レノファ山口FC

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PREVIEW

レノファ初のラウンド16でJ1サガン鳥栖と対戦

さらなる高みへ、アクションを起こし続けよう!

 

天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会のラウンド16が8月21日に一斉に行われる。16強に初めて名を連ねたレノファ山口FCは維新みらいふスタジアムでJ1のサガン鳥栖と対戦する。さらなる高みを目指すためにも、リーグ戦に向けた良い流れを作っていくためにも、絶対に負けられない一戦だ。

 

対戦相手のサガン鳥栖は2011年のJ2リーグで2位に入ってJ1昇格を果たし、その後はJ1での戦いを続けている。今季は苦戦を強いられて降格圏の19位にしずんでいるが、8月に就任した木谷公亮監督がチームの立て直しを図っている。

 

鳥栖はもともと運動量豊富にハードワークする印象のあるチームであり、さらに今夏まで指揮した川井健太監督が細かな攻撃戦術を根付かせてきた。木谷新体制で守備が整理されてきているが、攻撃の良さは残しており、ボール保持の質は高い。ベースのフォーメーションは4-2-3-1で、守備時は4-4-2のブロックが予想される。ただ前節は北海道コンサドーレ札幌に5失点を喫しており、布陣変更も想定しておきたい。

 

来たる試合ではチームをJ1に導いた選手の一人でもある藤田直之(背番号14)、ブラジル人ストライカーのヴィニシウス アラウージョ(同11)、セレッソ大阪の生え抜きでBGパトゥム・ユナイテッドFCに所属した経験もある丸橋祐介(同28)などの出場が考えられる。

 

藤田などのボランチが中央からボールを動かして、丸橋など高い位置を取るサイドバックに供給、さらに前線ではFW陣が巧みな駆け引きから背後を取っていくような攻撃をしてくるだろう。レノファ守備陣には繊細なラインコントロールとオーガナイズが求められる。誰が出てきても技術のある選手たちと向き合うことには変わりなく、特に6.キム・ボムヨンや鳥栖からの期限付き移籍で加入している40.平瀬大などは重要かつタフな役割を担いそうだ。

レノファの攻撃に目を移すと、リーグ戦前節の藤枝MYFC戦では前線のアクションが不足して相手のウィークポイントを突けず、無得点で試合を閉じた。この反省を踏まえ、相手のコンパクトな守備布陣を揺さぶる大胆な攻撃を仕掛けていきたい。

 

ピッチを横断する大きなサイドチェンジを使ったり、ミドルシュートで相手の視線を変えたりすることも重要なプロセスだ。個人技で守備を割る動きも効果があり、狭いエリアでボールを華やかにさばいてゴールを近づける55.五十嵐太陽、するするとゴール前に入ってシュートを放つ38.末永透瑛にも期待が懸かる。

もちろん強豪チームを相手にする試合では経験豊富な選手のゲームメークも重要になる。すなわち前節のリーグ戦がJリーグ戦初出場となった4.サーラット・ユーイェンや、練習でもボールに積極的に関わっている33.山瀬功治の経験値も生きてくるだろう。若手の前向きなアクションを引き出す彼らの試合運びにも注目したい。

相手がJ1残留争いの渦中にあるとはいえ、力のある顔ぶれであることは言うまでもない。試合は攻撃する時間と守備に回る時間がくっきりと分かれる展開が予想され、レノファはどちらかといえば守勢の時間が長くなる。ただ、攻撃に転じられるタイミングで、前節では鳴りを潜めた積極性をしっかりと出せれば、勝機は十分にある。辛抱強く戦って、ゴールをこじ開けよう。

 

歴史をどんどんと塗り替え、新たなクラブ史の扉を開いていく今シーズンのレノファ山口FC。
ラウンド16に勝てば、横浜F・マリノスとV・ファーレン長崎の勝者と対戦する準々決勝に駒を進める。「何としても勝って歓喜の輪を広げていきたい」と志垣良監督は誓う。

さらなる高みを目指して戦うイレブンに、水曜のナイトゲームも熱い声援を送り、歓喜の瞬間をみんなでたぐり寄せよう。

 

選手コメント

栃木戦では新しいことにトライした中でのミスがあって失点しましたが、その痛みの中から学びはありました。ただ藤枝戦に関してはやるべきことを怠った中での3失点ですので、やってはいけないものです。現実として立ち上がりから体が動いていなかったですが、原因を一つに絞るのは逆に危険に感じています。ただ、体が全く動けない状況というのを作らないことは大事です。

 

鳥栖は監督が代わってまず着手されたのが守備の部分だと思います。鳥栖はアウェイでの3連戦でもありますので、どういう形で来るか読みづらい部分はありますが、試合の出場機会の少ない選手たちもやってやろうという気持ちは強いと思います。そういう選手たちを波に乗せないようにしっかりと準備して試合に入りたいと思います。

 

レノファはベスト16まで来て、ベスト8が見えている現状があります。何としても次に進みたいという部分もありますし、リーグ戦のラスト11試合に向けたアピールのチャンスも与えたいという部分もあります。J1と山口で試合をやれる機会は決して多くはないと思いますが、その中で我々がひるむことなく戦う姿勢をサポーターの皆さんにも見ていただきたいです。何としても勝って歓喜の輪を広げていきたいです。

選手コメント

試合に出るかどうかは分かりませんが、結果を残していかないとリーグ戦からのメンバーの入れ替えもないと思いますので、勝って結果を残したいです。リーグ戦のスタメンから外れて気持ちの面では落ちる部分はありましたが、明確に課題を提示してくれているので、これではダメだと思って取り組んでいます。前節はチームが負けていた中での鳥栖戦ですので、モチベーション高く臨みたいと思います。

 

ビルドアップの面でのポジショニングとか、ボランチとの関わり方というのは確認していますので、そこは意識してやっていきたいと思います。藤枝戦では相手のほうが勢いがある感じで、それに飲まれたような感じがありました。ただ鳥栖戦はレノファのホームスタジアムですので、まずは雰囲気からも圧倒したいです。帰陣とかポジショニングではレノファが上回れるところがあると思います。試合ではもっと前からどんどん行って、鳥栖の守備の部分を突いていきたいと思います。

 

自分たちにとっては負けられない試合ですが、対戦が楽しみな選手もいます。富樫敬真選手にはお世話になったので、もし対戦できたら嬉しいですし、堀米勇輝選手やトレーナーのみなさんにもお世話になりました。楢原(慶輝)も復帰していたので、楽しみです。一緒にやっていた選手とは維新のピッチで会えたら嬉しいです。

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