりの度合いで理解してもらえていると思います。時間を追うごとになかなかできないことも出てきますが、例えば長崎戦の前半は本当に良かったです。足元にボールが入れば自分たちが試合を支配できるということを証明できました。前半は本当に良かったと思います。

 

-平瀬大選手に関してはどういう評価をしているか?

やる気を持ってしっかり練習してもらっています。ゲームを通してまだ見られていませんので、まだ評価をするのは難しいですが、練習を見る限りでは素晴らしい選手です。

 

-次戦のいわきについてはどういうチームだという印象があるか?

速くて強く、素晴らしいチームだと思います。我々にとっては難しい試合になると思います。そのためには走らないといけないですので、しっかりリカバリーしないといけません。我々がスタイルを変えるつもりはありませんので、選手にはなるべく早くリカバリーしてほしいと思います。いわきも調子を上げていますので、難しい試合になると思います。

 

-ケガをする選手、疲労が感じられる選手もいるが、選手のマネジメントに関してどのような考えで臨んでいるか?

ケガに関しては仕方がない部分もありますが、疲れに関しては心配していません。そのための1週間のトレーニングです。コータ(河野孝汰)のケガは少し心配ですが、試合に選ばれていない選手もしっかり練習ができていますので、そういう意味では全く心配していません。

 

選手コメント

-長崎戦を振り返っての感想を聞かせてほしい。

攻撃力があるチームでしたが、フィールドの選手が集中力高く前線からしっかりプレッシャーを掛けてくれていて、相手の前線に仕事をさせなかったということが、クリーンシート(無失点)につながった要因だと思います。フィールドの選手にはいつも感謝しています。

 

-後半は割り切った戦いとなったが、そこに関してはどう考えてプレーしていたか?

自分自身としては時間をうまく使いたいというところはありましたので、自分にボールが来た時は、時間を少しでも作れるようにということは意識していました。本来であれば、もっと攻撃して追加点を取っていきたかったですが、勝ちきることが大事ですので、守れたのは良かったと思います。

フィールドの選手はずっと高い強度でやってくれていて、その中の3連戦の最後でしたので、こういう展開になることも分かっていました。その中で、プレッシャーに行くところではしっかり行く。自陣に入って来られたらプレッシャーに行き、ゴール前では最後は体を張る。そういうこともフィールドの選手がやってくれていたので、そこがチームとして良かったと思います。

 

-身長の高い選手も出てきたが、どういう対応を心掛けたか?

自分たちに比べて身長の高い選手でしたが、センターバックの松本(大輔)選手、タカくん(前貴之選手)がすごく良く対応してくれました。慌てることもなく、賢く先に体をぶつけたりしてくれていて、すごく助かったという印象です。押し込まれる時間が長くても失点せずに抑えられたのはチームとして自信になると思います。ただ過信しすぎないようにしたいです。自分たちはできるということは頭に置きながらも、それを過信に変えず、良い意味での自信にしてやっていきたいと思います。

 

-セットプレーの守備に関しては、相手GKが上がってきて人数バランスが崩れることもあるが、どういう声掛けを意識しているか?

セットプレーもマンツーマンのディフェンスになったので、本当に人に強く行くことだったり、フリーでヘディングをさせないことがやはり大事で、それはコーチングしながら伝えていました。人に対してしっかりマークするようにということは、守っている選手たちに伝えるように意識しています。

 

-GKとしてクリーンシートで終えることで、自信は深まっているのではないか?

本当にフィールドの選手がハイプレスで前から行ってくれているので、ここ数試合、相手に与えたビッグチャンスはあまりないと思います。何回も言ってしまいますが、フィールドの選手に助けられている部分はすごくあります。守備陣として良いプレッシャーを掛け、クリーンシートで終えるということを途切れさせてはいけないですし、クリーンシートで終えるということは持っていないといけない目標だと思います。こういう試合を増やせるように、続けてやっていきたいと思います。

 

-最終ラインの顔ぶれが試合ごとに変わるが、どういうことを共有しているか?

出る選手が代わってもチームとしてやることは一緒だと思います。しっかり前に行くことだったり、ポジショニングのところは、監督が代わってからもずっと落とし込んできていることですので、誰が出ても同じことをやるということは、全員が思っていることだと思います。それがクリーンシートという形になって現われて、勝ち切れたのは良かったと思います。

 

-次のいわきFCについてはどういうチームだと分析しているか?

相手も調子が良いチームですので、すごく勢いを持って来ると思います。出られない選手がいるかもしれないですが、チームとしての勢いがすごくあるチームだと思いますので、自分たちはその勢いに飲まれないように、自分たちも連勝している勢いをそのまま持っていき、ホームで勝ちきれるようにしたいです。

 

-3連勝も懸かる試合となる。意気込みを聞かせてほしい。

ホームでは勝ちが続いていますし、チームとしても連勝できていますので、その流れを崩さないようにしたいです。クリーンシートで連勝することは大事だと思いますので、それに向けてしっかり準備してやっていきたいと思います。

 

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