第18節6月2日(日)
観衆 7,269人 天候 曇 気温 27.8度 湿度 31% 主審:清水 修平 副審:金井 清一/千葉 直史 四審:田代 雄大
明治安田J2リーグ
6月2日(日)14:00
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田J2リーグ
6月2日(日)14:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
2前半0
0後半0
AWAY
清水エスパルス
観衆 7,269人 天候 曇 気温 27.8度 湿度 31% 主審:清水 修平 副審:金井 清一/千葉 直史 四審:田代 雄大
14分 吉岡 雅和 27分 佐藤 謙介 | 得点者 | |
---|---|---|
58分 佐藤 謙介→板倉 洸 66分 若月 大和→末永 透瑛 66分 山本 駿亮→野寄 和哉 75分 河野 孝汰→シルビオ ジュニオール 75分 新保 海鈴→沼田 圭悟 | 選手交代 | 46*分 矢島 慎也→松崎 快 46*分 ルーカス ブラガ→千葉 寛汰 53分 白崎 凌兵→宮本 航汰 80分 中村 亮太朗→成岡 輝瑠 80分 高橋 祐治→北爪 健吾 |
13 | シュート | 14 |
6 | GK | 12 |
4 | CK | 9 |
9 | 直接FK | 14 |
3 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
2 | オフサイド | 1 |
警告 | 50分 白崎 凌兵 62分 松崎 快 | |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 15 | 前 貴之 |
DF | 6 | キム ボムヨン |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 48 | 新保 海鈴 |
MF | 16 | 吉岡 雅和 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 37 | 田邉 光平 |
MF | 20 | 河野 孝汰 |
FW | 9 | 若月 大和 |
FW | 19 | 山本 駿亮 |
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 13 | 板倉 洸 |
MF | 68 | 野寄 和哉 |
MF | 14 | 沼田 圭悟 |
MF | 11 | 田中 稔也 |
FW | 38 | 末永 透瑛 |
FW | 94 | シルビオ ジュニオール |
清水エスパルス
GK | 57 | 権田 修一 |
---|---|---|
DF | 3 | 高橋 祐治 |
DF | 14 | 山原 怜音 |
DF | 66 | 住吉 ジェラニレショーン |
DF | 70 | 原 輝綺 |
MF | 11 | ルーカス ブラガ |
MF | 21 | 矢島 慎也 |
MF | 33 | 乾 貴士 |
MF | 41 | 白崎 凌兵 |
MF | 71 | 中村 亮太朗 |
FW | 23 | 北川 航也 |
GK | 1 | 沖 悠哉 |
---|---|---|
DF | 5 | 北爪 健吾 |
DF | 28 | 吉田 豊 |
MF | 13 | 宮本 航汰 |
MF | 19 | 松崎 快 |
MF | 25 | 成岡 輝瑠 |
FW | 30 | 千葉 寛汰 |
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監督コメント
(試合総括)
多くのお客さんにスタジアムに足を運んでいただき、メガホンの音もスタジアム中に響いて、素晴らしい雰囲気を作り出していただいたことが、この勝点3につながったと感じています。日頃から選手、スタッフを含めてみんながハードワークしてくれていますし、清水さんを相手に我々が良いゲームをして勝点3を取れたということは、大きな歴史につながるゲームになったと感じています。
前半の入りも良くて、良い形で得点を奪えたことは非常にポジティブでした。ただ、相手のゴールキーパーからのスタートになった時のポジションの取り方は少し遅かったですので、ハーフタイムでもう一度確認しました。
ディフェンシブサードに関しては、チャレンジした選手に対するカバーが甘かったり、中盤の選手の距離が広いところがありました。相手にはクオリティーの高い選手がいて、乾(貴士)選手のようにターンして運べる選手がいますので、ハーフタイムに甘さがあるということは投げかけて、後半は良い形でゲームを進めることができたと思います。
相対的に見て勝点3に値するゲームを選手はしてくれたと思います。まだ前半戦も終わっていないですし、今後も勝ち星を取り続けられるように、今後もしっかり続けていきたいと思います。
-梅木翼選手、相田勇樹選手を欠く中での試合だったが、それも含めて試合をどう評価しているか?
相田、梅木、平瀬(大)、池上(丈二)と今まで出場時間が長かった選手がコンディション不良もあったりして出場できなかったですが、出場時間を伸ばせていない選手も練習では頑張ってくれています。そういう選手が躍動してくれました。吉岡(雅和)も久しぶりの先発でしたが、彼が持っているパワーを最大限に発揮してくれたと思います。
先週も選手には、試合に出られていない選手、出場時間が短い選手も、悔しさを普段の練習や練習試合で発揮してほしいということは伝えていました。サッカー選手は感情豊かなので、うまくいかなかったり、苦しかったりする時に、どうしても間違った方向に感情を出してしまう状況もありますが、うちの選手たちは感情をピッチ上で、ポジティブなエネルギーにして表現してくれていると感じています。
-佐藤謙介選手は前節から再び先発起用しているが、どのように評価しているか?
謙介に関してもシーズン序盤は先発で頑張ってくれていましたが、その後はベンチになったり、時にベンチ外になったりして、悔しい思いもしていたと思いますが、そういうことを表に出さず、ベンチ外の選手を盛り上げたりしていました。出られていない選手とともにチャンスをつかむという気持ちは日頃の練習から見えていました。
努力する姿勢が結果に結びついたのは非常に喜ばしいことです。頑張っている選手にチャンスは転がってくると思っていますので、私自身も嬉しいです。全員が試合に出られるわけではないですが、11人、18人に入るためのポジション争いをしっかりして、入れなかった選手も、自分の価値を向上するために悔しい気持ちをまたピッチの上でぶつけてほしいと思います。
-吉岡雅和選手を先発した意図はどういうものだったのか?
右サイドで現在出ている選手は野寄和哉、田中稔也、吉岡になると思いますが、彼らは切磋琢磨して良いパフォーマンスを発揮してくれています。野寄も吉岡も田中も特徴を生かしたプレーができてきていると思います。常に言っていることですが、野寄が悪かったから外したのではなく、吉岡も調子が上がってきていました。その中で吉岡でスタートして、うまくバトンをつないでいくということを計算して入りました。最後は右に吉岡、左に野寄で、5枚で守る時間になったときも連係しながらやってくれたと思います。
-吉岡選手のフル出場は想定していたのか?
想定内ではないですが、途中でどうしようかと迷いましたが、本人に聞いたら「90分やれる」という話でした。久しぶりに90分出たのでしんどかったと思いますが、気持ちの強い選手です。決して表に出すタイプではないと思いますが、内に秘めた闘志は素晴らしいものを持っています。それをピッチ上で表現してくれたと思います。
-首位の清水を相手に、どういう指示を出して試合に臨んだか?
ゴール前のクオリティーはJ2トップクラスですし、J1にいてもおかしくない選手たちが揃っていますので、自分たちのゴールからはなるべく遠いところでしっかりボールをハントしにいくことは全員が意識していました。前からのプレスもはまっていたところもありました。後半は少し引いてしまったところはありますが、相手には力があり難しい時間帯もありましたが、うまく中を締めながら自分たちの奪いたいところに誘導できていたのではないかと思います。
-セカンドボールへの出足も速かったと思うが、どうだったか?
セカンドボールの回収やレスポンスタイムは常に話をしていますが、反応時間はリーグでもトップクラスにあると思いますので、そこは継続してしっかりやっていきたいと思います。
-終盤も攻める時間もあったが、どのように終盤の時間帯をベンチから見ていたか?
最後までヒヤヒヤでした。2点をリードしていましたが、本当にホイッスルが鳴るまでそういう感じで、ラスト10秒くらいでやっと今日は勝てたかなと思いました。
-清水から2得点挙げたことは、率直にどう思っているか?
驚いています。日本代表のゴールキーパーが守るゴールをこじ開けられたのは非常に喜ばしいことです。選手たちは気持ちの入った攻撃をしてくれたと思います。
-佐藤謙介選手からは自動昇格圏の話も出ていたが、監督としては今後はどのような戦いをしていきたいか?
常に私が言っているのは上を目指してやっていくということです。それは日頃の練習のモチベーションや態度に出てくると思います。レベルの差は意識の差だと感じていますし、意識の差は思いの差です。まず思うことが大事です。しっかりJ1のスタンダードを求めて日頃の練習からやっていこうという話をしていますので、一歩一歩ではありますが、目の前の試合で勝点3を積み上げる。ただ、普段の意識ではJ1のスタンダードを追い求めていくことが必要だと思います。
-高いレベルを求めるために、今日のゲームは良い手応えを得られたのではないか?
一つの自信になったゲームではあると思いますが、まだまだ修正点はいっぱいあります。次の千葉さんも力があるチームです。J2はレベルが拮抗したリーグです。Jリーグ自体がそうなのかもしれませんが、世界でも稀に見るリーグだと思いますので、一試合一試合、目の前の試合に全力を注いでいくことが大事だと思います。
-これからは暑さの中での試合となるが、どう試合を進めていきたいか?
ナイトゲームの時期に入っていきますが、もちろん暑い中で戦わないといけないですが、一人一人のコンディションは気を遣ってマネジメントしながらやっていかないといけないと思います。サッカー界で転機になったのは交代が3人から5人になったことですが、11人と18人を見極めて、調子の良い選手を送り出していく。躍動感のあるサッカーを継続してやれるように、日頃のトレーニングから、負荷のコントロールも含めて、質と量を落とさずに夏場を迎えられればと思います。
選手コメント
-試合を終えての率直な感想を聞かせてほしい。
首位が相手ということで本当に勝ちたかったですし、なんとか食らいついていきたかったですので、サポーターの後押しもある中でしっかり勝ち切ることができたのは嬉しいです。
-首位から勝点3を得たことは自信になるのではないか?
首位を相手に今までやってきたことを出しきれたゲームだったと思います。そこで結果が付いてきたことで新たにまた自信も付きました。今後もこれにプラスアルファでやっていければ、もっと良いサッカーができるという自信を得られたので、これを続けていきたいと思います。
-勝利できた要因はどのように感じているか?
首位を相手に難しいゲームになるとは思っていましたが、今シーズンのスタートからやってきたハードワークを欠かさずに、一人ひとりが勝つために努力し続けたことが一番の勝因だと思います。
-得点の場面を振り返ってほしい。
練習からフィーリングが良かったですので、チャンスがあれば狙っていこうと思っていました。打つ瞬間にコースもしっかり見えました。多少相手に当たりましたが、ゴールが見えたら思い切って振っていけというのは監督からもずっと言われていましたので、それが結果につながって良かったです。
-みらスタでのゴールというのはどう感じているか?
4年目になりますが、ここでなかなか得点を取ることができなかったですが、数字を残せたのは自分にとっても良かったです。またこれから続けていければと思います。
-試合後のヒーローインタビューでは自動昇格圏の話もあったが、どういう思いで語ったのか?
良い順位にいますし、上を狙えるところにいます。一つずつではありますが、しっかり戦って、自動昇格圏を狙えるのであれば、目標として自分たちからしっかり狙っていきたいです。そのためには、今までやってきていることにプラスアルファでまだまだやらないといけないことがあります。しっかり自分たちを見つめ直してやっていければと思います。
-試合を振り返っての感想を聞かせてほしい。
攻撃の選手ということで得点というところにはこだわっていきたかったですので、結果が出たのは良かったですし、守備の面でもしっかりプレスを掛けたり、戻ったりというところでは貢献できたと思いますので、良かったと思います。
-得点の場面はどういう狙いがあったのか?
新保(海鈴)選手が左サイドで良い突破をしてくれたので、良いボールが入ってくると思って準備していました。良い形で当てられて良かったです。いつもだと(左サイドからのボールに)ファーサイドに入ることが多いですが、監督からもニアに入って行けと言われていましたし、そういうところでしっかり中に入って行けていたのが得点につながったと思います。
-キックは左足に当てた感じだったのか?
左足で振って右のスネに当たりました。(誰かに当たるのではなく)僕に当たったので喜びました。左足はいいフェイントになりました。
-左サイドで崩して右サイドの選手が飛び込むという形は手応えがあるのではないか?
新保選手も含めて左サイドはストロングだと思いますし、そういうところから得点できたのは自分たちとしても自信になると思います。自分たちが思うようにパスもつなげていて、2点目も良い形でつなげていたので、自信を持ってプレーできていたと思います。
-サポーターの声援はどう聞こえていたか?
昼間の暑い中でしたが、たくさんの方が駆け付けてくれて後押ししてくれたので、僕らも最後まで走り切れました。良い形で勝てたのは本当に嬉しいです。
-首位チームに勝てたことをどう次につなげたいと考えているか?
首位を相手に自分たちのサッカーができたことは自信になると思いますが、勝って兜の緒を締めろというか、ここで満足するのではなく、次の試合に向けて準備していきたいと思います。