レノファ山口FC

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株式会社レノファ山口代表取締役社長 交代について

クラブ情報2022/01/15

本日1月15日、河村孝は株式会社レノファ山口代表取締役社長を退任し、後任として、小山文彦が代表取締役社長に就任いたしました。なお、河村孝は、1月31日のJリーグ理事会での確認を経たのちに代表取締役を退任し、株式会社レノファ山口顧問に就任予定です。

河村孝のコメント、および小山文彦のコメント・プロフィールは以下をご覧ください。

 

【河村 孝(かわむら たかし)前代表取締役社長コメント】

 

 皆様、いつも応援いただきありがとうございます。

 レノファ山口FCには、2012年に監督として携わり、その後GMを経て、2013年11月の株式会社設立から社長に就任いたしました。思えば当時先の見えない状況の中での就任で無我夢中の10年間でした。

 2012年以降、カテゴリーは中国リーグからJFL・J3を経てJ2まで昇格し、売上や入場者数は大きく伸び、山口県内19市町全てがホームタウンとなりました。就任当初には考えられなかった事です。これらはひとえに、ファン・サポーター、オフィシャルパートナー・クラブサポーター、自治体、メディアをはじめレノファに携わる全ての皆様の応援と支えで実現できました。皆様には本当に心より感謝申し上げます。

 一方、新型コロナウイルスの影響もあり、2020年は大きな赤字を計上いたしました。また、2021年も2020年同様の大きな赤字が見込まれ、レノファ山口がこれからも存続しJ1を狙い続けていくためには、増資など経営基盤の増強が不可欠な状況にあります。
 その中、この度小山新社長を中心として経営の道筋をたてることができました。

 経営基盤の増強をすること、また経営面や強化面で新たな体制で進む事が最善であると判断したことから、この度、退任を決意いたしました。
改めてここまで未熟な自分と共に歩んで頂いたレノファ山口FCに関わる全ての皆様に感謝申し上げます。また、これからもレノファ山口FCに変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げます。

 

【小山 文彦(こやま ふみひこ) 新代表取締役社長コメント】

 

 みなさん、はじめまして。本日代表取締役社長に就任した小山文彦と申します。私はプレイヤー経験は全くありません。一方で経営者としては東京で15年間、自分なりの努力をしてきました。その中でレノファ山口FCの方々と出会い、結果としてこのような重大な職責を預かることになりました。私にとっては地元への恩返しになり、地元で活動するきっかけとなるチャンスだと考えています。経験に驕らず、これまでの知見やネットワークを駆使し、さらに成長することで、レノファ山口FCのさらなる発展を実現することを誓います。

 Jリーグはアフターコロナに舵を切りました。Jリーグの財務基準の特例措置は2021年度末までで終了し、2023年度末までの2年間の猶予期間の後に従来の基準に戻り、債務超過や連続赤字の場合にクラブライセンスが交付されなくなります。J1を目指しているレノファ山口FCが、財務問題を解決しないとJ2で戦うことすらできなくなるのです。このため、J1昇格への課題はいくつもありますが、まずは、今シーズン中の債務超過の解消、来シーズンでの連続赤字の解消を進めていきたいと考えています。幸いにも、債務超過については河村前社長がおおよその道筋を作ってくれています。私は、このシーズン開始前の時点でしっかりとバトンを受け継ぎ、やるべきことをしっかりと整理し、確実に進めていきたいと思います。

 私がレノファ山口FCの存在を知ったのがいつかは忘れましたが、J3で戦うようになった頃から、現地観戦する濃いめのファンになっていました。私が東京で起業したのが2006年でしたので、エンブレムに2006を冠するレノファ山口FCは、地元のサッカーチームという関心以上に、近しいものを感じていました。帰省した際に友人を連れてホームゲームを観に行ったり、妻と一緒に東京近郊で行われるアウェーゲームを観たりと、自分の人生における、一つの大きな輝く楽しみとなりました。私自身は今後もレノファ山口FCのファンであり続けるつもりですし、ファン、サポーター、パートナーの方々にはこれまでの私と同様に厳しく暖かいご意見をいただけたらと思います。頑張ります。

 

【小山 文彦 プロフィール】
■生年月日 1973年3月19日(48歳)
■出身地 山口県周南市
■経歴
1991年3月、山口県立徳山高等学校卒業。1995年3月、山口大学人文学部卒業。
東京で会社員を経験した後、2006年5月に株式会社ゴーガを設立、その後売却。
2016年10月、周南市に365y株式会社を設立し代表取締役に就任(現任)。


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