天皇杯3回戦6月22日(水)
観衆 6,640人 天候 晴れ時々曇り 主審:清水勇人 副審:津野洋平/武田光晴
天皇杯3回戦
6月22日(水)
レノファ山口FC
天皇杯3回戦
6月22日(水)19:00
維新みらいふスタジアム
試合前
0前半0
1後半2
延長前半
延長後半
PK
73分 池上丈二
84分 初瀬亮
90分 酒井高徳
ヴィッセル神戸
73分 池上丈二 | 得点者 | 84分 初瀬亮 90分 酒井高徳 |
---|---|---|
79分 石川啓人 → 高木大輔 90+2分 池上丈二 → 神垣陸 大槻周平 → 沼田駿也 | 選手交代 | HT 小林友希→ 大﨑玲央 HT 山口蛍 → 橋本拳人 HT ボージャン・クルキッチ → 大迫勇也 69分 武藤嘉紀 → 郷家友太 76分 山川哲史 → 酒井高徳
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16 | シュート | 8 |
9 | GK | 17 |
4 | CK | 3 |
6 | 直接FK | 6 |
9 | 間接FK | 0 |
0 | PK | 0 |
9 | オフサイド | 0 |
87分 吉岡雅和 | 警告 | 87分 汰木康也 |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 31 | 寺門 陸 |
---|---|---|
DF | 3 | ヘナン |
DF | 6 | 渡部 博文 |
DF | 14 | 橋本 健人 |
DF | 22 | 生駒 仁 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
MF | 20 | 田中 渉 |
FW | 7 | 石川 啓人 |
FW | 13 | 大槻 周平 |
FW | 16 | 吉岡 雅和 |
GK | 17 | 吉満 大介 |
---|---|---|
DF | 2 | 菊地 光将 |
DF | 41 | 桑原 海人 |
MF | 26 | 神垣陸 |
MF | 33 | 山瀬功治 |
FW | 18 | 高木大輔 |
FW | 19 | 沼田駿也 |
ヴィッセル神戸
GK | 18 | 飯倉 大樹 |
---|---|---|
DF | 3 | 小林 友希 |
DF | 17 | 菊池 流帆 |
DF | 19 | 初瀬 亮 |
DF | 23 | 山川 哲史 |
MF | 5 | 山口 蛍 |
MF | 16 | 汰木 康也 |
MF | 22 | 佐々木 大樹 |
FW | 33 | 扇原 貴宏 |
FW | 9 | ボージャン・クルキッチ |
FW | 11 | 武藤 嘉紀 |
GK | 32 | 廣永 遼太郎 |
---|---|---|
DF | 24 | 酒井 高徳 |
DF | 25 | 大﨑 玲央 |
MF | 7 | 郷家 友太 |
MF | 15 | 橋本 拳人 |
MF | 20 | 井上 潮音 |
FW | 10 | 大迫 勇也 |
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監督コメント
悔しいです。勝たせてあげられなかった悔しさと、まだまだという悔しさがあります。
-相手を追い詰めていながら勝ちきれなかった。どこに要因があったと考えているか?
力がないというところです。もちろん個のレベルの差はやはり感じました。ただ、サッカーはそこも大事ですが、最後の最後のメンタルのところも、トレーニングからもっと意識してやらないといけないということも感じました。
-神戸に対する狙いどころはどこにあったか?
個はやはり持たせると何でもできますので、自分たちから狙いを持ったプレッシャーにはトライしました。前半の終わりくらいにボランチのところをフリーにさせてしまったというところはありましたが、大体はしっかりとプレッシャーボックスの中で合わせ、二個目、三個目で奪うということの狙いはできていたと思います。
-神戸に対して選手はしっかり戦えていたと思うが、選手の動きはどう評価しているか?
選手はどうやってビルドアップするかを、神戸さんを相手にもしっかりチャレンジし、はがせるところはありました。そこは続けてクオリティーを上げていかないといけないと思いました。奪ったボールを奪われるイージーミスは、まだまだトレーニングする余地があると思います。
-前半の飲水タイムではどういう修正をしたか?
プレッシャーの掛け方の部分でもう少し前で限定して、奪いどころをはっきりするということは言いました。
-プレッシャーはいつもよりは後ろから掛けていく形だったが、できていた部分もあるのではないか?
神戸さんが相手だったということもありますが、そういうところでスイッチの掛け方、ファーストディフェンダーの掛け方は、駆け引きした中で行くということは今後もやっていきたいと思います。
-リードしたあとの戦い方で、反省点はあるか?
終わってしまったことなので、こうすればよかった、ああすればよかったというのはありますが、やはり最後の最後の甘さをなくしていかないことには、こういう失点はなくならないと思います。
ボールは一つですので、もう一歩、二歩のところをもっとやらないことには上には行けないと思います。そこをやれないことにはチームとしても、個人としても上にはいけないと思いますので、そこはもっと意識を変える。こういうテンションでトレーニングしていくということは、神戸さんを相手に気付かされたところでもありました。
-リーグ戦にどうつなげたいか?
リーグ戦につなげないといけないです。一試合一試合成長するためにやっていますので、J1の神戸さんとやったテンションをトレーニングから続けていくしかない。そうしないことにはJ1には上がれないと思います。
-善戦でサポーターもいろいろと感じ取ったと思う。どういう試合をリーグ戦で見せていきたいか?
常々言っている通り、戦う姿、最後まで全員で諦めない姿、その最低限のところは求めてきています。最近は勝てていないので、何言ってるんだと思われるかもしれませんが、やはりもう一回見たいとサポーターの心を揺さぶるサッカーをしたいと思っています。メンタルだけではないですが、そこに一番、スポーツをやっている意味があると思っています。常に100パーセントで最後まで諦めないというのが山口のサッカーだということを植え付けたいと思います。
次は勝点3を取れるように、また成長するように、トレーニングからやっていきます。
選手コメント
-みらスタでの試合で先発だった。どういう思いで試合に入ったか?
相手がJ1で、自分の中で気持ちが入った試合でした。その中で終盤に先制点があった中で、短い時間で2連続失点してしまったのは自分自身の力のなさですし、これからもっと成長していかないといけないと思います。
-初瀬亮選手の同点ゴールは反応できていたが、味方がブラインドになっていたようなことはあったのか?
少しブラインドになった状態でしたが、そこをはじききれるかどうかが、今後、チームが上にいけるかどうかが懸かると思います。キーパーは重要なポジションだと思いますので、そこをはじけるようになっていかないといけないと思います。(ブラインドになっていたのは)言い訳にすぎないです。
自分のコーチングで味方をプレッシャーに掛けさせにいくとか、自分のできることはあったと思います。
-サポーターの応援はどう感じ取っていたか?
すごくパワーをもらいました。リーグ戦とも違う雰囲気も感じる中で、ホームで初めての出場でしたが、ファン、サポーターの存在が大きいと改めて感じました。
-どう経験を生かしていきたいか?
J1相手に自分の持ち味を出せたところもありますが、もちろん出せなかった部分も多かったです。試合には負けてしまいましたが、良い経験ができたと思いますので、ここからリーグ戦にも出場できるように頑張っていきたいと思います。
チームの前半戦は思い描いている結果ではなかったですが、後半戦はチームとしても上位に食い込んでいけるようにしていかないといけないです。個人としても関さん(関憲太郎選手)の壁を越えてリーグ戦に出場できるように、一日一日頑張っていきたいと思います。
-得点の場面を振り返ってほしい。
ワタル(田中渉選手)が良い感じに前を向いてくれていました。横に相手はいましたが、前のスペースが空いていたので、ワタルがうまくシュートを打ってくれというようなメッセージのあるパスを出してくれました。あとは僕自身が足を振るだけという感じで、僕らしいシュートではなかったですが、うまく力が抜けてゴールに入ってくれました。狙い通りのコースに決めきれてよかったです。
-守備では4-4-2に可変しているが、どういうことを意識していたか?
中でうまく(佐藤)謙介さんとか後ろの選手が声をかけてくれていました。その声掛けに対してうまく動くことは意識していました。(可変は)練習からやっているので難しさはないです。
-最後の時間帯をしのぎきるために必要なことは何か?
リーグ戦にも言えることですが、90分を通してあの時間帯はレノファとして本当に学ばなければいけないシーンが数多くありました。行くべきなのか、ブロックを築くのか、中ではもっと話さないといけないです。きつい時間帯になってからでも、より声掛けを大事にするということはこれから先も必要だと思います。
-ボールを受ける場面も多かった。攻撃面全体の手応えもあるのではないか?
手応えはありましたが、結果が全てです。勝ち切りたかったという思いがあります。結果が全てですので、次に向けて、またやっていきたいと思います。本当にリーグ戦はなかなか流れに乗れていないですし、しっかり勝点3を取って、流れに乗っていきたいです。レノファらしくしっかり勝点3を取れる試合を見せていきたいです。