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7/10(日) レノファ山口FC vs アルビレックス新潟 田辺三菱製薬Presents 「ALSアクションデー」開催!

クラブ情報2022/06/24

このたび、レノファ山口は、2022/7/10(日)維新みらいふスタジアムで開催される、アルビレックス新潟戦において、田辺三菱製薬株式会社、一般社団法人WITH ALS、株式会社オリィ研究所、日本ALS協会山口県支部と連携し、神経難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の疾患啓発を目的とした、「ALSアクションデー」を開催しますのでお知らせいたします。

 

 Jリーグは、社会課題や共通のテーマに、地域の人・企業や団体などとJリーグ・Jクラブが連携して取り組む活動「シャレン!」(社会連携活動)をおこなっております。この度レノファ山口が開催する「ALSアクションデー」を通して、より多くの方にALSについて関心を持つきっかけにしてもらうこと、およびALS患者さんに対してサッカーを通じた活力を届けることを目的としています。

 

 

『ALSアクションデー』開催概要

 

■日時: 2022年7月10日(日) 

レノファ山口FC vs アルビレックス新潟(19:00試合開始)

■場所: 維新みらいふスタジアム(山口県山口市維新公園4-1-1)

 

■主な内容:

 

・一般社団法人WITH ALS代表理事 武藤 将胤(むとう まさたね)様 来場(DJパフォーマンス実施)

 

<一般社団法人WITH ALS代表理事 武藤 将胤様 プロフィール>

    武藤 将胤(Masatane Muto)

   一般社団法人WITH ALS代表理事 /COMMUNICATION CREATOR/EYE VDJ

     ※EYE VDJ:視線入力でDJ、VJをPLAYする音楽活動を行う。

1986年LA生まれ、東京育ち。
(株)博報堂/博報堂DYメディアパートナーズで、様々なクライアントのコミュニケーション・マーケティングプラン立案や新規事業開発に従事。2013年に難病ALSを発症、2014年に宣告を受ける。

ALSになったことをキッカケに一般社団法人 WITH ALSを2016年に立ち上げ。現在は、クリエイティブの力で、「ALSの課題解決を起点に、全ての人が自分らしく挑戦できるBORDERLESSな社会を創造する。」ことをミッションに活動している。エンターテインメント、テクノロジー、介護の3領域で課題解決に取り組んでいる。

WITH ALS ホームページ

 

・ALS支援金募金箱の設置

 

・ALSチャリティーアイテムの販売

商品:コラボキーホルダー

金額:900円(税込)

販売場所:スタジアムグッズ売り場

 

 

 

 

 

 

・ALS患者様の試合観戦(「ALS患者様のスタジアムでの試合観戦、分身ロボットOriHimeによるリモートスタジアム見学ツアー」)

・学校法人山口中村学園中村女子高等学校調理科の生徒による、地元の食材を用いてアレンジし製作する菓子のチャリティー提供

・ALS患者さんが視線で文字を入力し意思を伝える意思伝達装置を使用し、ALS患者さんや選手へ応援メッセージを送ろう

 

主催:株式会社レノファ山口
協賛:田辺三菱製薬株式会社
協力:WITH ALS、オリィ研究所、日本ALS協会山口県支部
後援:山口県

 

 

【開催にあたって】

 

<田辺三菱製薬株式会社 サプライチェーン本部長 川島 一剛 様コメント>

山陽小野田市にある弊社グループの事業所は、おかげさまで、今年で創業98年目を迎えます。

私たちは『病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。』というミッションを実現するためにALS治療薬を始めとした様々な医薬品を製造し、世界中の患者様に送り届けております。

今回、レノファ山口さんのスポーツを通じた社会貢献活動に共感し、ALS患者さんのことを広く知っていただくため、この度のアクションデーをみなさんと一緒に盛り上げていきたいと考えています。

 

<一般社団法人WITH ALS 代表理事 武藤 将胤 様 コメント>

レノファ山口様にお声がけ頂いた事がキッカケで、この取組みが実現出来る事となりました。心より感謝申し上げます。

私達が闘病しているALSは未だに有効な治療方法が確立されていません。

いつかALSが治せる未来に辿り着くためには、一人でも多くの方にALSの事を知って頂き、継続的な支援の輪を広げていく事が大切です。

今回の取組みが皆様のアクションのキッカケになることを願っています。

応援よろしくお願い致します。

 

<株式会社オリィ研究所 吉藤 オリィ 様コメント>

分身ロボット「OriHime」の開発途中、2013年にALSの方と出会った事をきっかけに、日本ALS協会やWITHALSと共にテクノロジーで寝たきりの先をつくるを目指して研究を続けてきました。最近では、まさに視線入力で移動するOriHimeを操作してのサッカー大会などもよく開催しており、サッカー選手にアドバイスをきく寝たきりの青年も登場しています。

私達もこれからも研究を続けていきますし技術は進歩し続けます。応援よろしくお願いします。

 

<日本ALS協会山口県支部 事務局長 原田 典子 様コメント>

この度「レノファ山口」様からALS患者を「レノファ山口FCとアルビレックス新潟」の試合観戦にご招待頂きまして、本当に嬉しく思います。

日常の生活の中では、なかなかできないことへの参加ができることで、その後の生活にプラスにする事が出来れば良いなと思います。

また、ALS患者の武藤さんとの交流会も同時に企画して頂き、これもまた、その後の生活に一石投じることができれば、この企画の大きな成果と思います。

 

<株式会社レノファ山口 代表取締役社長 小山 文彦コメント>

WITHALSの武藤さんは、私が東京時代に駅伝に関わる仕事をした際に、ご一緒した間柄です。その時は博報堂の若手社員として、西へ東へ奔走し、イベント運営を切り盛りしていました。
そんな彼がALSになったと聞いたとき、とても驚きましたが、これまで表立ってサポートすることができていませんでした。この度こうしてまた一緒にお会いすることができ、ALSという難病をみなさんに知っていただく機会ができたことをとても嬉しく思います。

 

 

■ALS(筋萎縮性側索硬化症)について

 体を動かす運動神経が老化し、徐々に動かなくなっていく難病です。

運動を司る神経の変性によって筋肉への命令が伝わらなくなり、筋力の低下を引き起こすが、意識や五感、知能の働きは正常のまま。しかし、発症してからの平均余命は3~5年と言われ、世界で35万人、日本には約1万人の患者がいます。

ALSの進行によって、手足の麻痺による運動障害、コミュニケーション障害、嚥下障害などの症状が起こり、最終的には呼吸障害を起こすため、延命のための人工呼吸器の装着が必要となります。

極めて進行が速く、現在、治癒のための有効な治療法は確立されていません。

(出展:WITH ALS HP)

 

■ALS患者さん向けオリジナルレシピ「世界を旅するALSレストラン」について

田辺三菱製薬の健康支援サイト「ALSステーション(https://als-station.jp/)」では、ALSの病態・治療から周辺知識、各種サポート体制など、さまざまな情報を分かりやすく紹介しています。その中に開設したALS患者さんのための情報サイト「ALS ACTION!」では、患者さんやそのご家族、および医療関係者の声を紹介するほか、ALS患者さん向けに嚥下や栄養価に配慮して制作した世界の料理のレシピを、その国の観光地や文化とともにシリーズで紹介するコンテンツ「世界を旅するALSレストラン」を公開し、ご自宅にいながら味覚の世界旅行へとご案内します。

 

■シャレン!(社会連携活動)とは

 社会課題や共通のテーマ(教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など)に、地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などと
Jリーグ・Jクラブが連携して取り組む活動です。

 

■分身ロボットOriHimeについて

公式ホームページ: https://orihime.orylab.com/

※「OriHime」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。

 


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