第19節6月8日(土)
観衆 4,536人 天候 雨 気温 19.9度 湿度 90% 主審:谷本 涼 副審:篠藤 巧/若槻 直輝 四審:友政 利貴
明治安田J2リーグ
6月8日(土)19:00
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田J2リーグ
6月8日(土)19:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
0前半1
1後半1
AWAY
ジェフユナイテッド千葉
観衆 4,536人 天候 雨 気温 19.9度 湿度 90% 主審:谷本 涼 副審:篠藤 巧/若槻 直輝 四審:友政 利貴
80分 野寄 和哉 | 得点者 | 45+4分 日高 大 79分 岡庭 愁人 |
---|---|---|
46*分 若月 大和→山本 駿亮 60分 河野 孝汰→野寄 和哉 68分 田邉 光平→佐藤 謙介 76分 吉岡 雅和→末永 透瑛 76分 池上 丈二→加藤 潤也 | 選手交代 | 72分 ドゥドゥ→岡庭 愁人 83分 小林 祐介→品田 愛斗 88分 小森 飛絢→呉屋 大翔 88分 横山 暁之→風間 宏矢 |
9 | シュート | 11 |
7 | GK | 5 |
7 | CK | 3 |
17 | 直接FK | 13 |
4 | 間接FK | 3 |
0 | PK | 0 |
4 | オフサイド | 3 |
42分 キム ボムヨン | 警告 | 36分 田中 和樹 |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 15 | 前 貴之 |
DF | 6 | キム ボムヨン |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 48 | 新保 海鈴 |
MF | 16 | 吉岡 雅和 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
MF | 37 | 田邉 光平 |
MF | 20 | 河野 孝汰 |
FW | 9 | 若月 大和 |
FW | 24 | 梅木 翼 |
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 13 | 板倉 洸 |
MF | 68 | 野寄 和哉 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
FW | 19 | 山本 駿亮 |
FW | 38 | 末永 透瑛 |
FW | 7 | 加藤 潤也 |
ジェフユナイテッド千葉
GK | 1 | 藤田 和輝 |
---|---|---|
DF | 2 | 髙橋 壱晟 |
DF | 13 | 鈴木 大輔 |
DF | 40 | メンデス |
DF | 67 | 日高 大 |
MF | 4 | 田口 泰士 |
MF | 5 | 小林 祐介 |
MF | 7 | 田中 和樹 |
MF | 16 | 横山 暁之 |
FW | 77 | ドゥドゥ |
FW | 10 | 小森 飛絢 |
GK | 23 | 鈴木 椋大 |
---|---|---|
DF | 36 | 松田 陸 |
MF | 44 | 品田 愛斗 |
MF | 19 | 岡庭 愁人 |
MF | 20 | 高木 俊幸 |
MF | 8 | 風間 宏矢 |
FW | 9 | 呉屋 大翔 |
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監督コメント
(試合総括)
雨の中、足元の悪い中、多くのお客さんが後押ししてくれたにも関わらず、勝点を取ることができなかったというのは本当に申し訳なく思っています。
前半、相手が勢いを持って我々にプレッシャーに来たところを少し怖がってしまい、前線と後方が分断されていました。攻撃が悪循環になった分、間延びしてプレスに行き、相手にスペースを使われる状況が多々ありました。そこが前半が上手く行かなかった一つの要因で、守備というよりは、攻撃の部分で相手の波をひっくり返すことができなかったのは反省点だと感じています。
失点に関してはみんなが自覚していると思います。ラスト2分のところで、シンプルにやろうという部分でつないでしまった。そこでボールを失って慌ててファウルをしてしまい、そこからの失点というのは、本当にもったいない失点だったと思います。
そこの部分に関してはチームとしてまた反省しないといけませんが、同じミスを何回も繰り返していては上にはいけないと思います。2失点目もそうですが、どうしても点を取らないといけない、攻撃に転じないといけないというところで、冒してはいけないミスを冒してしまうという部分は大きな反省点だと思っています。
そのあとで力のある千葉さんに対してゴールを奪いに行こうとする姿勢は私にもポジティブに映りましたし、こういう敗戦のあとだからこそしっかり前を向いて、天皇杯、リーグ戦と連敗しないように、しっかり戦いたいと思います。
-前半戦が終わったが、ここまでの試合を振り返ってどう感じているか?
一巡して対戦した中でも、勝てなかったと思う試合もありませんでしたし、勝てたゲームも完勝だったり、完全に我々のペースで進んだ試合もなかったと思います。J2というのは各チームが拮抗していて、ちょっとした部分で勝敗が決まるリーグだと感じています。後半戦に向けて、決して悪い成績ではないと思いますが、この成績に満足せず、もう一度チーム力を上げて、もっと前半戦以上に後半戦で勝点が取れるようにしたいですし、目の前の一試合に全力で戦っていきたいと思います。
-今日の試合に関して課題に感じている部分はどこか?
千葉さんが前からプレスに来て、マンツーマン気味に人を当ててきましたが、その波をかわせませんでした。そこに関しては私の立てたゲームプランが甘かったと認識しています。そこは修正ポイントだと思います。私自身がゲームを見直す必要があると感じています。
-相手のプレスは想定とは異なっていたのか?
特に前半は我々のビルドアップに対して人数を掛けて、ボランチにも強く来るというのは予想していましたが、思った以上にビルドアップの時のプレッシャーをはがせなかったと感じています。そのあとのプランをもう少し明確にすべであったと思います。
-千葉に押し込まれる中で、前後が分断しないためにはどういうことが必要であったのか?
守備のところで言うと、それほどやられたというところはなくて、攻撃のところで間延びして、そこでプレスに行ってしまった。思った以上に千葉さんが蹴ってきたというのもあり、左サイド、特にコータ(河野孝汰)が出たあとの背中を使われていました。うまくいかなかったこともありますが、ただ全体的に見ればそこが問題ではなく、はがされたのも1度か2度であったと思います。全てのプレスがはまるとは思っていませんし、決定機を作られたかと言えばそうではないと思います。前掛かりになったところのカウンターも何回か食らいましたが、粘り強くやれていましたので、もったいない2失点であったと思います。
-後半の2枚替えをしたあとは、配置をどう変化させたのか?
立ち位置を少し変えて、中に人数を増やす。そして相手のプレッシャーを掛けづらい状況を作り出すという狙いがありました。比較的うまくゲームが流れた状況はあったと思います。
-守備の部分での完成度はどのくらいまで来ているか?
守備とは巷で言われていますが、今日は典型的に攻撃が上手くいかずに、守備にウエイトが来たと感じています。攻撃と守備は表裏一体で、良い守備をするために攻撃をしっかり構築しないといけない。攻撃が上手くいかなかったことが、最終的に守備に重くのしかかったと感じています。守備の完成度という話はまだ烏滸がましい段階だと思います。まだまだやるべきことがあります。
-得点を取り切るためには何が必要か?
ゴール前の精度と一言で片付けるのは選手に責任転嫁することになりますので、そこではないと思います。そこではなくてゴール前のアイデアや崩し。鈴木大輔選手、メンデス選手という高い選手が揃っているのに、クロスが単調になってしまった部分がありました。どういうプランでゴール前を仕留めるか。ガチっと固めてきた相手に対して、どう仕留めるかということだと思います。
-雨のピッチ状況についてはどのように影響したか?
今までも雨の中で何試合かやりましたが、今日は水が溜まっていなかったので、今までとは状況は違うと感じています。雨でスリッピーになる中で、より技術力は試されます。ファーストタッチの質であったり、技術力が高いチームはそこを発揮できると思います。まだまだその部分で千葉さんを上回れなかったと感じています。逆に今日はボールを動かせる状況は多々あったと思いますので、もう少しスペースを見ながらスペースを突いていくサッカーができればと思います。中盤からできていたと思いますが、そういうサッカーが最初からできてきていれば違ったと思います。
-新保海鈴選手を生かすサッカーをするという面にも雨は影響したか?
今の段階でそうだという答えは出せませんが、相手も新保のところは警戒して守備をしてきています。そこを見せておいてサイドチェンジをするとか、見せかけておいてサイドを突くような工夫は必要であったと思います。相手の出方を見て立ち位置を変えながらスペースを使うことはもう少しやっていかないといけないですし、どこに人数を掛けて、どこに拡散していくかということはやっていかないといけないと思います。
-相田勇樹選手がいない中で、ロングスローも含めたセットプレーをどう工夫してやっていきたいか?
セットプレーはいろいろなものを用意しています。私も含めてコーチ陣でアイデアを出しながらやっています。相田がいないのでロングスローの飛距離では彼に勝る選手はいないですが、そこは仕方のない部分ですが、ロングスロー以外のコーナーキックでも自分たちで崩せる部分はあったと思います。長いボールになって跳ね返されていたところは、勇気を持って相手をいなすことは必要だと思います。
-試合後にはどのような声掛けをしたか?
ゲームが終わったあとは選手たちも感情的になっていますので、勝ったあとも負けたあとも声掛けはしないですが、こういう敗戦のあとだからこそ、できたことを見つめて、できなかったことはもちろん反省して、連戦でもありますので、しっかり切り替えて、群馬で勝ちに行こうという話はしました。
選手コメント
-試合を振り返ってほしい。
結果的に1-2で悔しい敗戦になり、失点の仕方も自分たちのミスからでした。失点の場面は今までセーフティーにやれていましたが、ボールをロストしてからの前半終了間際の失点で、そこから追いかける展開になると、よりパワーを出さないといけない厳しい状況になります。1失点目に関してはみんなで修正していかないといけないです。ここまで4勝1分できていて、勝って前半戦を終えたかったですが、また連戦で天皇杯もありますので、切り替えて戦っていきたいと思います。
-失点を含めた守備面はどのように感じているか?
相手もうまかったですが、その中でも粘り強くやれていて、最後で体を張れる場面もありました。前半戦を通してみんなが意識してできてきたところです。それが失点が少ないというところになっていると思います。そこは自信を持ってやっていきたいですが、セーフティーにやる時間と場所を考えないともったいない失点になります。時間帯としても失点はほぼラストプレーでしたので、チームとしても統一してセーフティーにやるということは修正してやっていきたいと思います。
-ロングボールを相手に跳ね返される状況もあったが、どういう攻撃が必要だったと感じているか?
相手が前掛かりにマンツーマン気味に来るという予想がありましたので、それに対して引く選手と裏を取る選手の連動性、コンビネーションが今日ははっきりしていなかったと思います。蹴らされてしまって狙いがあまりなく、フィフティー・フィフティーよりも低い感じのボールになってしまいました。狙いを共有して相手の嫌なことをしないといけないです。セカンドボールを拾って自分たちの時間を作るということができなかったのは押し込まれた要因だと思います。ズレを起こさせてうまくはめ込めなかった時間もありました。対戦が一巡して次からはお互いに分析してより難しくなると思いますが、上回れるようにトレーニングからしっかりやっていきたいと思います。
-プレーオフ圏内で前半戦を終えたが、その点はどう思っているか?
結果的に暫定で5位にいますが、2018年は上位にいながら後半戦で勝てなかったという経験もしています。より相手が対策してきますし、試合を重ねるたびに相手に分析されることは多くなってきますので、その対策を上回れる準備が必要ですし、この順位に満足せずに、もっと上位に食い込むために、ホームでは勝たないといけないですし、今日の敗戦をしっかり修正し、良い順位で後半戦も終えられるようにまた頑張っていきたいと思います。
-試合を振り返ってほしい。
前半戦の折り返しの試合ということで、チームとしても大事にしてきた試合でした。そこで思うような結果が出ず、残念な気持ちが強いです。
-試合にはどういう思いで臨んだか?
攻撃力を持ったチームでしたので、前半戦で培ってきたことをしっかり発揮することが大事になると認識して試合に入りました。
-途中出場だったが、どういう指示があったか?
0-1で負けている状況で、次の1点を取ることがすごく大事になっていたので、ゴールが見えたらシュートを打つとか、攻撃の回数を増やそうという話をして入りました。
-得点の部分はどういう狙いがあったのか?
2失点目は僕のミスで得点を相手に献上してしまいましたので、あのプレーに関しては反省しないといけないですが、試合の中ではまだ時間が残っていましたので、そのミスを取り返すためにもゴールを取ったり、追いつけるようなクオリティーを出すことが自分の中で最低限必要でした。もう1点が取れずに悔しい気持ちと、チームに申し訳ない気持ちがあります。
-前半戦を上位で終えたが、そこに関してはどう思っているか?
今年の立ち上げから、去年以上のクオリティーを出していかないと厳しい戦いになるということは話していましたし、その中で一戦一戦大事にしてきた結果として、こういう順位で終われたのはチームとしてはプラスですが、ここからまた引き締めて、個人としてもまた一皮むけるように後半戦に臨みたいと思います。