レノファ山口FC

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PREVIEW

2連勝が懸かるアウェーゲーム

高い強度と素早い切り替えを徹底しよう!

 

前節の鹿児島ユナイテッドFC戦を1-0で勝利し、再び6位に浮上したレノファ山口FC。今節は今シーズン初の2連勝を懸けた試合となる。さらなる高みを目指して、全員の力で勝利をもぎ取ろう。

今節はユアテックスタジアム仙台でベガルタ仙台と対戦する。
レノファが中4日で仙台戦を迎えるのに対し、仙台は中5日で準備期間が少し長く、日程面では仙台が有利ではあるが、過去の対戦成績は1勝2分1敗と拮抗しており、レノファにも十分に勝機はある。

 

勝負のポイントになるのが強度と切り替えだ。仙台は強度の高い守備を仕掛け、ミドルゾーンでは厳しくボールを奪いに来る。また、ブロックを築く時間もあり、ボトムサードではコンパクトな守備を機能させる。直近2試合は計5失点と振るわないが、適切な使い分けで失点を少なく抑えている堅守のチームと見るべきだろう。

 

仙台の基本的なフォーメーションは4-4-2か4-2-3-1で、レノファのフォーメーションと噛み合う部分が多く、様々な局面で1対1の激しい攻防が起きそうだ。その分、奪った瞬間はその背後や逆側のオープンスペースは突きどころになる。相手に構えられる前にショートカウンターを成就させるのが得点への近道で、ボールを奪えそうな瞬間には周りも先手を取って動き出したい。

 

特にレノファの両サイドの選手はボール奪取とショートカウンターの両面でカギを握る。前節は16.吉岡雅和と37.田邉光平がサイドハーフを担い、積極性を見せた。相手の守り方は前節とは異なるが、前向きなプレスを仕掛け、良い守備から良い攻撃につなげた成功体験は今節にも生かしたい。

ただ、レノファがキックオフからボールを前掛かりに奪いに行くような展開にはならないだろう。
序盤は見極めが必要になる。

 

仙台は前線に2016年にレノファでプレーしボールを収めることも得意な中山仁斗(背番号9)、つなぎ役にもなる中島元彦(同7)、ブラジル人ストライカーのエロン(同98)などが入る。郷家友太(同11)は背後への飛び出しも多く、警戒したい選手の一人。両サイドも相良竜之介(同14)、オナイウ情滋(同27)などが迫力のある仕掛けを見せており、タレントが揃う。

 

前線を1トップで使うのか、2トップ気味にするかで、レノファへのプレッシャーの掛け方が変わってくるほか、サイドアタッカーのチョイス次第でどちらのサイドの比重が高くなるかも変わってくる。変則的な連戦でメンバーが読みにくいこともあり、ゲームの最序盤は相手がどう出てくるか、しっかりと判断してピッチ内で共有する作業が必要になる。

 

状況が整理されれば、あとは愚直に高い強度と素早い切り替えを攻守で徹底していくことになるが、プレー以外にも注意すべきポイントがある。ベテランの8.佐藤謙介はこう語る。

 

「切り替えの部分は今年の生命線でもあるので、そういうところで引けを取らないようにやっていきたいですし、ゴールデンウィークでユアスタはお客さんも多いと思う。その雰囲気にのまれないことは大事。慣れていないと威圧感を感じると思う。そういうところもしっかりと落とし込んでやっていきたい」

 

ユアスタは前節も1万3千人以上が来場しており、今節も大勢のサポーターが詰めかけると予想される。
気温も25度前後まで上がるとみられ、雰囲気に圧倒されて足が動かなくなるような状況だけは避けたい。佐藤や古巣戦となる21.関憲太郎などが声を掛け合ってチームを落ち着かせることも重要になりそうだ。もちろん何よりサポーターの声援が支えとなる試合でもあろう。

この試合が終わるとレノファは中2日でホーム戦を迎える。厳しい日程ではあるが、前節の鹿児島戦に勝利した勢いをそのままに仙台でも勝利できれば、チームは大きな自信を手にできる。

ゴールデンウィークど真ん中の試合を好ゲームで勝ち取り、連戦連勝へ。熱い試合から目が離せない。

選手コメント

鹿児島戦は最後は5バックにして守る時間になりましたが、無失点で終えるために後ろも必死に守って勝点3を取ろうと思いました。僕だけではなく、みんなが最後の最後まで足が攣っても走ってくれていました。そういう試合でみんなで勝てたのが今のレノファの力だと思います。

 

まだ連勝できていないので、連勝するために、もっと力強くやっていきたいです。
仙台は切り替えも早いですし、攻守が入れ替わることも多いです。個人の能力も高いチームだと思います。良い選手が揃っていて、去年やったときも強さを感じました。以前の対戦でも強いイメージがありますので、良いディフェンスで守り、良い攻撃をやって山口の力を見せたいと思います。

 

切り替えが少しでも遅れたら失点につながるというくらいに気持ちを引き締めて、その部分を意識してプレーしたいと思います。連勝してホーム戦のときに3連勝ができるように頑張りたいです。
やまぐち一番ももっと楽しく踊れるように、良い準備をしていきます。

選手コメント

(前節・鹿児島戦は)試合に入る時に監督にはファウルはしないようにやっていこうという話がありました。厳しく行くがゆえにペナルティーエリアの外でしたがファウルを与えてしまったのは、時間帯を考えるプレーをするという意味でも一つの学びになりました。先に足を出すのではなく、体を先に動かさないといけないです。足を出すのは楽ですが、体を動かることを突き詰めてやっていきたいと思います。

 

試合に絡む楽しさ、嬉しさが、もっともっと試合に出たいという気持ちになっています。そこがあるから少しずつでも成長できていると思います。仙台戦は自分の攻撃のほうを見て欲しいですし、自分が生きてくる試合になると思います。短い期間ですがしっかり練習し、メンバーに入って頑張っていきたいです。

 

試合ではクロスからのワンタッチでのゴールも狙っていますが、そこからこぼれてきたところも狙っています。頭を休めることなく、貪欲に得点を取ることを頭に入れてやっていこうと思います。皆さんに勝利を届けられるように、精一杯頑張って戦っていきたいと思います。

前節フォーメーション

前節ハイライト

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