準々決勝9月25日(水)
観衆 6,201人 天候 雨 気温 20.5度 湿度 90% 主審:小屋 幸栄 副審:五十嵐 泰之/武田 光晴 四審:先立 圭吾
天皇杯
9月25日(水)18:30
ニッパツ
レノファ山口FC
天皇杯
9月25日(水)18:30
ニッパツ
試合終了
1前半1
0後半4
横浜F・マリノス
観衆 6,201人 天候 雨 気温 20.5度 湿度 90% 主審:小屋 幸栄 副審:五十嵐 泰之/武田 光晴 四審:先立 圭吾
23分 奥山 洋平 | 得点者 | 16分 山根 陸 51分 エウベル 71分 ヤン マテウス 77分 水沼 宏太 86分 アンデルソン ロペス |
---|---|---|
59分 サーラット ユーイェン→池上 丈二 73分 佐藤 謙介→田邉 光平 73分 末永 透瑛→五十嵐 太陽 79分 板倉 洸→山瀬 功治 79分 奥山 洋平→石川 啓人 | 選手交代 | 59分 山根 陸→喜田 拓也 59分 小池 龍太→加藤 聖 59分 井上 健太→水沼 宏太 67分 エウベル→ヤン マテウス 76分 渡邊 泰基→山村 和也 |
14 | シュート | 14 |
9 | GK | 11 |
3 | CK | 5 |
11 | 直接FK | 12 |
3 | 間接FK | 0 |
0 | PK | 0 |
3 | オフサイド | 0 |
28分 サーラット ユーイェン 31分 沼田 圭悟 33分 板倉 洸 41分 沼田 圭悟 | 警告 | |
41分 沼田 圭悟 | 退場 | 36分 ジャン クルード |
レノファ山口FC
GK | 1 | チェ ヒョンチャン |
---|---|---|
DF | 6 | キム ボムヨン |
DF | 13 | 板倉 洸 |
DF | 14 | 沼田 圭悟 |
DF | 40 | 平瀬 大 |
MF | 4 | サーラット ユーイェン |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 11 | 田中 稔也 |
MF | 16 | 吉岡 雅和 |
FW | 30 | 奥山 洋平 |
FW | 38 | 末永 透瑛 |
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 2 | 高橋 秀典 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
MF | 33 | 山瀬 功治 |
MF | 37 | 田邉 光平 |
FW | 17 | 石川 啓人 |
FW | 55 | 五十嵐 太陽 |
横浜F・マリノス
GK | 21 | 飯倉 大樹 |
---|---|---|
DF | 13 | 小池 龍太 |
DF | 15 | 上島 拓巳 |
DF | 16 | 加藤 蓮 |
DF | 39 | 渡邊 泰基 |
MF | 9 | 西村 拓真 |
MF | 28 | 山根 陸 |
MF | 45 | ジャン クルード |
FW | 7 | エウベル |
FW | 10 | アンデルソン ロペス |
FW | 17 | 井上 健太 |
GK | 1 | ポープ ウィリアム |
---|---|---|
DF | 24 | 加藤 聖 |
MF | 8 | 喜田 拓也 |
MF | 47 | 山村 和也 |
FW | 11 | ヤン マテウス |
FW | 14 | 植中 朝日 |
FW | 18 | 水沼 宏太 |
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監督コメント
(試合総括)
足元が悪い中、多くのレノファサポーターの皆様が来てくださったことをありがたく思っています。声援が後押しとなって、非常にアグレッシブに試合ができたと感じています。
実力の差はある中で、守備で下がってしまうと、やはり何でもないところからでも得点できる横浜F・マリノスさんの力がありますので、アグレッシブにプレッシャーを掛けようというプランで入りました。ある程度できた部分も多かったのではないかと感じています。
攻撃の部分では背後を狙う。前半は背後を狙い、後半は中盤でスペースを作り出そうという狙いを持って戦いました。その中で相手が一人少なくなって、少し我々のペースになるのかなと思いきや、ボールを持った時の軽率なミスが多かったと思います。
後半は得点を取るチャンスもありましたが、警戒していたカウンターのところで、前線のパワーとスピードがある選手にやられてしまったことは、まだまだ実力の差があると感じています。
ただ横浜F・マリノスさんに対してアグレッシブに戦った選手を讃えたいと思います。我々はJ1のスタンダードを経験しにここに来たのではなく、勝ちにきたということは出せたと感じています。
今年始動した時に、J1のスタンダードを求め、ワンプレーワンプレーにこだわって日頃の練習からやっていこうとやってきました。本気のマリノスさんと戦えたことはクラブの財産であると思いますが、良い経験に終わらせることではなく、こういう相手と常々やれるようなレベルに挑むことがクラブに成長であると思います。
残りのリーグ戦、プレーオフのチャンスも残されていますので、上を目指して、チーム全体で取り組んでいきたいと思います。
-奥山洋平選手を前線で起用したが、その意図を聞かせてほしい。
奥山は思った以上のプレーをやってくれたと思います。マリノスさんはハイラインで前からプレスを掛けてきますので、うまく起点を作った中で背後に行くということに勝機を見出したいと考えていました。一番警戒しないといけないのはカウンターでしたので、スピードに慣れるまでは背後を狙う。後半で失点してしまいましたが、中盤で失ってしまうとあのような形のカウンターを出させてしまうので、なんとか中盤までは粘り強くやれたのは良かったと思います。
-同点で迎えた後半は、引き気味に入るという選択肢もあったと思うが、それを選択しなかった理由を聞かせてほしい。
まだまだ若い選手もいますし、真っ向勝負をしたかったです。あとはどうしても引いて守ると事故が起きてしまいますし、セットプレーだと我々のほうが身長が低いですので、力のある選手を自ゴールに近づけないということでの選択をしました。
-J1クラブと対戦したことで得たものはあるか?
質の差、アスリート能力の差、技術の差があるのは、認知の差です。視覚認知力ということを選手に伝えていますが、決断、判断の前に認知があります。その差を埋める作業を日々やっていきたいと思います。
選手コメント
-今日の試合を振り返っての感想を聞かせてほしい。
攻撃陣としてはもっと点が取れるチャンスがありました。そこを決めていれば勝ちに近づけられたと思います。そこは自分たちの実力が足りなかったと思います。
-FWでの起用となったが、どういうことを意識したか?
町田にいた今年前半の半年間はFWをすることが多かったので、そこの経験を生かしながら、自分の特徴である裏へのスピードを使って得点を狙い続けようと思っていました。自分が裏に抜け出したタイミングで、ボランチも裏へ良いパスを何度も出してくれました。そこで得点につなげられなかったので、もっと質は上げていかないといけないと思いました。
-攻撃の狙いについては手応えはあったか?
相手のラインが高かったというのがあったので、裏を狙うのは相手にとっても嫌だったと思います。(末永)透瑛も裏を狙える選手でしたので、そこで起点を作っていこうという話はしていました。起点となったあとのプレーのレベルはもっと上げていかないといけないと思いました。
-一時は同点とするゴールを決めた。その場面を振り返ってほしい。
どんな場面からでも得点の可能性はあると思います。そこは常に狙っていました。それが結果になって良かったです。
-リーグ戦にはどのように生かしていきたいか?
攻撃の選手なので得点やアシストという結果の部分を見せていかないといけないと思います。リーグ戦でもしっかりと得点とアシストで勝利に貢献したいと思います。
-試合を振り返ってほしい。
数字では大差がついてしまったので、明確な力の差は感じました。実際に通用する部分も、まだまだ部分もありましたが、全く何もできなかったわけではないと思います。そういったものをリーグ戦へフィードバックしていければと思います。
-力の差はどのようなところに感じたか?
クオリティーの部分は大きいです。一つひとつのフィニッシュの精度もそうですが、現代サッカーで考えれば、これだけインテンシティーの高いサッカーをどのチームもやっている中では、フリーでボールを持てる時間はなかなかないです。相手を背負っていたり、プレッシャーを受けていたりする時に何ができるかは、個人の価値になってくると思います。
プレッシャーには行くけれどもいなされてしまうとか、突破されるとか、そういうところが随所に出てしまうと、後手に回らざるを得ないので、最終的には大きなギャップになってしまう。レノファがこの先さらに強いチームになっていくのであれば、一人ひとりが何ができるかということのクオリティーを追求していくべきだと思います。
-どういうところが試合で通用したと感じているか?
チームとしてどういう形でボールを奪いに行くか、奪ったあとどういう形で攻めていくか、そういうところは明確なプランがありました。奪いに行ってはがされる場面の話はしましたが、相手にとって不利な状況を作り出せれば、ボールを奪える機会はありました。実際に攻撃でも1点を取れて、それ以外でも得点に近いような形を作り出せていましたので、全く何もできなかったわけではないです。やはりマリノスは強かったですが、相手に対してできた部分は自信を持って次のリーグ戦に繋げていければ良いと思います。
-古巣対戦でもあったが、その部分で意識したことはあったか?
J1チームとの古巣対戦は本当に久しぶりでした。意識しないようにはしていましたが、思い入れはあります。メンバーに入るかは直前まで分かりませんでしたが、プレーしているところを見たいという声は聞こえてきていました。そういうこともありましたので、できればピッチに立ちたいと思っていました。こういう展開にはなりましたが、ピッチに立てたことは良かったです。
-リーグ戦は4連敗しているが、天皇杯をどうリーグ戦に生かしていきたいか?
4連敗していると一部分だけを切り取って見ればネガティブな情報ではありますが、4連敗していても、4連勝していても、次の試合で勝つ確率は変わらないので、あまりそこのところは意識せず、チームとして何をするべきなのか、何ができるのかというところが大事です。今日の試合から得たもの、練習する中で積み上げているもの、そういう小さいものをコツコツ積み上げていくことしかできないと思います。そこにどれだけフォーカスして、どれだけの質、エネルギー、こだわりを持って取り組めるかが一番重要です。そういった部分を大事にしながら取り組んでいくしかないと思います。