天皇杯2回戦6月12日(水)
観衆 957人 天候 晴れ 気温 27.2度 湿度 45% 主審:椎野 大地 副審:大矢 充/関谷 宣貴 四審:三田 隆幸
天皇杯
6月12日(水)19:00
正田スタ
レノファ山口FC
天皇杯
6月12日(水)19:00
正田スタ
PK戦終了
0前半1
1後半0
0延長前半0
0延長後半0
3PK2
ザスパ群馬
観衆 957人 天候 晴れ 気温 27.2度 湿度 45% 主審:椎野 大地 副審:大矢 充/関谷 宣貴 四審:三田 隆幸
61分 シルビオ ジュニオール | 得点者 | 40分 細貝 萌 |
---|---|---|
61分 野寄 和哉→末永 透瑛 61分 山瀬 功治→石川 啓人 61分 五十嵐 太陽→加藤 潤也 77分 佐藤 謙介→田邉 光平 85分 シルビオ ジュニオール→若月 大和 91分 山本 駿亮→ヘナン | 選手交代 | 67分 細貝 萌→高橋 勇利也 67分 平松 宗→佐川 洸介 77分 山中 惇希→田頭 亮太 85分 永長 鷹虎→齊藤 聖七 85分 杉本 竜士→小野関 虎之介 116分 川上 エドオジョン 智慧→岩元 ルナ |
13 | シュート | 8 |
14 | GK | 16 |
4 | CK | 8 |
12 | 直接FK | 15 |
1 | 間接FK | 2 |
0 | PK | 1 |
1 | オフサイド | 2 |
76分 加藤 潤也 106分 若月 大和 | 警告 | 12分 佐藤 亮 20分 細貝 萌 |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 13 | 板倉 洸 |
DF | 14 | 沼田 圭悟 |
DF | 50 | 今井 那生 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 11 | 田中 稔也 |
MF | 33 | 山瀬 功治 |
MF | 68 | 野寄 和哉 |
FW | 19 | 山本 駿亮 |
FW | 55 | 五十嵐 太陽 |
FW | 94 | シルビオ ジュニオール |
GK | 1 | チェ ヒョンチャン |
---|---|---|
DF | 3 | ヘナン |
DF | 17 | 石川 啓人 |
MF | 37 | 田邉 光平 |
FW | 7 | 加藤 潤也 |
FW | 9 | 若月 大和 |
FW | 38 | 末永 透瑛 |
ザスパ群馬
GK | 42 | 石井 僚 |
---|---|---|
DF | 3 | 大畑 隆也 |
DF | 5 | 川上 エドオジョン 智慧 |
DF | 17 | 山中 惇希 |
DF | 25 | 中野 力瑠 |
MF | 10 | 佐藤 亮 |
MF | 11 | 杉本 竜士 |
MF | 33 | 細貝 萌 |
MF | 35 | 玉城 大志 |
MF | 41 | 永長 鷹虎 |
FW | 23 | 平松 宗 |
GK | 13 | 近藤 壱成 |
---|---|---|
DF | 29 | 田頭 亮太 |
MF | 19 | 齊藤 聖七 |
MF | 22 | 高橋 勇利也 |
FW | 18 | 岩元 ルナ |
FW | 30 | 小野関 虎之介 |
FW | 40 | 佐川 洸介 |
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監督コメント
(試合総括)
平日にも関わらず多くのサポーターの皆様が駆けつけていただいて、PKという形で次のステージに進めたということは非常に喜ばしいことだと思います。サポーターの皆様に感謝したいと思います。
リーグ戦の前半戦では群馬さんに4-0で勝利することはできましたが、その試合も先制できたから良かったものの、ボールをつながれた部分がありましたので、今日は群馬さんへの対策をしての入り方をしました。比較的うまくいった部分は多かったと感じていますが、PKをまた与えてしまったことは反省点だと感じています。
前半は何回か危うい場面も作られましたが、サイドから突破されても最後で中を締めていましたので、それほど危険な場面はなかったと思います。後半に関して言えば、前半のところを修正し、攻撃の部分で何回か決定機は作れました。そこで決めきる力は付けていかないといけないと感じていますが、しっかり追いついたと思います。
延長戦に関してはお互いに打ち合いのような感じになりましたが、粘り強く対応し、チャンスも作り出せていたと感じています。最後はPK戦という形でしたが、次のステージに進めたことが全てだと感じています。新たなやり方も後半戦に向けての一つの良いきっかけが見つかったと感じていますので、チーム一丸となって、次の試合に向けてやっていきたいと思います。
-相手に持たれて下げさせられる印象も受けたが、それはどう感じているか?
多少難しい状況ではありましたが、中に差し込まれる決定的なボールはなかったと思います。どうしても組み合わせの部分もありますし、プレスが掛からない時もありましたが、ある程度は割り切ってやれていました。相手を引き出してカウンターということもできていましたので、狙い通りにもやれていたと思います。
-田邉光平選手を後半に投入した狙いはどういうものだったのか?
山瀬功治と佐藤謙介は合わせると七十何歳になりますが、本当にハードワークしてくれていました。とはいえ暑い中で体力も落ちてきたところが見えてきましたので、フレッシュな田邉と石川啓人を入れて、ボールが収まるタイプと機動力があるタイプを入れることで、ある程度攻撃を支配したいという狙いがありました。
-延長戦の前にはどういう言葉を掛けたのか?
うまくいっていた部分も多々ありましたが、最後はサイズが小さくなりましたので、どうやってゴールを取るか。なるべくセットプレーを少なくするということは伝えました。
-再びリーグ戦で群馬と対戦するが、どういう準備をしていきたいか?
まずはリフレッシュすることに尽きると思います。メンバーも多少の変更はあると思いますが、その中でもできたこととできなかったことを整理して、群馬さんも必死にやってくると思いますので、そこに対しても万全の準備をしたいと思います。
選手コメント
-レノファでは公式戦初出場となった。試合を振り返ってほしい。
まずはトーナメントですので、勝つことが全てです。次のラウンドに進めたということが本当に良かったです。先制されて、追いついて、延長戦に入るというタフなゲームで、最後は戦術や技術というよりも気持ちの勝負だと思っていました。チームメイトも足が攣りながらでしたが、声は切れていなかったです。そういうことを120分を通してできたことが勝ちにつながったと思いますし、チームメイトもチームも誇りに思います。次のラウンドでまた試合ができるのはとてもうれしい気持ちがあります。
-試合を通して落ち着いてプレーできていたと思うが、振り返ってどう感じているか?
公式戦ですが、自分の意識としてはできるだけ普段の自分を出せればと思っていました。練習でやっているシュートの予測や相手の狙いを把握することだったり、自主練習でやっているキックとか、練習で積み上げてきたことを出そうと思っていました。改善点はありますが、全体を通して発揮できていたと思います。
-後半終了の前には好セーブもあったが、セットプレーの守備はどういう狙いを持って臨んだか?
ヘディングが強い選手がいたのと、1失点目のPKにつながったシーンもコーナーキックからの流れでしたので、セットプレーはポイントになると思っていました。最後は僕が止めたという形になりましたが、みんなのセットプレーでの集中力は感じていましたので、そこが最後でやられなかった要因だと思います。
-PK戦はどういうことを考えてゴール前に立ったか?
無心というか、良い意味で冷静でした。相手もしっかり見られていましたし、蹴る前の駆け引きもありました。1本を止めましたが、相手のシュートがポストに当たったり、枠外に外れるというのは、プレッシャーを与えることができていたからかなと思います。天皇杯前の練習でPKのフィーリングは良くなかったですが、練習の良くない体験を改善して実戦に生かすことができたという感覚はあります。
-今後の試合に向けた意気込みを聞かせてほしい。
僕も初出場でしたし、なかなか出場時間が短かったり、試合に出られない選手にとって今日はチャンスの場でした。僕らにとっては後がないという気持ちでしたし、個人的にはここでやれなければ終わりというくらいの気持ちで臨みました。ここで勝ったことが、リーグ戦でのチームの底上げにつながると思います。リーグ戦は前半戦を良い順位で終えられていますので、またみんなで高めあって、良い雰囲気を継続していきたいです。天皇杯も次のラウンドに進めましたので、また勝って、さらに上に行けるチャンスを自分たちの手でつかみたいと思います。
-レノファでは初出場となった。試合を振り返っての感想を聞かせてほしい。
トーナメントなので勝つことが大前提として大事なことですので、チームとして次のステップに進めたことは良かったと思います。ただ個人としては、僕がもっとやらないといけないと感じました。去年は格上の相手と対戦したのでやりやすいところはありましたが、J2の同じカテゴリー同士の試合で体感したものは大きかったです。もっと練習から意識してやっていかないといけないと感じましたし、リーグ戦に絡むためにはもっと頑張らないと難しいと思いますので、しっかり整理して練習からやっていきたいと思います。
-試合に出たことの充実感もあるのではないか?
勝てましたし、失点もPKだけで、(流れの中から)やられていないということは自分にとってもプラスになりました。僕のストロングだったり、やれることは間違いなくあると思いますので、そこは圧倒的にやっていかないといけないと思います。できていない課題も出ましたので、練習から詰めていかないといけないと思います。
-前半は相手にチャンスを作られる場面もあったが、前線から限定できていないという感じだったのか?
相手に持たれているというよりは、持たせているという感じがありましたので、あまり悲観的にはなっていなかったです。相手の攻撃はボールを持つと上手いので、自分たちが長くボールを持とうということは思っていました。佐藤謙介さん、山瀬功治さんと一緒に持っていこうと思ってボールを運んでいました。相手に圧を掛けられたというようなイメージはなかったです。
-最後をやらせない守備はできていたと思うが、その点に関してはどう思っているか?
潤人くん(田口潤人選手)とも話していましたが、怖かったのはセットプレーでした。入りで不用意にファウルをしてしまったのは良くなかったと思います。もし最初のセットプレーで決められていたらゲームを難しくしていたと思いますので、そこは見つめ直さないといけないです。公式戦の雰囲気を久々に感じましたので、これを当たり前にできるような選手にならないといけないと思います。
-延長戦ではボールを持てていたが、その時間帯のリスク管理はどうだったか?
チャンスはありましたが、なかなか入らないという感じでしたが、相手のホームでしたので、カウンターになりそうな時の勢いはやはり迫力がありました。そこでしっかりリスク管理をして、隙を見せないようにしないといけないですし、もっと守備を構築していかないと、あの時間帯に決められると次のステップに行けなくなります。もっとこだわっていかないといけないです。僕たちが昇格という言葉を口に出せるチームになるには、そういうところはやっていかないといけないと思います。