第33節9月29日(日)
観衆 5,540人 天候 晴 気温 34.1度 湿度 34% 主審:井上 知大 副審:田島 宏則/池田 一洋 四審:田代 雄大
明治安田J2リーグ
9月29日(日)14:00
セービング陸上競技場
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レノファ山口FC
明治安田J2リーグ
9月29日(日)14:00
セービング陸上競技場
試合終了
0前半0
0後半1
AWAY
ベガルタ仙台
観衆 5,540人 天候 晴 気温 34.1度 湿度 34% 主審:井上 知大 副審:田島 宏則/池田 一洋 四審:田代 雄大
得点者 | 75分 中島 元彦 | |
---|---|---|
57分 末永 透瑛→酒井 宣福 57分 佐藤 謙介→田邉 光平 67分 奥山 洋平→若月 大和 67分 山本 駿亮→野寄 和哉 77分 吉岡 雅和→板倉 洸 | 選手交代 | 46*分 菅田 真啓→石尾 陸登 62分 中山 仁斗→梅木 翼 72分 松井 蓮之→工藤 蒼生 72分 エロン→オナイウ 情滋 81分 中島 元彦→相良 竜之介 |
11 | シュート | 10 |
9 | GK | 7 |
3 | CK | 7 |
11 | 直接FK | 15 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
0 | オフサイド | 1 |
33分 佐藤 謙介 64分 山本 駿亮 90分 野寄 和哉 | 警告 | |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 15 | 前 貴之 |
DF | 41 | 下堂 竜聖 |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 48 | 新保 海鈴 |
MF | 19 | 山本 駿亮 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 18 | 相田 勇樹 |
MF | 16 | 吉岡 雅和 |
FW | 38 | 末永 透瑛 |
FW | 30 | 奥山 洋平 |
GK | 1 | チェ ヒョンチャン |
---|---|---|
DF | 13 | 板倉 洸 |
MF | 4 | サーラット ユーイェン |
MF | 37 | 田邉 光平 |
MF | 68 | 野寄 和哉 |
FW | 9 | 若月 大和 |
FW | 51 | 酒井 宣福 |
ベガルタ仙台
GK | 33 | 林 彰洋 |
---|---|---|
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 32 | 奥山 政幸 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
FW | 98 | エロン |
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
---|---|---|
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 15 | 梅木 翼 |
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監督コメント
(試合総括)
普段とは異なる下関の地に多くのサポーターのみなさんに集まっていただきましたが、みなさんと一緒に勝点3の喜びを分かち合うことができず、非常に残念に思います。
選手は前半からしっかり戦ってくれたと思います。ピッチ条件は相手も同じですが、こういう条件下では、ロングボールのセカンド、セットプレー、カウンターが勝敗を分けるという話はしていました。ただ、そこでロングボールを蹴らせてしまい、そこからコーナーキックを与え、そこで失点したのは非常にもったいない失点であったと思います。それを含めて力の差が出たと思います。最後を決めるところ、守るところ、ちょっとした細部の差が、最後の勝点3を取れるか取れないかの際の差になったと思います。
とはいえラスト5試合、下を向いていても仕方がないです。内容からすれば決して悪いゲームではなかったと感じています。リーグ戦5連敗中で苦しい状況ですが、サポーターのみなさんが声を枯らして応援してくれているので、声援に報いるためにも、何としても勝点3が取れるように次の試合に向けて準備していきます。
明けない夜はないと感じています。自分たちで奇跡を信じ、道を切り開けるように、再度、練習からしっかり準備していきたいと思います。
-内容面は悪くはなかったが、最後を決めきれなかった。こういう試合の後に選手たちにはどういう言葉を掛けていきたいか?
続けることだと思います。こういうゲームが続くとチームは疑心暗鬼になったり、お互いを疑ったりする状況に陥りやすいと思いますが、まずは私自身がブレないことが大事だと思います。ここまでチームとしてやれてきた部分もありますが、ここで苦しい状況が続いているのは確かです。私自身もしっかり自分を見つめ直さないといけないと感じていますが、決してブレることなく、一歩一歩成長していくことしかできないと思います
上位の6チームに入るには得点を取らないといけません。上位をうかがうチームは10点以上取っている選手がいます。仙台の中島元彦選手もそうです。そういう選手がいるチームは強いと思いますが、我々がすぐに到達できるかといえばそうではないですが、一歩一歩、自分たちを見つめた中で、得点ができるチャンスを増やしていくことはできる部分です。決して言い訳をせず、自分たちを見つめ合った中で、次はゴールをこじ開けることができるように、チームとして取り組んでいきたいと思います。
-末永透瑛選手、奥山洋平選手を2トップで起用した。天皇杯でも起用したばかりだが、体力面の不安はあったか?
調子が良い選手を使っていくというところで、彼らは若いですし、吉岡雅和を含めて、マリノス戦で高いパフォーマンスを発揮してくれました。ヨーロッパでは60試合をやるのは当たり前ですし、その中で移動も入る過酷な状況で戦わないといけません。ACLに行くとか、代表もあるという中では60試合、70試合をこなさないといけないとなるので、決して連戦だということは言い訳にはならないと思います。彼らも言い訳せずによくやってくれたと思います。例えばアンデルソン ロペス選手(横浜F・マリノス)は中2日で先発して得点も取っています。一人ひとりがタフにならないといけないですが、その意味ではマリノス戦に出場したメンバーは今日もタフにやってくれて、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたと思います。
-センターバックは下堂竜聖選手を起用したが、プレーはどうだったか?
持っているポテンシャルは非常に高いと思います。その中で彼本人にも伝えていますが、アラートさだったり、攻撃の部分でやりすぎている部分があったりするのが彼の修正しないといけない課題ではあったと思います。ただ、非常に高いパフォーマンスを発揮してくれたと思います。J2初ゲームで、復帰後は練習試合をこなすことなく出場してくれましたが、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたと思います。
-シーズン終盤の5連敗について、どういう要因があると考えているか?
自分たちの力の差だと思います。その差を埋める努力をしていくことに尽きると思います。差はチームの差、グループの差、個人の差が全てだと思いますし、そこに言い訳を見つけても仕方がないです。チームとしてできなかったこと、グループとしてできなかったこと、個人として差があった部分に関して、一人ひとりが自分にベクトルを向けて見直さないと成長はないと思います。負けには理由があると思いますので、その理由をポジティブに受け止め、あの負けがあったから今があると言えるように、前を向いてやっていく必要があると思います。
-連敗を止めるために何が必要か?
チームが一丸となり、そこだけではないですが一番のベースとなる気持ちの部分をやることと、運動量と運動の質を上げていく。今日もそこがあって良いゲームはできたと思いますが、良いゲームで終わってしまったので、さらにパワーを出していかないといけないと思います。
残念なことに河野孝汰がケガをしてしまいました。彼からもらっていたパワーがあり、みんなが彼に与えていたパワーもあったと思いますが、そうやって一人ひとりが成長してきた中で、彼が離脱してしまった。何としても良い結果を報告できるように、選手一人ひとりは頑張ったと思いますが、頑張っても足りない部分があったのも事実ですので、そこを見つめた中で、私も含めて全員でやっていきたいと思います。
-一番ブレてはいけないのはどういうことか?
アグレッシブに相手に向かっていくところです。私が就任した時に最初に言った自分たちからアクションを起こしていくこと。その姿勢がなくなってしまったら我々らしさを欠いてしまうので、そこを突き詰めてやっていきたいと思います。
-次戦に向けて最も見つめ直さないといけないのはどういう部分か?
本当にゴール前です。ゴール前で得点を許さないことと、ゴール前にアグレッシブに人数を掛けること。そこに尽きると思います。ボックス・トゥ・ボックスのところは頑張ってくれたと思いますが、最後のボックス内で勝点3が分かれてしまった。もう一度そこの部分をやっていかないといけないと思います。
選手コメント
-試合の感想を聞かせてほしい。
結果的に0-1で負けて、非常に悔しいです。順位が近い相手との試合で、僕たちがプレーオフを目指す中で、痛い敗戦だったと思います。
-ゲームプランとしてできていた部分もあると思うが、どう感じているか?
前にロングボールを入れて圧力を掛けていくというところは相手も嫌がっていたので、できていた部分はあったと思いますが、ズレを作った中で背後をあまり取れなかったです。シンプルにロングボールだけになってしまったので、もう少しつなげる時間ができれば、自分たちの時間は増やせたと思います。反省するところはしっかり反省し、切り替えて臨んでいきたいと思います。
-どのように前を向いて次戦に臨んでいきたいか?
まずは本当にメンタルで落ちすぎないこと。試合はまだ5試合ありますが、全部勝つつもりで取っていかないとプレーオフには届かないと思います。まずは次の山形戦ですが、また順位の近い相手で、そこを食っていかないと上にはいけないので、しっかり良い準備をしていきたいと思います。
-最も取り組んでいきたいのはどういうことか?
相手がまた違うのでやり方も変わってきます。チームとして整理してやっていきたいと思いますが、個人的にはもっと強度を上げていくことに対して自分に目を向けて、残りのシーズンでさらに成長できるようにやっていきたいと思います。
-チームとしてはどういうことを意識して取り組んでいきたいか?
結果をどうやって求めていくかというところは、組織で戦う以上、バラバラになってはダメなので、また1週間、同じ方向を見ながら良いトレーニングをして、次の山形戦に向けて準備していきたいと思います。
-試合を振り返って、どう感じているか?
お互いに長いボールが増えて、そこのセカンドボールだったり、セットプレーだったり、そこがカギになると話していました。コーナーキックで失点してしまったことは反省しなければらないと思います。
-相手の背後があまり空いていなかったが、どういう狙いを持っていたか?
相手のラインが下がっていたので、リュウくん(下堂竜聖選手)から何本かセンターバックの間にボールを出せたのは狙い通りでした。FWの二人がスピードがあって走れているので、そこを起点に相手を嫌がることをしようと意識していましたし、シュン(山本駿亮選手)のところでもほぼ勝てていたので、対角も常に意識しようと話していました。
-修正が必要な部分はどういうところか?
目の前の試合に勝つための準備は変わらないですし、勝利を届けられなかったことが残念です。セットプレーのところは立ち位置を含めて修正する部分はあると思います。コーナーキックにしてしまったところも修正しなければいけないです。逆に点を取るために、最後の質だったり、いかに人数を掛けてチャンスを作り出すかというところも、練習からやっていかないといけないと思います。
-セットプレーからのピンチは前半もあったが、どういう修正が必要だと感じているか?
セットプレーの前後のところは振り返ってみないと分からないですが、簡単にはセットプレーを与えないこと。相手もブロックを研究してくる中で、攻守においてセットプレーはカギを握ると思います。自分たちが取れれば1-0で決まっていたかもしれないですし、こういう手堅い試合だからこそ、攻守ともにセットプレーが重要です。そこはしっかりやっていきたいと思います。
-次戦にどういう思いで臨んでいきたいか?
残り5試合ありますが、まだまだ可能性はあると思います。次も非常に重要なゲームなので、流れをここで断ち切り、もう負けられないです。チームとして公式戦で6連敗、リーグ戦で5連敗していて、出場させてもらっている身としては申し訳ないと思っています。ただやるしかないので、一戦一戦、目の前の試合に向けて準備していくしかないです。もっとリーダーシップを持ってやっていかないといけないですし、戦う姿勢は誰よりも出さないといけないと思います。