第27節8月28日(土)
観衆 2,279人 天候 晴時々曇 気温 26.3度 湿度 76% 主審:中村 太 副審:村井 良輔/植田 文平 四審:緒方 孝浩
明治安田生命J2リーグ
8月28日(土)19:00
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田生命J2リーグ
8月28日(土)19:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
1前半0
1後半1
AWAY
モンテディオ山形
観衆 2,279人 天候 晴時々曇 気温 26.3度 湿度 76% 主審:中村 太 副審:村井 良輔/植田 文平 四審:緒方 孝浩
38分 草野 侑己 71分 池上 丈二 | 得点者 | 56分 ヴィニシウス アラウージョ |
---|---|---|
64分 田中 渉→佐藤 健太郎 73分 田中 陸→神垣 陸 73分 草野 侑己→大槻 周平 73分 島屋 八徳→高井 和馬 89分 川井 歩→楠本 卓海 | 選手交代 | 53分 中村 充孝→山田 康太 73分 加藤 大樹→樺山 諒乃介 73分 ヴィニシウス アラウージョ→林 誠道 81分 藤田 息吹→國分 伸太郎 81分 山田 拓巳→吉田 朋恭 |
10 | シュート | 18 |
12 | GK | 7 |
3 | CK | 6 |
8 | 直接FK | 12 |
4 | 間接FK | 2 |
0 | PK | 0 |
4 | オフサイド | 2 |
警告 | ||
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 2 | 菊地 光将 |
DF | 6 | 渡部 博文 |
DF | 3 | ヘナン |
MF | 29 | 田中 陸 |
MF | 20 | 田中 渉 |
MF | 15 | 川井 歩 |
MF | 44 | 石川 啓人 |
FW | 10 | 池上 丈二 |
FW | 11 | 島屋 八徳 |
FW | 31 | 草野 侑己 |
GK | 17 | 吉満 大介 |
---|---|---|
DF | 13 | 楠本 卓海 |
MF | 5 | 佐藤 健太郎 |
MF | 14 | 澤井 直人 |
MF | 26 | 神垣 陸 |
MF | 46 | 高井 和馬 |
FW | 43 | 大槻 周平 |
モンテディオ山形
GK | 1 | ビクトル |
---|---|---|
DF | 31 | 半田 陸 |
DF | 2 | 山﨑 浩介 |
DF | 5 | 野田 裕喜 |
DF | 6 | 山田 拓巳 |
MF | 41 | 中原 輝 |
MF | 15 | 藤田 息吹 |
MF | 18 | 南 秀仁 |
MF | 17 | 加藤 大樹 |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウ |
FW | 10 | 中村 充孝 |
GK | 21 | 櫛引 政敏 |
---|---|---|
DF | 23 | 熊本 雄太 |
DF | 28 | 吉田 朋恭 |
MF | 14 | 山田 康太 |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
MF | 35 | 樺山 諒乃介 |
FW | 39 | 林 誠道 |
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監督コメント
全国的にコロナの影響で、いろいろなものに制限が掛かり始めた状況です。山口県は緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置などは出ていませんが、明日以降、飲食店や施設などで入場制限、自粛要請などが出るような状況になっています。そういう中でも、このように維新で当たり前のように試合をやらせてもらえたことに感謝しています。また、ホームスタジアムに集まっていただいたサポーターのみなさまに心から感謝を申し上げます。
ホームゲームが一つスキップした中で、アウェイ2連戦で痛い負けを喫してしまいました。今日はゲームを迎えるにあたってメンタリティーのリカバリーと対山形というところで、前節の試合であまりはまらなかったプレッシングの整理と、自分たちの攻撃の狙いというところを、今週一週間でトレーニングしてきました。
前から取りに行くと、取れればチャンスになりますが、外されれば大きな出血になりかねない。そういったものがアウェイの山形戦では頻出していましたので、狙いはあるけれどもメリハリを付ける。そういうところで、外されてのピンチはいくつかありましたが、実際には自分たちが奪うべき場所で奪いきれないものが多かったと思いますので、大方のオーガナイズでは、選手がしっかりと理解してやってくれたと思います。
願わくばプレッシングの回数を増やせれば良かったですが、自陣の守備が長くなったり、ピンチの数も我々はかなり多かったと思います。そういうものをカウントとして、サッカーというゲームに採点というものがあれば山形さんのゲームになったかもしれませんが、これもサッカーだという感じもしています。
理想はやはり我々が攻撃で押し込みたかったですが、こういうところでも勝点3に結びつけられるのはこれから先も大事になってきます。それを維新という場所でやることができたのを少しの自信にして、次のゲームもタフにやっていきたいと思います。
-久しぶりの勝利をホーム戦で挙げた。その率直な感想を聞かせてほしい。
中断期間があったあと、二つの負けが続いていて、長い期間、勝利が遠ざかっていたのは感じてはいました。ただ、ホームの維新に戻ってきたということが、連敗を止めたり、前回の負けの悔しさを晴らしたりするタイミングだったと思います。そういうところに関して言えば、今日はしっかり結果がついてきたのは良かったとは思います。ただ、もっと詰めなければいけないものは多くありますので、そういったものを詰めて、また違う形での勝点3にチャレンジしていきたいと思います。
-先発は4人を入れ替えて、前節後半のメンバーが中心となったが、この狙いはどこにあったのか?
前節後半のゲームでチャンスを作り出せた面々に、2連敗のあとですし、チャンスを与えなければならないというところが一つあります。また、山形に対してプレッシングを掛けたり、奪って出ていったりすることを考えた時に、ゲームプランに沿ってのメンバー選考というのが二つ目にあります。そして三つ目に、実際にゲームプランに沿ってトレーニングを積んだ中で、良いパフォーマンスを見せていた。そうったものを総合的に判断して、このスタメンで行くと決断しました。
試合前のところで特別なものは伝えていませんが、試合に行く直前に話をしたのは、戦術云々といろいろとあるけれども、一人一人が目の前のバトルで勝たないと話にならない。そこはしっかりやろうということは強調していました。
-序盤は相手に押し込まれるところもあったが、その後の試合運びは狙い通りの部分もあったのではないか?
あれだけ序盤で押し込まれるのは想定外でしたし、あれだけピンチを作られるのも想定外でした。ひるんだ姿が見えたというのは間違いなくあったと思います。山形さんのミスにも助けられる中で、自分たちが少しずつ落ち着きを取り戻し始めました。プレッシャーを一つ外せれば自分たちが前進できますし、今日のゲームに関しては外す場所がどこかは明確にありました。それをやれれば前進できて、チャンスになる。そういうところを選手がしっかり探せるようになり、実際に通せるようになった。メンタル的な落ち着きと、プレースピードが徐々にアジャストしていったと思います。
-ゴールから遠ざかっていた選手が決めた。彼らにとって大きなゴールになったのではないか?
ストライカーに関してはゴールが背中を押してくれます。草野侑己はケガもあって調子が上がらず、そもそもトレーニングができない時期がありました。それでも途中交代で起爆剤になるようなものを見せてくれていました。そういうものが見られれば、スタートラインナップに乗ってくるような選手です。ここ最近の彼の調子も合わせて、何かやってくれるのではないかという大きな期待がありました。一つゴールを決めて、彼も波に乗ってくれると思います。
池上丈二のゴールに関して言えば、(川井)歩のゴールの時のように交代の準備をしていて、展開はあまり見きれてはいませんでしたが、決してきれいなゴールではなかったとは思いますが、それこそが丈二の良さの一つだと思います。それもサポーターが大勢待ち構えているほうのゴールに向かってできたということは、サポーターの力も非常に大きかったと思います。
-試合前の取材で、選手には人の心を揺さぶるような姿を見せてほしいと話していたが、その部分での選手の動きはどのように見えていたか?
90分を通して勝点3が付いてくると、あの局面で体を張ったからだというようなことが多く思い出せると思います。ただ、何度も言いますが、試合序盤のところの我々の試合への入り方や隙は見逃してはいけません。勝ったときこそ、そういうものをしっかり修正できるように促していきたいと思います。(選手の)姿というものは私がコメントするよりは、見て頂いたみなさんでそれぞれに振り返ってもらえればと思います。
選手コメント
-得点シーンを振り返ってほしい。
前でユウキ(草野侑己選手)がつぶれてくれていたと思います。本当にユウキに感謝のゴールです。
-ゴールシーンでは起点にもなっている。その部分の意図を聞かせてほしい。
一つリズムを作るというところは常に意識しています。そういったところで関わりながらゴール前に行くということは意識しているところがありますので、そういうところが結果につながって嬉しいです。
-勝利できた率直な感想を聞かせてほしい。また、試合展開はキャプテンの目からはどのように見えていたか。
90分を通して勝ちにつなげられたことは素直に嬉しいですし、これを次の試合で続けたいという気持ちが今もうすでにあります。そこに向けてまた準備していきたいです。今日は流れの悪い時間帯もピッチの中で話して、どういう立ち位置で行くかはコミュニケーションができていた部分がありました。そこをもっといろいろな選手と喋って、いろいろな選手から発信できるようなチームにしていきたいです。こういった難しい試合でも勝ちにつなげられるようなチームにしていきたいです。
-狙いの一つだったシンプルな攻撃もできていたのではないか?
今日の試合では前線に草野侑己が入って、ユウキの良いところをチームみんなが意識していましたし、ユウキ自身も良さを出してくれていました。流れが悪い時間でも、しっかり体を張ってチームの助けになるプレーも一緒にやっていて感じました。FWとして結果も残してくれましたので、ユウキのおかげかなと思います。
-ゲームでのチーム全体の強度についてはどうだったか?
もっともっと入りの時間帯も強度を上げて、プレッシャーを掛けていきたいと思います。出ている選手だけではなく、レノファにいる選手全員がそういったところを感じて、始まった時からパワーを持っていけるように強度高く、もっともっとやっていきたいと思います。
-次戦に向けての意気込みを聞かせてほしい。
次の試合が大事だと感じています。次の試合に勝ったときに、今回の勝利が良かったものになるというのを、僕自身も感じています。次の試合に向けて良い準備をしていきます。
-フリーキックの流れから決めたゴールシーンを振り返ってほしい。
フリーキックを蹴る前に、ヒロト(石川啓人選手)にアイコンタクトで裏に出せというようなことを伝えていました。ヒロトも頷いている感じでした。ボールが強すぎると流れていってしまって、コーナーキックを取るくらいでしたが、良い感じにマイナス気味に来ました。あとは体で先にアーリーヒットして自分の前にボールを置き、流し込んだという感じです。決めることができて良かったです。
-巧みなボールコントロールだった。練習をしているプレーではないと思うが、テクニックで上回れた部分についてはどう感じているか?
練習とかはしていないですが、僕は背が小さいので、大きなセンターバックにどのように勝てるかと考えると、先に当てたりするような体の使い方が大事になってくると思います。あのシーンに限らず意識していますので、それがあの得点の時に出たと思います。
-久しぶりの先発で結果を残せたが、今後はどのように戦っていきたいか?
後半にもあと2点、3点と取れるシーンがありましたので、そういうところだと思います。1点ではなく、そこで2点、3点を取れる選手にならないとチームに安心や落ち着きを与えられないので、そこはこだわってやっていきたいと思います。
-池上丈二選手がゴールシーンに関して、草野侑己選手に感謝していた。あの場面はどういう狙いだったか?
丈二が試合中に「ニアに潰れろ」と言っていました。点を取りに行くことも大事ですが、ニアに潰れることも大事ですので、そこで潰れて良い感じでこぼれて得点になったのは良かったです。彼のゴールです。すごく良かったです。
-試合前に名塚善寛コーチもかなり大きな声を掛けていたが、どういう話があったか?
今日に限らずいつもピッチ内アップの前にモチベーションを上げることは言ってくれています。今日は引き分けとかではなく、勝点3を維新で取りに行くとということは強い言っていました。全員が共通理解として、同じところを目指せていたと思います。
-次の試合が大事だと池上丈二選手も話していた。次戦はどう戦っていきたいか?
キャプテンの言うとおりで、まだ一勝しただけです。浮かれることなく、次の栃木戦の勝利につなげられるように練習から引き締めてやっていかないと、今日の勝点の意味がなくなってしまいます。後半戦は勝ちを続けていくことが大事になってきますので、頑張りたいと思います。