レノファ山口FC

  • dmd
  • dmd
  • dmd
  • dmd
  • dmd

PREVIEW

良い守備から始まる今日のアウェイ戦

強度と声で相手の動きを制限しよう!

 

今日のレノファイレブンは、石川県金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場でツエーゲン金沢と対戦する。金沢は新しいスタジアムを整備中で、レノファが西部緑地公園に乗り込むのはおそらくこれが最後。現地や映像からスタジアムの雰囲気を楽しみたい。

 

Jリーグでの対戦成績はレノファの2勝3分9敗。スコアレスドローに終わる試合はなく、直近5試合では両チーム計15ゴールが生まれている。スコアが動きやすい組み合わせだと言えよう。

 

金沢は従前からボールホルダーへの寄せが厳しいチームで、マンツーマン気味の守備を行っている。対戦成績でレノファの分が悪いのはそれに苦しめられてきたからだ。

 

また、今年の金沢は個で打開できる選手を揃えていることから、あまり自陣でボールを動かさずに、すぐに前線へと出していくのも昨季からの変化点だ。

 

「個で打開できる選手」の筆頭は、ブラジル人選手のジェフェルソン・バイアーノ(背番号95)。186センチ83キロの体躯を生かし、ワンチャンスを確実に仕留める強力なセンターFWだ。もちろんディフェンスラインの背後への動き出しでは林誠道(背番号9)、ベテランの杉浦恭平(背番号11)も秀でているが、レノファ守備陣はまずはバイアーノへの対応に注力したい。

そのバイアーノにボールを供給するのが、左サイドバックのレオ・バイーア(背番号27)。バイーアはサイドを軽快に駆け上がり、左足でクロスボールを上げるが、滞空時間の長いものがあり、フィジカルに秀でたバイアーノが競り勝ってシュートまで結びつけている。

 

試合をDAZNで見る場合は、バイーアのクロスボールがきれいな弧を描いて巻き落ちるのが、手に取るように分かるだろう。今季の顔ぶれを生かした攻撃の形であり、シンプルながら得点の香りは十分に漂う。バイーアとバイアーノのホットラインは要警戒で、古巣戦となる松本大輔は持ち前の対人守備力で本領を発揮したい。

 

さらに、レノファでプレーした経験のある小野原和哉(背番号18)は今季は、右サイドバックでピッチに立っている。ただ右サイドを上下動するのではなく、中に入ってボールを受け渡すシーンもあり、時間を与えればロングシュートも狙うだろう。

 

レノファは前節の1失点目では、いくつものミスが重なって、熊本の石川大地にあっさりと背後への抜け出しを許した。サイドから簡単にボールを差し込まれ、FWへの対応も後手になったが、2失点目のシーンと同様、声が足りていなかったのも守備が崩れた一因。今節こそは味方同士を声で動かし合って、相手に隙を与えないようにしていきたい。1週間の修正の成果が試される試合でもある。

 

もっとも金沢も守備が盤石とは言い難い。
開幕から4連敗中で、前節は3失点を喫した。冒頭に触れたようにボールホルダーへの寄せは以前ほどは強くない印象があり、プレスのタイミングが遅れて、はがされている場面も目立つ。

 

相手の状況を踏まえれば、レノファの攻撃セオリーからは外れるが、シンプルにボールを送り出し、個人の力を使って崩せる可能性もある。小林成豪の縦の推進力やペナルティーエリアへの動き出し、久々のゴールを挙げた河野孝汰の相手守備陣の背後へのスプリントは、より生きる試合になる。シンプルにゴールを追いかける選手たちの躍動に期待大だ!

 

ともに前節は3失点をしているチーム同士の対戦で、慎重なゲームの入りになると考えられるが、試合全体を見渡せば、個人の力を生かした攻撃の応酬になるかもしれない。
そういう試合だからこそ、守備の局面では強度をしっかりと保ち、声を掛け合って戦う必要がある。
「良い守備から良い攻撃へ」というサッカーの鉄則を全員で表現していこうとすれば、きっと勝点3を持ち帰れるはずだ。

現地やDAZNの画面越しに声援を届け、強度の高い試合から白星を掴み取ろう!

PICK UP

DAZN中継のデータでハーフタイムを楽しもう! vol.2

 

今年のDAZNでは、ボール奪取位置、ゴール期待値などの数字が示されるようになった。配信時間の関係で全ての試合で一様に表示されるとは限らないが、参考にしたい興味深い指標だ。

 

今節のデータで注目したいのはハーフタイムや試合後に出てくる「ボール奪取位置比較」。その名の通り、相手ボールをどこで奪い返したかを見る図表だ。フィールドを模した画面に全ての奪取位置がマッピングされ、アタッキングサード(AT)、ミドルサード(MT)、ディフェンシブサード/ディフェンディングサード(DT)に3分割した場合の奪取割合と平均奪取位置が表示される。

 

アタッキングサード(AT)は相手ゴールに近いエリア、ミドルサード(MT)はハーフウェーラインなどがある中央付近、ディフェンシブサード/ディフェンディングサード(DT)は自陣のゴールに近いエリアのこと。

 

レノファが常に狙っているパターンの一つは、高い位置で奪い返してのショートカウンター。すなわちレノファが「アタッキングサード(AT)」や「ミドルサード(MT)」でボールを奪い返し、逆に相手は「ディフェンシブサード(DT)」でしか奪い返せていないというような状況は理想的だ。レノファが押し込んでいるというのを数字が語ってくれている。

 

【レノファ】AT:高 MT:高 DT:低
【対戦相手】AT:低 MT:低 DT:高
△レノファにとって理想的!

 

ただ、金沢戦に限れば、数字はそうはならないかもしれない。相手がシンプルにジェフェルソン・バイアーノに当ててくる場合、高い位置で奪い返すのは難しく、ボールの奪いどころはどうしても低くなってしまう。レノファのボール奪取位置がディフェンシブサード(DT)に偏る可能性も十分にありそうだ。

 

【レノファ】AT:低 MT:低 DT:高
△今節はこうなる可能性もある

 

もっとも、奪取位置が低いからといって、相手の土俵に立っているわけではない。むしろ着目したいのはレノファがどこでボールを奪われているか。相手が高い位置で奪い返しているようなデータが出てくると、レノファはせっかくマイボールにしたのに、自陣ですぐに奪い返されているということになる。

 

【対戦相手】AT:高 MT:高 DT:低
△レノファは自陣で奪い返されている

 

こうなってしまうと相手に反復攻撃を食らいやすく、体力的にも厳しい試合になってしまう。もしハーフタイムの数字がこのようなものであれば、後半は皆川佑介に早めに預けたり、ボールを持てるような布陣変更をしたりして、大きく戦い方を変えなければならないだろう。

 

対してレノファが奪われる位置が高ければ、長いボールの応酬になりながらも、チャンスは作れていると考えられる。

 

【レノファ】AT:低 MT:低 DT:高
【対戦相手】AT:低 MT:低 DT:高
△どちらも高い位置までボールは運べている

 

ボールが行ったり来たりする展開はレノファの形ではないとはいえ、攻守が目まぐるしく変わるゲームは飽きない。これはこれでタフだが、チャンスをものにできれば、試合の流れをぐっと引き込むことができよう。後半はチャンスの精度を上げるための戦術や選手交代に期待が懸かる。

 

はたしてハーフタイムではどういう数字が表示されるのか。今節もDAZNで示されるJ STATS(ジェイ・スタッツ)のデータから後半45分を読み解くハーフタイムにしてみたい。

 

通算対戦成績

前回対戦ハイライト

スタッツ

2023年3月14日現在

jstats

INFORMATION

dazn

SNS