

リーグ戦は前節で半分を終え、早くも後半戦の戦いに入っていく。その初戦は天皇杯で対戦したばかりのザスパ群馬。前半戦は4-0でレノファが勝利し、天皇杯もPK戦の末にレノファが制している。それらの勢いのままに、今節もしっかりと勝利を引き寄せよう!
まずは相手の状況について触れておきたい。群馬はリーグ戦で20位と苦戦し、5月には監督を交代。ヘッドコーチを務めていた武藤覚監督が指揮を執り、戦い方にも変化を加えている。
基本となるフォーメーションは3-1-4-2で、前回対戦の3-4-2-1からは中盤や前線の形が異なる。これまでの群馬はボールをつなぎながらゴールを目指していたが、縦への素早い攻撃も増え、ウイングバックやシャドーに入る選手たちは積極的に背後を取る動きを見せている。
左右のウイングバックをこなす川上エドオジョン智慧が出場停止で出られないものの、高橋勇利也(背番号22)や天笠泰輝(同6)からの供給には古巣戦となる和田昌士(同7)、鋭い突破を見せる佐藤亮(同10)などが受け手となり、攻撃にリズムをもたらす。天皇杯で佐藤亮は120分間、左ウイングバックも務める山中惇希(同17)も80分弱プレーしており、メンバー面で読めない部分もあるが、群馬の縦のスピードには警戒が必要だ。
レノファは前節のジェフユナイテッド千葉戦で48.新保海鈴のサイドに長いボールを入れられ、特に前半は後ろ向きに走らされる場面もあった。長いボールで揺さぶられ、簡単に背後を取られると失点リスクも高まるため、新保や3.ヘナン、37.田邉光平などが声を掛け合い、相手のやり方に翻弄されない規律ある守備を徹底したい。
着目したいのは、志垣良監督が後半戦でどのような引き出しを開けて戦うかだ。天皇杯2回戦では志垣監督曰く「新たなやり方」を実行に移し、「後半戦に向けて一つの良いきっかけが見つかった」と一定の手応えを得たという。
残念ながらライブ配信がなかったため、内容を多くのサポーターに見せることはできなかったが、危険なエリアにボールを入れさせない守備を徹底し、攻撃では5-3-2のブロックを築く相手ゴールを脅かした。志垣監督が新機軸をリーグ戦でも披露するのか、それとも前半戦の戦い方を貫いていくのか。後半戦初戦での変化にも注目だ。
また、リーグ戦に出たメンバーと天皇杯で結果を残したメンバーの競争が、どのようなスタメン構成に反映されるかも楽しみだ。
上述のように群馬は守備では5-3-2のブロックを敷く。システム上はウイングバックの背後やボランチの脇はウィークポイントになりやすく、レノファは両サイドの選手たちがどれだけ内や外に動いてボールを引き出せるかがカギを握る。
これまでのリーグ戦で言えば、左では20.河野孝汰が新保との連係からチャンスを作り出し、右では16.吉岡雅和や68.野寄和哉がそれぞれの持ち味を発揮してリズムを生み出してくれるだろう。もちろん天皇杯で活躍した選手のスタメン抜擢も考えられるが、いずれにしてもシステム上のギャップはしっかりと生かしたい。
天皇杯での激闘から中3日で迎えるアウェイゲームが、レノファの後半戦のオープニングマッチ。
上昇を続けるために貫くこともあれば、変化させていくものもあるが、柔軟な戦術で戦ってきている志垣レノファの歩みが止まることはない。
いざ勝負の後半戦。
今節も精一杯の応援を届け、白星を掴み取ろう!

チームとしても個人としても強度のところは良くなってきたと思いますが、(リーグ戦前節の)千葉戦は相手のほうが上回っていました。もっともっと突き詰めていかないといけないと再認識しましたし、これを教訓にしていきたいと思います。リーグ戦の前半戦で2得点だったのは物足りないですし、2桁ゴールというのは目指しているところですので、後半戦はそれに向けて積み重ねていくだけだと思います。
群馬さんは僕たちに食ってかかろうという思いで来ると思いますし、僕たちも上位にいるチームだという認識は全くないです。順位に関係なく全てのチームに対してチャレンジャーという思いでやっていかないといけないです。
天皇杯もある3連戦で、リーグ戦で出場機会がない選手も野心を持ってトレーニングに励んでいます。そういう選手がたくさんいますので、そういう選手たちに負けずに、自分も結果を残せるようにやっていきたいと思います。
千葉戦は久々の敗戦でしたが、本当に一つのミスが失点につながりますので、引き締め方、前半の終わらせ方、試合の終わらせ方というところは自分としても甘さが出たと思います。後半戦で一つでも上に行けるように、後半戦最初の試合からもう一段階、ギアを上げて戦っていきたいと思います。
個人としてはできることはシーズンの最初に比べれば増えていますが、最後のところの質であったり、まだまだもっともっと成長できる部分があります。相手チームの選手からも吸収できることは本当に多くあると思っていますので、本当に一試合一試合を大切に、練習からも試合からも積み上げていきたいと思います。
もっともっと得点に絡みたいですし、ミドルシュートを枠に持っていく力も必要だと思います。そこで差が出てくると思いますので、本当にチームに勝たせられる選手になっていきたいです。後半戦もプレーオフ圏内、昇格を目指して全員で戦っていきたいです。そのために日々を大切にして上に行きたいと思います。
前節フォーメーション
前節ハイライト
前回対戦ハイライト
スタッツ
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