レノファ山口FC

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PREVIEW

みらスタで見せる新生レノファの躍動!

強度の高いサッカーで勝利へと突き進もう!

 

今節は2023年シーズンの前半戦を締めくくり区切りの一戦。
対戦相手には充実した戦力でJ1返り咲きを目指すベガルタ仙台を迎えた。下位からの浮上を狙うレノファ山口FCにとっては、新体制の試金石となるゲームだ。

 

前節はフアン・エスナイデル監督が指揮を執った初戦で、評価の難しい試合になった。新指揮官は短い準備期間ながら新風を吹き込み、システムを4-2-3-1に変更。強度の高いプレスを断行したほか、セットプレーの守備にも手を加え、高めのライン設定やマンマークでの対応を図った。

これらのプランで前半は主導権を握り、ショートカウンターに出ていく場面も創出する。「選手とはアグレッシブにプレッシャーに行こうと(話していた)。前半はそれがかなりの部分で見ることができた」(エスナイデル監督)と手応えのある内容になった。

残念ながらショートカウンターは得点には結実せず、ペナルティーエリア内での連係不足と決定力不足は改めて浮き彫りになった。ハイプレスによる消耗も一因に挙げられ、先発している13.大槻周平、今節が古巣対戦の9.皆川佑介などはハードワークが光る反面、フィニッシュワークに使うエネルギーの消失だけは避けたい。

 

そんな中で今週は十分な時間があったことから、エスナイデル監督は強度向上と体力アップを目指すメニューを組んだ。6月14日の公開練習に訪れたサポーターも変化を感じ取れただろう。フィールドプレーヤー向きのメニューにGKが加わったり、自主トレの時間を設けずに全員でのランニングで練習を終えたりと内容を刷新。エスナイデル監督はその中でインテンシティー(強度)の高さを強く求めた。

 

前節の内容や意欲的な練習内容を踏まえると、今節もハイプレスのメリットを最大化する戦い方を選択しそうだ。すなわち、図の通りフォーメーションは4-2-3-1が有力で、ボールを奪ったあとのショートカウンターが攻撃の基本軸になっていくと考えられる。

 

右サイドバックは2.高橋秀典が出場停止のため、図では7.石川啓人を配した。もちろん前節は一時的にこのポジションに入った11.田中稔也、プレーエリアの広い18.高木大輔、負傷のためにゲームから離れている15.前貴之なども候補に挙がる。ショートカウンターの質向上にはサイドの連係が不可欠で、新たに入るサイドバックも16.吉岡雅和の推進力を存分に引き出したい。

一方で、仙台は4-4-2のフォーメーションを敷き、組織としても強固だが、最終ラインは対人や空中戦に強い顔ぶれが揃う。彼らの守備から得点を挙げるには、ショートカウンターだけではなく、従前のレノファが持っていたボールを動かしながらポケット(ペナルティーエリアの隅)を取りに行く動作も狙いたい。

 

この動きでは特に20.河野孝汰がカギを握り、距離感が良い6.矢島慎也との連係から背後にスプリントできれば、決定機の質を高められそうだ。

試合全体としては仙台がボールを持つ時間のほうが長くなると予想される。
しかし、高い強度のプレスを続けられれば、仙台の前進を阻み、レノファが敵陣でサッカーができる回数は確実に増やせる。前節の前半や中山元気コーチが指揮を執ったV・ファーレン長崎戦が好例で、保持率は仙台でも、攻撃回数はレノファが多いという状況に持ち込めたなら、上位チームから勝点3も奪えるに違いない。

 

維新みらいふスタジアムにレノファの指揮官として登場するフアン・エスナイデル監督。
どんな試合をホームで見せるのか期待が高まる。前半戦最後の試合で、後半戦に夢や希望が膨らむ試合にできれば最高だ。我らがホームで凱歌を! 
精一杯の後押しで、ホームで白星へと突き進もう!

PICK UP

PICK UP : 21 .関憲太郎 選手

新戦術でもカギを握る

熱くも冷静な“守護神”

 

一つの声で味方を動かし、フィニッシュまで攻め込まれたら機を逃さずに跳ね返す――。

泰然自若にして勝負に徹する熱さも見せる21.関憲太郎が、激動のレノファを最後方から牽引している。

 

関は2008年にベガルタ仙台でプロキャリアをスタートさせ、10年に横浜FCで初めてリーグ戦のゴールマウスを守った。13年に仙台に復帰し、J1で85試合に出場。18年はシュミット・ダニエル(現シント=トロイデン)と正副GKを争い、フィールドの6.矢島慎也とともに天皇杯準優勝へ進むチームをピッチ内外で支えた。

19年から20年の2年間はリーグ戦からは離れていたが、21年にレノファに移籍すると、2年間のブランクを感じさせないパフォーマンスを披露。
関はハイレベルに備えるシュートセーブやクロス対応、長短のキックなどの能力を最大限に発揮し、21年と22年は両年とも36試合に出場している。

 

今シーズンもレノファの守護神として開幕戦からスタメンを守り続けていた。
しかし、3月26日の藤枝MYFC戦を最後に、コンディション面の要因で試合から遠ざかってしまう。
関が不在の間、17.吉満大介、31.寺門陸、ルーキーの1.チェ・ヒョンチャンの全GKがゴールを守ったが、関の経験と技術が必要とされる試合もあった。

 

関が復帰したのは5月28日の水戸ホーリーホック戦だった。「離脱してチームに迷惑をかけてしまったことには変わりはない」と気持ちを新たに試合に臨み、終盤にはビッグセーブを連発。後半アディショナルタイムには、アーリークロスから至近距離でヘディングシュートを叩かれるも、関はシュートコースに飛びついて両手で跳ね返した。背後にボールを放られること自体はチームのエラーではあったが、相手のチャンスは関を越えられず、猛攻は実らなかった。

 

レノファは16.田中稔也がPKで決めた1点を死守し、11試合ぶりの白星。90分間を『虎の子の一点を守り抜いた』と表現するのは簡単でも、ウノゼロの勝利に詰め込まれた関のパフォーマンスは一言では語り尽くせないものとなった。

「(相手のシュートをセーブした)その瞬間は体が勝手に動いた感じだったが、ハイボールへの感覚は良かった。自分だけの力ではなく、みんながしっかりと体を張って守った結果。ただこういう試合展開だけでは厳しく、修正は必要。チーム全体で改善していかないといけない」

 

無失点で抑えた関はそう試合を振り返り、試合を指揮した中山元気コーチは「本当に苦しい時にキャッチをしてくれる。終盤はそういうシーンがたくさん出た。助けられた」と率直な言葉で讃えた。

 

そんな関だが登録身長は178cmで、レノファのGK陣の中では最も小柄。それでも37歳になっても第一線で戦い続けられているのは、不断の努力の成果だ。ベテランという立場に居座るのを肯定せず、今なお成長をやめない。

 

「(他の)3人ともに良いものがある。参考にしたり、吸収できるところは吸収する。そうやって一つのポジションを取りに行くことを続けてきた。これからも切磋琢磨していきたい」

 

そしてレノファは新しい指揮官を迎え、いわゆるハイライン、ハイプレスの新戦術を実践している。
その分、GKのプレーエリアは広がり、時にはハーフコート全体に目を光らせる必要もある。GKにとってもタフな戦術だが、関は「(前に出て行くことは)僕の得意としている部分でもある。そこは表現できると思う」と話し、戸惑うことなく重要度を増す仕事に関流で挑んでいる。

「負けは先行してしまっているが、シーズン当初に掲げた6位以内は狙えると思う。しっかりそこを見据えてやっていきたい」

 

まもなく始まるホーム戦は、レノファが新しいスタイルを維新みらいふスタジアムのサポーターに見せる試合になる。関にとってはさらに特別なゲームで、長く在籍した仙台との古巣戦でもある。恩返しとチームの勝利へ。熱くて冷静な守護神が鋼鉄の関門にも、攻撃の一里塚にもなって、栄光へと導いてみせる。

 

予想フォーメーション

通算対戦成績

前回対戦ハイライト

スタッツ

2023年6月13日現在

jstats

ベガルタ仙台 PREVIEW

カギを握るサイドの仕掛け

レノファの守備判断も重要

 

 

レノファとベガルタ仙台のリーグ戦での対戦は2度あり、レノファから見て0勝1分1敗。2度のスコアは1-2と2-2だ。仙台視点では1勝1分0敗となるので仙台にとっては悪い印象はないかもしれないが、2度とも両チームがスコアを動かしている試合だった。

 

現在の仙台は8位。
戦力が充実しているチームだけに、昇格プレーオフ圏外に甘んじている状況からは一日でも早く脱したいところだろう。ただ、20試合で26得点は上位チームの中では少なめ。レノファでもプレーした中山仁斗(背番号9)、選手名鑑等で“両脚”を利き足としている中島元彦(背番号7)にいかに良い状態でボールを送れるかが浮上へのポイントだと言えそうだ。

仙台は立ち位置を大事にするチームでもあるが、攻撃局面では両サイドハーフの推進力を活かした仕掛けが魅力的だ。ピックアップ選手に挙げた郷家友太(背番号11)は動き出しが良く、シュートへの積極性もある。
逆側の氣田亮真(背番号18)はドリブルでの仕掛けから決定機を創出する。

レノファは彼らのアタックに対し、ハイプレスでの制限が必要になる。サイドハーフに入ると予想される11.田中稔也と16.吉岡雅和、それにサイドバック陣は連動して高い対人強度で臨みたい。

 

ただ、レノファは相手のボールホルダーに厳しく行く分、逆サイドや背後がどうしても手薄になってしまう。ボールサイドでは相手の動きを限定するだけでなく、3.ヘナンが「徹底的に相手陣地でボールを取ることを意識しないと、ハイラインの裏を使われてしまう」と語っているように、ボールを奪いきるだけのパワーが求められる。

 

もちろん仙台はボールをつなぐことに加え、逆サイドに長いボールで展開したり、中山仁斗に預けたりする攻撃も質は高い。レノファが闇雲にプレスに行くと、仙台はいとも簡単にボールを逆サイドや前線に飛ばしてしまうだろう。連動したプレスができない時には、自陣に構えて相手を引き込むという判断も臨機応変に下したい。

 

過去の対戦成績は得点が動きやすい試合になると示唆しており、両チームのFWが得点に絡む場面は増えるかもしれない。それでもポイントになるのはFWに渡る前のボールサイドでの攻防だ。ここでの球際の戦いは間違いなく見応えのあるものになり、勝敗を分けるものにもなるだろう。

ベガルタ仙台 PICK UP PLAYER

郷家友太(背番号11)選手

チームトップの6得点

要注目の多才なアタッカー

 

ベガルタ仙台でチーム内トップの6得点を挙げているのが、ヴィッセル神戸から完全移籍で故郷のチームに戻ってきた郷家友太(背番号11)だ。ジュニアユースまで仙台のアカデミーでプレーし、青森山田高から神戸に加入。年代別代表にも選ばれてきた経験がある郷家は、得点のほかチャンスメークでも活躍の場を広げている。

 

18年に加入した神戸では5年間、コンスタントにJ1リーグでピッチに立った。J1出場試合数はすでに108試合を数え、計10得点をマーク。今年は自身初のJ2リーグに舞台を移し、地元クラブのJ1復帰に向けて奮闘している。

 

仙台での主戦場は右サイドハーフ。先んじて良い立ち位置を取る伊藤彰監督の戦術にフィットしているが、FWやトップ下もこなせる選手だけに、チャンスがあれば最前線まで進出する。実際に前節はペナルティーエリア内を横断するように動いて左からのクロスを呼び込み、後ろ向きに足を出してゴールネットを揺らした。

 

郷家が神戸で培ってきた技術のうち、ボールがない時の立ち位置の良さ、ボールを受ける時のワンタッチ目の上手さなどはみらスタでも感じられるだろう。しかし、レノファにとっては今節もサイドでの攻防がカギを握る試合であり、郷家に自由を与えるわけにはいかない。逆サイドの氣田亮真(背番号18)の動きにも気を配りつつ、強度の高いバトルで郷家が前線へと出て行く機会を減らしていきたい。強度の高いマッチアップは非常に楽しみだ。

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