第14節5月6日(月・祝)
観衆 7,694人 天候 雨 気温 20.1度 湿度 90% 主審:井上 知大 副審:大川 直也/鶴岡 泰樹 四審:廣瀬 成昭
明治安田J2リーグ
5月6日(月・祝)14:00
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田J2リーグ
5月6日(月・祝)14:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
2前半0
0後半0
AWAY
モンテディオ山形
観衆 7,694人 天候 雨 気温 20.1度 湿度 90% 主審:井上 知大 副審:大川 直也/鶴岡 泰樹 四審:廣瀬 成昭
33分 新保 海鈴 39分 若月 大和 | 得点者 | |
---|---|---|
46*分 山本 駿亮→梅木 翼 64分 若月 大和→河野 孝汰 64分 野寄 和哉→吉岡 雅和 72分 末永 透瑛→加藤 潤也 88分 田邉 光平→池上 丈二 | 選手交代 | 46*分 氣田 亮真→坂本 亘基 46*分 川井 歩→山田 拓巳 46*分 杉山 直宏→イサカ ゼイン 72分 髙江 麗央→國分 伸太郎 77分 吉田 泰授→高橋 潤哉 |
12 | シュート | 10 |
8 | GK | 9 |
6 | CK | 12 |
13 | 直接FK | 6 |
0 | 間接FK | 2 |
1 | PK | 0 |
0 | オフサイド | 2 |
24分 野寄 和哉 90分 板倉 洸 | 警告 | |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 13 | 板倉 洸 |
DF | 6 | キム ボムヨン |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 48 | 新保 海鈴 |
MF | 68 | 野寄 和哉 |
MF | 37 | 田邉 光平 |
MF | 18 | 相田 勇樹 |
MF | 38 | 末永 透瑛 |
FW | 9 | 若月 大和 |
FW | 19 | 山本 駿亮 |
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 14 | 沼田 圭悟 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
MF | 7 | 加藤 潤也 |
MF | 16 | 吉岡 雅和 |
FW | 20 | 河野 孝汰 |
FW | 24 | 梅木 翼 |
モンテディオ山形
GK | 1 | 後藤 雅明 |
---|---|---|
DF | 2 | 吉田 泰授 |
DF | 4 | 西村 慧祐 |
DF | 15 | 川井 歩 |
DF | 29 | 相馬 丞 |
MF | 7 | 髙江 麗央 |
MF | 18 | 南 秀仁 |
MF | 41 | 後藤 優介 |
FW | 9 | 有田 稜 |
FW | 10 | 氣田 亮真 |
FW | 37 | 杉山 直宏 |
GK | 16 | 長谷川 洸 |
---|---|---|
DF | 6 | 山田 拓巳 |
DF | 83 | 菊地 脩太 |
MF | 14 | 坂本 亘基 |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
MF | 42 | イサカ ゼイン |
FW | 36 | 高橋 潤哉 |
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監督コメント
(試合総括)
ゴールデンウィークの最終日で、足元の悪い中、多くのお客さんが集まってくれました。その皆さんと喜びを分かち合えたことを非常に素晴らしく感じています。
試合はピッチコンディションがどうなるか、雨がどうなるか、乾くのか乾かないのか、山形さんがつないでくるかどうか。そういう中で、非常に難しい選択でした。試合前のアップの時には中央部分は少し乾いていましたので、山形さんがどうやってくるかは迷いかねてはいましたが、前半はシンプルに入り、相手をひっくり返した中で走力を高めてゴールに迫ろうという部分がありました。うまく2得点を取れたのは良かったと思います。
後半は隙を作らず、危ない場面は少なかったと感じています。一人一人が集中力を切らさず、仙台戦やそれ以前のゲームで出た課題をしっかり意識して取り組んでくれました。
リーグ戦での連戦はこれが最後になりますので、ここからは1週間1週間、出た課題を修正し、上積みしていくという作業ができます。今晩一晩は喜びを噛み締めて、明日からまたレベルアップを図れるようにチーム一丸となってやっていきたいと思います。
-雨のホーム戦で勝つことができた。率直な感想を聞かせてほしい。
まだ1試合ですが、本当に今年のホームの試合は雨が多く、お祓いに行かないといけないなと感じていますが、難しいコンディションの中で、試行錯誤の中ですが、結果が出たのは自信につながると思います。こういう厳しい戦いは続いていきますので、上位に食らいついていけるようにやっていきたいと思います。
-前半で2得点を挙げたが、どこが良かったと感じているか?
やることははっきりしていたと思いますが、背後の部分を強く意識して、どんどんプレッシャーを掛けて圧力を高めることをうまく選手は遂行してくれたと思います。
-得点場面では両方ともボールへの反応が早かった。その部分の評価を聞かせてほしい。
レスポンスタイムという言葉を使って、一つひとつの反応を早くするトレーニングや意識付けは口酸っぱく言っています。選手が体現してくれたのをたくましく感じます。一瞬一瞬で相手を上回るプレーは続けてやっていかないといけないと感じています。
-前半24分頃に末永透瑛選手が左サイドでボールを運び、この時間帯から攻撃が活性化したと思うが、彼のプレーはどうだったか?
実は今日のホテルでの軽食の時にスタメンを伝えましたが、前への推進力を持って躍動してくれて、狙い通りのプレーをしてくれました。入りは硬い部分もありましたが、一つのプレーで周りも勇気づけられ、乗ってくるものはあると感じています。仙台戦では全体的に一人一人が他の選手に頼りがちになっていましたが、一人一人が強い気持ち、俺が引っ張るんだという気持ちを出していければと感じています。
-末永選手はどういうところが伸びてきていると感じているか?
まだまだ伸びしろがあると感じています。ドリブルで突破したシーンは何度も繰り返せますし、相手にとって脅威となる選手にまだまだ成長できると思います。
-右サイドバックで起用した板倉洸選手のプレーはどうだったか?
板倉には私自身も口酸っぱく直さなければいけないところ、強みになるところを伝えるようにしています。J2のレベルにも慣れてきて、少したくましくなってきたと感じています。状況に応じたプレーができよるようになってきました。
-板倉選手は八戸でもサイドバックをしていたと思うが、どういうところで成長を感じるか?
一番は周りを引っ張ろうとする姿勢が出てきたことです。今までは周りに頼っていた部分がありましたが、声掛けの部分、自分がやらないといけないという気持ちを前面に押し出した部分というのが出てきたと思います。ただ、相手のセンターバックの跳ね返しの距離と、板倉の飛距離では差があります。中盤を超えるだけでも流れは変わってきますので、そういう部分はもっと期待したいと思います。
-得点した若月大和選手、新保海鈴選手の評価も聞かせてほしい。
新保に関して言えば、連戦の疲れも見せずにたくましくやってくれています。守備の部分でもたくましく、頼られる存在になってきたと感じています。ただ油断しての隙はあると伝えています。今日も一つ、二つそういうシーンはあったと思いますが、さらに高みを目指せる選手で、まだまだ上に行ける選手だと感じています。
若月はここ2試合、ゲームからは遠ざかっていましたが、ピッチの外から俯瞰して見ることもできたと思いますし、自分の良さと修正しなければいけないポイントを踏まえた中で、今日は本当にアラート感を持ってやってくれたと思います。
-若月選手はPKを外した直後のプレーで得点した。彼のメンタリティーについてどう思っているか?
悔しい気持ちは大事だと思っています。どの選手も全てが上手く行くわけではないですが、上手くいかなかったあとの次のプレーだったり、次の試合だったり、どこに悔しいエネルギーを持っていくか。そういうことは常々選手に伝えていますが、自分をポジティブな方向に持っていけるのは一つの能力だと感じています。気持ちを切らさずに次のチャンスで決めるという強い気持ちを出してくれたと思います。そういう部分も一つの価値であろうと思います。
-試合終盤は相手が攻撃の圧力を高めてきたが、志垣監督自身は安心して見ることはできていたか?
今日に関して言えば、少し安心して見ることができた部分もありますが、仙台戦でもちょっとした隙を見せていた部分があります。そういうところをみんなが意識した中で、シャープに戻すスピードだったり、お互いの背中を拾いあう姿勢だったりは良かったです。ただ山形さんも何もないところからでも一発を決めきる力がありますので、最後はドキドキもしましたが、集中切らさずやってくれたと思います。
-次戦で連勝するためにどういうことをやっていきたいか?
より高みを目指すために連勝は不可欠だと思います。ただ先を見ずに目の前の試合に集中し、その一試合に向けての準備を練習の中からしっかりやっていくことが一番です。ベースであるインテンシティーを落とさずに、精度と質にこだわり、勝利に貪欲に、気持ちを切らさずに1年間戦っていくことが、最終的な結果につながってくると思います。プロセスを大事にしてやっていきたいと思います。
選手コメント
-試合を振り返っての感想を聞かせてほしい。
前節は痛い負け方になり、相手に上回られて走り負けた部分がありましたが、今回はフレッシュな選手も入った分、前線はとにかく走りきろうと全員で戦いました。相手よりしっかり走って、相手よりもチャンスを作ることができたのは良かったです。
-雨のホーム戦を勝てたことはどう感じているか?
雨の中でなかなか勝てなかったですし、選手も気持ちの部分で不安もあったと思いますが、それを払しょくするゲームができたのは良かったです。
-PKを外したあとに得点した。その間はどういうことを意識していたか?
PKを外しましたがもう一度チャンスが来ることはすごく感じていました。貪欲に行こうと思っていた中で、良いところにこぼれてきました。近くに(末永)透瑛がいましたが、ゴールが見えたので、絶対に振り抜こうと思って先に蹴りました。
-ホーム戦では初得点となったが、どう感じているか?
ここ2試合は試合に出られていなかったですが、その前まではコンスタントに出られていました。ただ得点が開幕戦以降は取れていなかったですので、取らないといけないという気持ちや不安もありましたが、今日は一つ達成できました。喜びも前回よりも大きかったですし、盛り上がった雰囲気もすごく良かったです。ホームでみんなが見ている前で決められたのは良かったです。
-先制点の場面を振り返ってほしい。
ボムさん(キム・ボムヨン選手)がうまく自分のところに転がしてくれたので、トラップが決まってうまく振り抜ければ良いなと思っていました。実際に上手くトラップを決まることができ、振り抜けて良かったです。
-得点したときはどういう思いが込み上げてきたか?
本当にゴールした瞬間は嬉しかったですが、それと同時に先制しても勝ちきれない試合が続いていましたので、締めないといけないというか、若干の怖さもありました。(喜びと不安の)どちらの気持ちもありました。
-レノファでは初ゴールとなった。その部分はどう感じているか?
レンタルも合わせて4年間在籍させてもらっていて、アシストという結果は残せていますが、ゴールという結果、勝利という結果には貢献できていないと感じていましたの。得点できたのは初めの一歩になったと思っています。試合に出させてもらっている以上、チームを勝たせないと意味がないですので、そういう意味ではまだまだ足りないとも感じています。
-雨の中での試合だったが、どういうプレーを考えていたか?
相手チームに比べると、雨の中で何回もやっている分、多少はアドバンテージはあると思いますが、予測不能な展開になることがありますので、そこへの慣れはないです。ただ、こういう試合ではこういう戦い方をしようという認識を合わせることはできると思います。
-自陣ではセーフティーなプレー選択をしたと思うが、それも雨を意識してのものだったのか?
志垣さんからは「レノファは今年、PKで3失点している」という話もありましたし、もう一度みんなで見つめ直すというか、ファウルしてはいけないところはどこかを認識して、セーフティーにプレーしました。
-今後への意気込みを聞かせてほしい。
どんなプレーであれ、サポーターの皆さんは勝つところを見たいと思いますし、僕らも勝つためにやっています。志垣さんも良く「綺麗にやろうとするな」と言っていますし、泥臭く勝利に貪欲な姿勢を見せていきたいと思います。泥臭く、勝利につながる姿勢を見せていきたいと思います。