レノファ山口FC

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明治安田生命J2リーグ 第21節

維新みらいふスタジアム

6月12日13:00Kickoff

レノファ山口FC

レノファ山口FC

VS

matchschedule

ファジアーノ岡山

目に見える結果へ! 10番のタスクとチャレンジ
選手

選手名前

レノファで6年目のシーズンを迎えている10.池上丈二選手。

今シーズンは前線の多彩なポジションで試合に出場し、結果に直結するプレーを心掛けています。

キャプテンの役割こそベテランの6.渡部博文選手に託しましたが、今年も引き続いてレノファの中心選手が背負ってきた「10番」を担い、前に矢印を向けたチームスタイルを体現しています。ベンチスタートとなる試合もありますが、やるべきことは不変。レノファのサッカーを表現して、チームを勝利へと導いています。

 

「途中から出ても流れを変えるプレーは意識してやっていますし、スタメンであればスタートからゲームコントロールする。そういうところは意識してやっています」

現在のベースとなるポジションはインサイドハーフですが、今年は前線で離脱する選手が相次ぎ、右ウイングや最前列でプレーする機会もあります。高い位置でプレーしているだけに、池上選手は「なかなか結果を出せていないのでチームに迷惑を掛けています」と話しますが、フィニッシュシーンに関わる場面は明らかに増えてきています。

 

5月14日の第16節ヴァンフォーレ甲府戦では11.島屋八徳選手のスルーパスをゴールライン際でつなぎ、18.高木大輔選手の同点ゴールをアシスト。6月1日の天皇杯2回戦では右サイドでボールを運ぶと、左ウイングに入った島屋選手の動きを逃さずに大きく展開、先制点への流れを作り出しています。さらに前節は右脚を鋭く振ってPKを決め、今季初得点をマークしました。

目立つのは島屋選手との連係です。池上選手は次のように話して、手応えを得ています。

 

「自分と似た感じのプレーヤーという感じはあり、ボールに触りながらリズムを作っています。甲府戦もヤツくんから良いボールが来ました。僕がアシストできたのはヤツくんのボールが全てだったと思いますし、良いコミュニケーションが取れています」

 

 

池上選手がボールを受けるのを恐れない選手だというのは、レノファの歴代監督の評価。実際にインサイドハーフでプレーしていても、ボールを積極的に引き出しています。レノファが使いたいエリアにしっかりと顔を出すと、タイミングが合えばフリーでボールを受け、相手に付かれても自分の間合いでパスを呼び込んでいます。

 

レノファのインサイドハーフは左に20.田中渉選手、右に池上選手という並び。それでも右側にいる池上選手が左ウイングの島屋選手と連動できているのは、自在に動いてボールを受けられるゲーム感覚を持っていたり、周りの動きを逃さない視野があることの証左。池上選手らしさがコンビネーションの一つ一つに表れています。

ただ、いくつものポジションをこなし、そこからチャンスを作ってきた池上選手ですが、ここまでの20試合で感じているのは、勝ちきるためのあと一歩が上積みできていないもどかしさです。

 

「ゲームは悪くないと思いますが、良い試合を進めていても勝点1や勝点3が取れていない試合がありました。成長するためにそういうところを伸ばして、後半戦に入って行きたいです」

 

勝点0を1、1を3へと昇華させるために、個人としては目に見える結果を出し続けることが重要。今のポジションでは特にゴール直結のプレーが必要とされているのは言うまでもありません。池上選手は「アシストを付けていかないといけないです。惜しいシーンもありますが、惜しいだけではダメです」と力を込め、「結果につながるようにしてきたいです」と誓います。

 

今節は前半戦のラストマッチ。岡山のブロックの内側でボールを動かし、レノファが勝点3を手にするには、池上選手の活躍が欠かせません。目指すは複数回のアシストと2連連続のゴール。

ホーム戦での連戦連勝へ、10番の躍動に注目です!

 

 

◆池上丈二(いけがみじょうじ)

熊本県出身。青森山田高、大阪体育大を経て、2017年に大卒ルーキーとしてレノファに加入。2018年のシーズン途中で背番号が15番から10番に変わった。攻守に積極的に関わるリンクマンであり、センターレーンの幅広いエリアで仕事をこなす。ボランチでゲームを作ったり、インサイドハーフでボールを引き出したりするほか、今シーズンはFWとしても出場している。前節の群馬戦で今季初得点をマーク。1994年11月6日生まれ、27歳。