第28節8月24日(土)
観衆 10,108人 天候 曇 気温 31.3度 湿度 69% 主審:先立 圭吾 副審:中野 卓/山村 将弘 四審:友政 利貴
明治安田J2リーグ
8月24日(土)19:00
トランスコスモススタジアム長崎
AWAY
レノファ山口FC
明治安田J2リーグ
8月24日(土)19:00
トランスコスモススタジアム長崎
試合終了
0前半1
2後半0
HOME
V・ファーレン長崎
観衆 10,108人 天候 曇 気温 31.3度 湿度 69% 主審:先立 圭吾 副審:中野 卓/山村 将弘 四審:友政 利貴
48分 酒井 宣福 55分 河野 孝汰 | 得点者 | 14分 マテウス ジェズス |
---|---|---|
46*分 吉岡 雅和→小林 成豪 64分 酒井 宣福→山本 駿亮 76分 河野 孝汰→若月 大和 87分 田邉 光平→奥山 洋平 87分 野寄 和哉→板倉 洸 | 選手交代 | 46*分 フアンマ デルガド→ジョップ セリンサリウ 64分 秋野 央樹→安部 大晴 71分 増山 朝陽→澤田 崇 71分 マルコス ギリェルメ→松澤 海斗 83分 山田 陸→中村 慶太 |
5 | シュート | 8 |
10 | GK | 6 |
2 | CK | 1 |
12 | 直接FK | 9 |
2 | 間接FK | 2 |
0 | PK | 0 |
2 | オフサイド | 2 |
警告 | 57分 増山 朝陽 | |
90分 ヘナン | 退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 15 | 前 貴之 |
DF | 40 | 平瀬 大 |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 48 | 新保 海鈴 |
MF | 16 | 吉岡 雅和 |
MF | 37 | 田邉 光平 |
MF | 18 | 相田 勇樹 |
MF | 68 | 野寄 和哉 |
FW | 51 | 酒井 宣福 |
FW | 20 | 河野 孝汰 |
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 13 | 板倉 洸 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 30 | 奥山 洋平 |
FW | 9 | 若月 大和 |
FW | 28 | 小林 成豪 |
FW | 19 | 山本 駿亮 |
V・ファーレン長崎
GK | 21 | 若原 智哉 |
---|---|---|
DF | 44 | 青木 義孝 |
DF | 48 | 照山 颯人 |
DF | 5 | 田中 隼人 |
DF | 23 | 米田 隼也 |
MF | 24 | 山田 陸 |
MF | 17 | 秋野 央樹 |
MF | 6 | マテウス ジェズス |
FW | 7 | マルコス ギリェルメ |
FW | 9 | フアンマ デルガド |
FW | 8 | 増山 朝陽 |
GK | 31 | 原田 岳 |
---|---|---|
DF | 4 | ヴァウド |
MF | 19 | 澤田 崇 |
MF | 20 | 中村 慶太 |
MF | 35 | 安部 大晴 |
MF | 38 | 松澤 海斗 |
FW | 32 | ジョップ セリンサリウ |
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監督コメント
(試合総括)
長崎に多くの山口サポーターの皆様が来てくれたおかげで、本当に良い後押しをいただき、後半に2点を取ることができたと感じています。スタジアムに足を運んでくれた皆様、そしてDAZNやパブリックビューイングで観戦してくれた全ての皆様に感謝申し上げたいと思います。
試合に関しては、長崎さんとの前回の対戦でもちょっとした隙でやられてしまい、今回も何もないところから失点してしまいました。注意していたところではありましたが、相手のクオリティーが上回っていたと思っています。
前半の入りは相手のやり方が想定していたものとは少し違って、プレスが後手に回っている状況が多くなりました。ただ、中はしっかり締めることはできていましたので、そんなにピンチらしいピンチはなかったと思います。攻撃も少し重心が後ろに掛かりすぎていて、取るべきスペースの共有認識を持てていなかったので、ハーフタイムで修正しました。後半の早い時間帯で得点を取れて、素晴らしい追加点が決まったことがこのゲームの全てだと感じています。
ラスト10試合になり、みなさんが想定していた順位よりも良い順位にいますが、我々は一試合一試合、目の前の試合で勝点を積み重ねていくというスタンスを崩さないように、本当にこれからも一試合一試合しっかりチーム全体で戦っていきたいと思います。
-後半の開始時に小林成豪選手を投入し、前線の選手の位置も動かしたが、その狙いはどういうものだったのか?
相手が中を締めていましたので、吉岡(雅和)も最初はサイドの高い位置を取っていたと思います。高い位置を取ることは、相手としては守りやすいポジションだったのかなと思います。吉岡も復帰明けで決して体調が良かったわけではなかったですので、彼にも伝えましたが、精一杯やってくれて45分間を出し切ってくれたと思います。
交代に関しては右サイドで左で持つよりも、右で持ったほうが効果的だというところで、奥山(洋平)という選択肢もありましたが、一回クッションを作るほうが効果的にゲームが進められると考えてそう起用しました。
-同点ゴールを決めた酒井宣福選手の評価を聞かせてほしい。
移籍してきてからなかなか得点という形では数字は表れていませんでしたが、今週も本人には話をしましたが、それ以上の貢献度があります。セットプレーでの彼の高さもありますし、守備においても攻撃においても大事な武器になると思います。献身的にやってくれていますし、目に見えない声掛けもチームを思ってやってくれています。一つ結果が出たことで、肩の荷も下りたと思いますし、本当にここからもっと期待したいと思います。実際、今週は天皇杯もありましたが、他のFW陣もすごく頑張ってくれています。長崎に連れて来られなかったFW陣も本当に調子が良いです。そういう中でみんながしっかりポジション争いをしてくれることが、結果につながると思います。
-早い時間で失点したが、1失点であれば取り返せるという感じがあったのか?
失点して大丈夫とは思ってはいなかったです。やはり失点0でやっていこうと話をしていましたが、失点してしまったのは反省点です。ここ最近、立ち上がりで失点しているのは大きな反省点で、失点の時も実際にファウルかファウルではないかのジャッジの前に、私たち自身がやるべきことをやれていなかった。戻すスピードだったり、スライドのスピードだったり、簡単にクロスを上げさせてしまったことは反省点です。ただ長崎さんも運動量が落ちると思っていましたので、ある程度はボールを支配しながらゴールには迫っていけると感じていました。失点後もみんなが冷静にやれていたと思います。
-後半はサイドからも攻撃できていたが、狙いとしていた形は出せたのか?
後半は我々がやりたい立ち位置であったり、狙いをある程度は表現できたと思います。前半は後ろ重心になりすぎていました。どうしても相手に強力なFWがいるのでカウンターが怖いということで受け身になっていたところはあったと思います。
-上位対決で勝点3を得たことはどういう意味を持ちそうか?
アウェイの地で長崎さんに逆転勝ちで勝点3を取れたことは大きな自信になりますが、まだ10試合あります。我々はチャレンジャーだということを忘れないように、目の前の一試合一試合、浮かれることなく、一喜一憂することなく戦っていきたいと思います。
選手コメント
-試合を振り返ってほしい。
自分たちのやり方を変えずに前線から圧を掛け、アグレッシブに行こうという狙いはありましたが、長崎さんも良い位置を取ってきて、なかなか前線からの守備がはまらずに、ワンツーで打開されたり、自陣に押し込められたりするシーンがありました。失点に関しても自分たちの軽いプレーから失点してしまい、自分たちで難しいゲーム展開にしてしまったことは反省点だと思います。ただ、後半は行くところとセットするところを使い分けて、自分たちの攻撃も流動的にできたと思います。前半の反省を後半につなげられたのは良かったと思います。
-逆転ゴールの場面を振り返ってほしい。
前を向いた瞬間にスペースがあり、シュートしか考えていなかったです。本当に気持ちで入ってくれという一振りでしたが、自分でもびっくりするくらい良いところに飛んでくれました。本当に気持ちで振り抜いたシュートだったと思いますが、シュートへの意識は常に持っていて、得点も欲しかったですので、思い切って自分で決断した判断が結果につながって良かったです。
-左足でのミドルシュートだったが、その狙いはどういうものだったのか?
試合中の一瞬のひらめきというか、足を振ろうということで打ったシュートです。右のほうが得意ですが、右左は関係なく、思い切って振り抜いた結果がゴールにつながって良かったです。(左足のミドルシュートは)練習試合とかではありましたが、なかなか(公式戦で)ミドルゾーンから打つことはなかったですが、入って良かったです。
-酒井宣福選手のゴールにつながった場面では左サイドから相手を崩した。その場面も狙っていたものだったのか?
相手の右ウイングの選手の後ろが空くということは分かっていました。カイリくん(新保海鈴選手)からも良いボールが出てきました。ちょっとボールを取られかけましたが、そこで前を向いて起点になれたのは良かったと思います。
-今後も上位との対戦が続く。どう今日の結果をつなげていきたいか?
一試合一試合難しいゲームが来ますが、そういう試合をものにするということを続けていくことが、もっと上位に行くためのきっかけになると思います。一戦必勝で、目の前の試合に対してしっかり準備することを繰り返していくだけだと思います。
-得点の場面はどういう狙いがあったのか?
半分以上は小林成豪のゴールだと思います。本当に成豪に感謝しています。狙いとしては、あの位置で(小林選手が)ボールを持った瞬間にできることを準備しました。
-小林成豪選手との連係面ではどういうことを意識していたのか?
成豪が上手いことは知っていましたし、質の高いボールが来ることも分かっていました。僕は今までよりもサイドに流れるプレーが多かったですが、真ん中で待っていようと思っていたら、成豪が良いボールを出してくれました。信じて待っていて良かったです。
-前半は難しいゲーム展開になったが、ハーフタイムではどういう声を掛け合ったか?
藤枝戦のようにずるずる失点するようなことにはしないようにと思っていました。1失点で終えられたことをポジティブに捉えて、その1点は取り返すしかないと(話していた)。守備のところでは行くところは行くけれど、無理なところでは無理に行かないとか、そういうところはみんなで話し合いました。
-上位対決だったが、試合にはどういう思いで臨んだか?
上位相手でしたし、自分たちが上位にいるためには絶対に勝たないといけない試合でした。ここ最近はアウェイ戦で勝てていないという流れもありましたので、どうにか流れを断ち切りたかったです。リーグ戦での連敗も絶対に許されないですし、何としても勝ちたい試合で勝てたのは良かったと思います。
-今後も上位との試合が続くが、どういう準備をしていきたいか?
先制される試合が多いので、チームとして何とか改善していきたいです。こういうゲームばかりをしていると長続きしなくなると思いますので、なるべく失点0で抑えていきたいです。もともと粘り強いチームだと思います。そこにみんなが立ち返り、先制することも大事ですが、それ以上に失点しないということ、前半を失点0で終えるということを、これから徹底してやっていかないといけないと思います。