第23節7月17日(土)
観衆 2,848人 天候 曇 気温 25.2度 湿度 82% 主審:藤田 優 副審:村田 裕介/亀川 哲弘 四審:石丸 秀平
明治安田生命J2リーグ
7月17日(土)19:00
維新みらいふスタジアム
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レノファ山口FC
明治安田生命J2リーグ
7月17日(土)19:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
1前半0
0後半0
AWAY
ブラウブリッツ秋田
観衆 2,848人 天候 曇 気温 25.2度 湿度 82% 主審:藤田 優 副審:村田 裕介/亀川 哲弘 四審:石丸 秀平
27分 高井 和馬 | 得点者 | |
---|---|---|
70分 神垣 陸→佐藤 健太郎 70分 高井 和馬→草野 侑己 81分 川井 歩→橋本 健人 81分 島屋 八徳→河野 孝汰 90分 田中 陸→ヘニキ | 選手交代 | 58分 中村 亮太→井上 直輝 58分 齋藤 恵太→才藤 龍治 73分 沖野 将基→三上 陽輔 73分 茂 平→武 颯 82分 稲葉 修土→山田 尚幸 |
13 | シュート | 6 |
8 | GK | 5 |
7 | CK | 5 |
9 | 直接FK | 6 |
6 | 間接FK | 1 |
1 | PK | 0 |
6 | オフサイド | 1 |
83分 関 憲太郎 | 警告 | 26分 谷奥 健四郎 88分 飯尾 竜太朗 |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 13 | 楠本 卓海 |
DF | 6 | 渡部 博文 |
DF | 3 | ヘナン |
MF | 15 | 川井 歩 |
MF | 29 | 田中 陸 |
MF | 26 | 神垣 陸 |
MF | 44 | 石川 啓人 |
FW | 10 | 池上 丈二 |
FW | 11 | 島屋 八徳 |
FW | 46 | 高井 和馬 |
GK | 17 | 吉満 大介 |
---|---|---|
DF | 42 | 橋本 健人 |
MF | 5 | 佐藤 健太郎 |
MF | 30 | ヘニキ |
FW | 16 | 浮田 健誠 |
FW | 31 | 草野 侑己 |
FW | 38 | 河野 孝汰 |
ブラウブリッツ秋田
GK | 21 | 田中 雄大 |
---|---|---|
DF | 6 | 輪笠 祐士 |
DF | 2 | 谷奥 健四郎 |
DF | 50 | 加賀 健一 |
DF | 33 | 飯尾 竜太朗 |
MF | 23 | 稲葉 修土 |
MF | 7 | 普光院 誠 |
MF | 22 | 沖野 将基 |
MF | 8 | 茂 平 |
FW | 9 | 中村 亮太 |
FW | 29 | 齋藤 恵太 |
GK | 1 | 新井 栄聡 |
---|---|---|
DF | 24 | 山田 尚幸 |
DF | 32 | 増田 繁人 |
FW | 13 | 才藤 龍治 |
FW | 14 | 三上 陽輔 |
FW | 16 | 井上 直輝 |
FW | 19 | 武 颯 |
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監督コメント
スタジアム入りするところから非常に多くのサポーターが集まってくれて、バスの入り待ちをしてくれました。バスから降り立った瞬間のみなさんの熱気とパワーとものすごく感じて、我々はいつも以上に走らなければいけないと本当に感じました。間違いなくみなさんの思いやパワーが届きましたし、我々は届かせてもらったものを倍以上にしてお返ししなければならない。我々にはそういう使命があると選手を送り出しました。選手も意気に感じて、90分プラス、アディショナルタイムまでタフに戦い抜いてくれたと思います。
際の部分での勝負で負けないこと。そういうあたりを水戸戦あたりから発揮できるようになり、今日もそういった部分で戦おうとすれば、秋田さんの土俵にある程度は乗る形になりますが、我々にとっても臨むところだと。相手の土俵でもしっかり勝って、我々がやろうとしているサッカーでも勝って、それで結果を出して自分たちのこれからにつなげるということで今日のゲームに臨みました。
前半の45分に関しては非常にボールの動かし方も意図的で、うまく前進できたシーンはあったと思います。後半は少し苦しむものがありましたので、しっかり修正し、つかのまのオフを挟んで、そのあとの19試合につなげていきたいと思います。
-前半についてはレノファの攻撃が出せた部分もあると思うが、相手のプレッシャーが想定よりも弱く感じたような部分もあったか?
相手がどういうように来ても、来ればその背中をどのように利用するか。来なければ違う人が空いて、こうやったら前進し、背中が取れるという作業です。来てくれたものをはがすシーンもありましたし、これをやれば相手は来られなくなるのでそのときの前進の仕方は変わってくる。それは駆け引きですので、単純に秋田さんがこうだったから、こうでしたということではないです。一つ一つの局面で我々が少しずつ上回っていったから、結果的に来られなくなったかもしれないですし、最初から我々がやろうとしていることを警戒して来なかったのかもしれません。どちらもあったとは思います。
-後半は押し込まれたが、飲水タイムにどのような指示をしたのか? また佐藤健太郎選手にはどういう役目を与えたのか?
明らかに彼らのプレッシャーのかけ方も変わってきていました。相手も前線の選手を入れ替えてフレッシュになっていましたから、どうひっくり返すか。シャドーが背後を取れれば良かったですが、ヤツ(島屋八徳)、池上丈二も中間でピックアップするのが得意な選手で、ただ、ヤツには背後を取れるという話をしたのと、草野侑己を入れて、侑己には、侑己がアクションを分かりやすくするというタスクを与えました。侑己が走ればひっくり返せるという状況を作り出したかった。実際にそれをやれたシーンはいくつもありました。
佐藤健太郎に関して言えば、ボランチのところの距離感を近づけることと、最終ラインが落ち着かなければ下りても構わないので、下りて良い状態から供給しましょうというタスクを与えました。
-このあとの戦いに向けて、今日の勝ちはどういう意味を持ちそうか?
自分たちがやりたいことがやれるようになり、表現できるようになってきました。それは間違いないです。前節の磐田戦もそうですし、前回のこの場でもお話ししましたが、開幕戦の0-0と後半戦の開幕の2-2は同じ結果ですが、やれたことは間違いなく違う。自信にできうることだと選手に促しました。ただ、そこに結果が乗ってこないと本当の自信にはならないですので、今日は苦しみながらもクリーンシートでホームで勝つことができました。我々にとっては間違いなく大きな自信と勢いになると思います。こういう勝ちをしっかり味わえばまた欲しくなるし、サポーターが喜んでいる姿を見せれば、またもっと喜んで貰いたいと思う。それが相乗効果になると思います。選手には今日の味をつかの間のブレイクで忘れることのないようにしてほしいと思います。
-得点を取ったあとにすぐに取られるという試合もあったが、先制後のメンタリティーで監督から指示したものはあるか?
決して磐田戦に関しては取ったあとに引いたとは思っていません。そういうようなアクションは見られなかった。結果的に押し込まれてやられてしまいましたが、人数を掛けて守っているのであれば守り切らないといけない。むしろそういうメンタリティーのほうが大事だと思います。ただ、こういう話は選手にはしていないです。正解があってないようなものですので、一つ一つを経験しながらゲームの流れを読む力を身につけていかないといけない。監督がこう言っていたからこのシチュエーションはこうだと決めつけてしまうと、アクセルを踏めなかったり、ブレーキを掛けられなかったりする。肌感覚で学ぶしかないです。
それを考えると今日は点を取りに行くという姿勢があったと思いますが、飲水タイムまでをしのいだことのほうが余程大きかったと思います。ここを耐えよう、しのごうという空気感がありました。最後のアディショナルタイムも含めて、相手のロングスローがあった中での我々の耐え方でも、そういうメンタリティーがあったからだと思います。より高い位置でボールを奪いたいし、自分たちがボールを持ち続けたいですが、決して90分間、そういうことはできないですので、そういった意味では試合前に我慢比べで、自分たちがボールを動かし続けることに焦れてはダメだし、自分たちがゴール前で守るシチュエーションも必ず来る。そういうときに耐えられるかだとは伝えました。そういうことの意識は皆で共有できたと思います。
-複数得点を取りたいというような部分もあったと思うが、実際にそれはできそうな感じはあったか?
あったと思いますが、それを意図的に作り出せたかと言えば、それほど多くはなかった。例えばリスタートや終盤のお互いに行って来いになるようなシチュエーションで、草野侑己だったり、河野孝汰だったりがひっくり返して、GKと1対1になりそうなシーンのようなところだったと思いますが、全部が全部、意図的にチャンスを作り出せたかと言えばそうではない。ただ、こういうゲームはありますので、リスタートでもう一つ仕留められれば、我々にとってはもっと優位になる。カウンター気味に出ていったときにゴールを仕留められればもっと楽になる。2-0にできたゲームだったと思いますが、我々の意図的かどうかはまた別の問題だと思います。
選手コメント
-試合を振り返ってほしい。
嬉しいですが、個人的にはあまり良くなかったので、チームのみんなに感謝しなければいけないと思っています。秋田のサッカーを受けないようにしようということと、相手の土俵になっても勝とうということはチームとして試合前から話していました。前半はうまくボールも回せていましたし、相手もあまり来られていなかった。その中で先制点を取れたのは良かったですが、後半は、向こうのペースにまではなっていないですが、そういうところでこちらがあまりうまく行かなかった。そういうところを修正していかないといけないと思います。
-前線3人は固定してきているが、連係面はどのようなことを意識しているか?
今まではそこの3枚でポジションにこだわりすぎていた部分があったと思いますが、うまく3人で良い距離感を取ったり、ポジションチェンジしたら相手も戸惑うと思います。そういうところがここ数試合できていたと思います。(3人では)うまく距離感を近づけたら良いプレーができたという話はしていました。ポジションチェンジしながら流動的にやることでチャンスも何度か作れていますし、そういうところで3人の関係性が良くなってきているのかなと思います。
-息が合ってきているということか?
今までポジションにこだわりすぎていたところがありましたが、練習でも組んだりしていますので、そういうところで少しずつ良くなってきている。もう少し良くなると思います。
-中断期間ではどういうところを高めたいか?
中断する前に勝てたのは良かったですし、そういうところでまた試合が少し空くので、そこでもっとチームが良くなればと思います。
-中断前に得点を決めることができたのは、ストライカーとしては大きいのではないか?
今まで10試合くらい取れていなくてチームに迷惑を掛けていました。PKですが取れたので、気持ちとしても少し楽になりました。けれども、PKを取ってくれたのも、守ってくれたのもチームメイトのお陰ですので、そういうところを感謝して、また点を取れるように頑張りたいです。
-PKは右を狙ったが、蹴る瞬間に決めたのか?
PKを蹴る練習はしていますので、GKを見て蹴りました。
-押し込まれる時間もあったが勝ち切れた。試合を振り返ってほしい。
ここ最近、チームが得点してくれていても、チーム全体で守り切れないという時間帯もありました。結果的に1-0で勝てたのは良かったと思いますが、最後にはオフサイドにはなりましたが、あのような危ないシーンもなくしていかないと後半戦も厳しい試合が続くと思います。(中断期間を)良い期間だと思ってプラスに捉えて準備していきたいと思います。
-無失点で勝てたという点ではどこが良かったのか?
結果的には1-0でしたが、良かったとは思っていません。引いて守ってしまう時間も後半は多かったですし、相手の土俵で戦った部分もありました。受けてしまって、それで今までもずるずる下がって失点することもありましたし、今日もそういう時間帯はありました。強気で行こうというような声は掛けていましたが、どうしても後ろで構えているというところが見受けられますので、そういうところを改善して後半戦を戦っていきたいと思います。
-中断期間はどのようにチームを高めていきたいか?
監督が落とし込んでくれると思いますが、選手はそれだけに頼らずに、試合に出ている選手が感じて、どういうものを練習でアプローチしていくかが大事だと思います。自分も歳が上のほうですが、そういうことは伝えていかないといけないと思います。