第14節5月6日(火休)
観衆 6,040人 天候 曇のち雨 気温 16.6度 湿度 88% 主審:吉田 哲朗 副審:若槻 直輝/山村 将弘 四審:川崎 秋仁
明治安田J2リーグ
5月6日(火休)14:00
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田J2リーグ
5月6日(火休)14:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
0前半2
1後半0
AWAY
水戸ホーリーホック
観衆 6,040人 天候 曇のち雨 気温 16.6度 湿度 88% 主審:吉田 哲朗 副審:若槻 直輝/山村 将弘 四審:川崎 秋仁
90+3分 横山 塁 | 得点者 | 38分 渡邉 新太 45分 齋藤 俊輔 |
---|---|---|
61分 野寄 和哉→横山 塁 61分 末永 透瑛→小林 成豪 61分 有田 稜→古川 大悟 76分 亀川 諒史→小澤 亮太 86分 山本 桜大→山本 駿亮 | 選手交代 | 46*分 久保 征一郎→寺沼 星文 65分 津久井 匠海→山本 隼大 81分 齋藤 俊輔→森村 俊太 81分 渡邉 新太→奥田 晃也 90+2分 大崎 航詩→知念 哲矢 |
16 | シュート | 4 |
4 | GK | 9 |
9 | CK | 0 |
14 | 直接FK | 4 |
0 | 間接FK | 3 |
0 | PK | 0 |
0 | オフサイド | 3 |
警告 | 15分 津久井 匠海 77分 渡邉 新太 | |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 1 | ニック マルスマン |
---|---|---|
DF | 55 | 岡庭 愁人 |
DF | 15 | 板倉 洸 |
DF | 4 | 松田 佳大 |
DF | 18 | 亀川 諒史 |
MF | 8 | 野寄 和哉 |
MF | 7 | 三沢 直人 |
MF | 17 | 田邉 光平 |
MF | 38 | 末永 透瑛 |
FW | 45 | 山本 桜大 |
FW | 9 | 有田 稜 |
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 6 | キム ボムヨン |
DF | 14 | 下堂 竜聖 |
MF | 11 | 横山 塁 |
MF | 40 | 成岡 輝瑠 |
MF | 27 | 小澤 亮太 |
FW | 28 | 小林 成豪 |
FW | 34 | 古川 大悟 |
FW | 19 | 山本 駿亮 |
水戸ホーリーホック
GK | 34 | 西川 幸之介 |
---|---|---|
DF | 6 | 飯田 貴敬 |
DF | 36 | 板倉 健太 |
DF | 97 | 鷹啄 トラビス |
DF | 2 | 大森 渚生 |
MF | 15 | 長尾 優斗 |
MF | 3 | 大崎 航詩 |
MF | 8 | 齋藤 俊輔 |
MF | 23 | 津久井 匠海 |
FW | 22 | 久保 征一郎 |
FW | 7 | 渡邉 新太 |
GK | 21 | 松原 修平 |
---|---|---|
DF | 5 | 知念 哲矢 |
DF | 27 | 沖田 空 |
MF | 10 | 前田 椋介 |
MF | 24 | 山﨑 希一 |
MF | 39 | 山本 隼大 |
MF | 40 | 森村 俊太 |
FW | 44 | 奥田 晃也 |
FW | 45 | 寺沼 星文 |
ハイライト動画
フォトギャラリー
Manager's Comments
監督コメント
(試合総括)
天候の悪い中、多くのお客さんが集まってくれた中で、勝点3を逃すゲームになり、大変申し訳なく思っています。
ゲームはある程度、プラン通りに流れていたと思います。攻守において主導権を握って進めることができたゲームでしたが、勝負は最後をゴールで終わるかどうかで決まります。スタッツを見ると4倍近くシュートを打っている中で、相手はシュート4本の中で2点を決め、我々は1点しか決めることができなかった。今季の我々を象徴しているゲームになったと感じています。
一瞬の隙を突かれてしまったというところでは、前節も水戸さんは藤枝さんにもこういうゲームで勝ち切るゲームをしています。決定力の高い選手が揃っているという印象はありますが、そこに仕事をさせてしまったことは大きな反省点です。とはいっても選手はハードワークしてくれましたし、最後まで全力を注いで勝点3を取りにいった姿勢はすごく良かったと思います。
苦しい時期が続いていますし、良い内容のゲームをしても勝てないというところもありますが、やり続けるしかないです。このチームを降格させるわけにはいかないという思いは全員が持っていますが、まずは降格圏から出なければいけない。それを最低限の目標として、粘り強く戦っていくことをしっかりやっていきたいと思います。
苦しい時期が続いて、応援してくださっている皆様には大変に申し訳なく思っていますし、苦しい時期を共有させることになり、残念な気持ちでいっぱいですが、こういう時こそ一丸となって前に進んでいければと思っています。
(質疑応答)
-前半はシュート2本で2点を取られた形となったが、失点の時間帯にはどういうことが起きていたのか?
うまくいっていた分、やれるという感触があったと思います。この前の磐田戦と同じような感触はあったと思いますが、そこで隙を作ってしまった。1失点して落胆があったのも事実だと思います。攻撃に転じて1点ずつ返すことは確認していましたが、前半で2失点して難しいゲームになりました。点を取りにいった中で、カウンター気味の失点をしてしまったことはもったいなかったと思います。
-水戸にもミスもあったと思うが、隙を突ききれなかった。攻撃面ではどういう修正点があるか?
最後の決定力のところですが、相手も人数を掛けて守ってきていましたが、そこを崩すだけのシュートは打ち、ボックス内に人数は掛けられていたと思います。ただ、ちょっとしたところの質は求めていかないといけない。それは我々だけでなく、サッカー界全体にも言えることですが、前節の藤枝さんもこういうゲームで負けていて、そこが水戸の強みでもあると思います。ただ、こういうゲーム展開になったことをもったいないで終わらせられる状況ではないので、しっかりこのゲームを検証して次に向かっていかないといけないと思います。
ただ、ポジティブなところも多々あり、相手の3枚のビルドアップに対して、しっかりした奪い方ができていました。後半は相手がやり方を変えてきましたが、仙台戦でうまくいかなかった部分を修正し、相手のやり方を変えさせたるけの修正を選手がしたことは、前向きな要素ではあったと思います。その点でも戦い方が確立されてきたという感触はありますが、最後のところでゴールを割り切れず、簡単な失点をしてしまうことはチームと見つめ直さないといけません。あと一歩のところまで来ていて、勝ちに届かないもどかしさはチームに漂っていますが、やり続けるしかないです。ファイティングポーズを取り続けてやっていきたいと思います。
-中2日だったが、選手のコンディションはどうだったか?
体の重たさというのは相手も同じだと思います。逆に相手は5試合連続で先発している選手もいる中で、我々のほうが体のフレッシュさはあったと思います。フレッシュに躍動感を持ってやれる選手を送り出したつもりですし、その中でアグレッシブに戦ってくれたと思います。
-プレスがはまったことに関しては良い準備はできたのではないか?
この現状を変えないといけないという危機感は選手も持っています。連戦ということもあって練習でやれることはほぼなく、我々には勝点が付いてきていないというところもありますが、一戦一戦積み重ねてきたものがあり、こういう相手にこうすると相手は嫌がり我々が優位に立てるというところは、積み上がってきているものがあります。今日は良くなかった仙台戦の前半戦をしっかり修正してくれました。同じような相手に対して戦えるようになってきたことは前向きな要素ですが、勝点はついてきていない。対戦相手からもなぜこの順位にいるのかと聞かれますが、選手は結果を出すために成長してくれています。それをどうやって結果につなげるのか。どうやって今の内容を結果につなげるかを検証しないといけないと思います。
-後半はどういうゲームプランを持って戦ったか?
相手も足が止まってくることは想定していました。2戦目もあるので詳しくは話せませんが、どうやったら隙を突けるか。前半も良い形で攻撃を終えられるところもありましたが、最後を押し切る部分ができなかった。あと一歩でこちらに転がっていればというシーンもありましたし、狙い通りにできた部分と、さらにギアを上げる部分を確認しました。
-ボールを持てる中でのミスはどう捉えているか?
ちょっとしたイージーミスはあったと思います。連戦なのでお互い様でもあり、ちょっとした目に見えない疲れでパスがずれるということはあったと思います。パス本数では最近の試合では500本を超えている試合もありまうが、パスの本数で結果が変わるかといえばそうではなく、いかに効果的に前進させるか。ただ、今までのサッカーで後ろでだらだらとつなぐのではなく、意図的にサイドを変えて展開し、良い形で縦に差し込む形は作れています。ただ、その中でもミスは起きていますので、ミスを少なくしないといけないということは、サッカー界の永遠の課題ではあると思います。ミスが多いチームが分が悪いということはありますので、そこのミスは少なくしないといけないと思います。
-失点の場面に関して現時点ではどういうミスが起きていたと分析しているか?
相手のビルドアップからのクロスがずれたところから始まったと思いますが、そこから同サイドでバックパスになった時点で、俗に言うポケットのところを空けてしまった。ボールウォッチャーになって、行かなければいけないところにプレスが掛からず、一瞬の隙を作ってしまった。あれは本当に隙で、その隙をなくさないといけない。そういうことが今シーズンは多いので、そこをしっかりトレーニングからやっていくしかないと思います。
-昨シーズンに比べて失点数は多いが、どこに課題があると考えているか?
今日に関しては残念な失点で、もちろん相手の決め切るクオリティーもありましたと思います。ただ、ここ最近は前からのプレッシャーもはまっています。中盤で取りきれない状況が続いた中で、今日は取り切れる状況がかなり多くあったと思います。もどかしい状況ではありますが、爆発の兆しが見えるゲームはできていると思いますので、やり続けるしかないと思います。
-守備もはまるところがある中で結果につながらないのはどこが要因か?
あと一歩のところ、細部にさらにこだわる。2試合前のところで、岡田さんのそういうインタビューをみんなで共有しました。最後のところで勝負を決める。大枠ではなく、一歩のところ、数センチにこだわれるか。意識から無意識になりきれていない。そこはやり続けて、無意識でも一歩を中に絞れるとか、カバーリングができるとか、初速で早く戻せるとか。今日の2失点目もそうですが、横に着いたけれど軸ができあがっていなかった。そこで相手が上回ってシュートを打たれる。そういうシーンは今年は多いので、そこはもっともっとやりきらないといけない。選手に言えば分かると思いますが、分かっていてもやれていなかったのはやりこめていなかったというところです。言っているのにできていないのは、指導者の言い訳でしかなく、やらせきれていない。我々がしっかり練習の中からやっていくべきだと思います。
-雨のホーム戦だったが、ピッチ状況の影響はあったか?
ピッチコンディションの影響があったとは思っていません。天気の良いピッチであれば、J2のどのピッチよりベストだと思います。雨が降ると水が溜まりがちになるのは、土壌の部分はあると思いますが、今日の試合に影響があったとは思っていません。
-次の試合までの修正点はどこか?
次の試合まで少し期間はありますが、目に見えない疲労も溜まっていると思いますので、そこを取ること。結果が出ていない現状だとネガティブな空気、マイナスな空気が漂ってしまいますが、選手たちは前向きに、良い意味で切り替えて準備してくれています。それが今日の内容にもつながったと思いますが、結果が全ての世界なので、しっかりやり続けないといけない。ただ、今日もサポーターの皆さんもそうですが、勝っていない現状でも後押ししてくれる。こういう時こそクラブ一丸となって乗り越えていかないといけない。こういう記者会見でもネガティブな質問が多くなるのは仕方がないですが、ポジティブな質問に助けられる部分もありますので、クラブ全体として危機を乗り越えていかないといけないと思います。
-監督としてはどう前を向いて、次に試合に進んでいきたいか?
私自身が下を向いては、選手に前を向けと言っても説得力がありません。私自身は、人生万事塞翁が馬という言葉がありますが、悪い状況をどう乗り切るか。人生はうまくいく状況だけではないので、うまくいかない時にどれだけ自分と向き合えるかが大事になってくると思います。選手にも常々言っていますが、良くないときが成長のチャンス。なぜうまくいかないか、普段は考えないようなことも考えながらもっとどうすれば良くなるか。それは私自身の成長にもなるとは思いますが、私はこのクラブをなんとかしないといけない。そのために私がどうなろうともこのクラブを前進させないといけない。本当にそういう思いを持った選手、スタッフが集まってくれていますので、前を向いてやるしかないと思います。
Player's Comments
選手コメント
-今日の試合に関して、どういうところが足りなかったのか?
今日の試合ももちろん結果にこだわっていましたが、プロとして結果が一番足りていないところだと思います。今日もシュートチャンスが多くあった中で決めきれなかったことも負けた要因だと思います。そこはこだわってやっていきたいです。
-三沢直人選手も復帰したが、その中でどういう役割を果たしたいか?
自分としての役割としては今までとは変わらずにハードワークはしないといけないですし、守備の強度も求められているところです。より高いところでプレーができる機会が増えてきている中で、結果にこだわってやっていきたいと思います。
-複数失点での連敗となったが、その部分はどう受け止めているか?
失点しているということは原因がありますので、自分としてもチームとしても見直していかないといけないと思います。
-失点の場面はどういうことが起きていたのか?
まだ映像は見直していませんが、1失点目では自分の間を通されましたし、ポケットをうまく使われたので、絞りのところもそうですし、出させないように動くところもそうですが、隙を見せていたと思いますので、まだまだチームとして引き締めてやっていかないといけないと思います。2失点目は行かせていけないところだったと思います。個人のところで失点につながっているので、練習からやっていかないといけないと思います。
-最後に1点を返すことはできたが、攻撃はどうだったか?
もちろんホームですので勝ちを届けないといけない試合だったのは間違いがないです。無得点で終わるということはやってはいけないし、勝つために追加点を取りに行く姿勢は全員から出ていました。そういうところは続けていかないとけないです。勝ちが欲しかったので、2失点したことは悔しいですが、すぐ次が来るので、勝利のためにもう一回準備していきたいと思います。
-試合を振り返っての感想を聞かせてほしい。
前半の失点は試合を難しくしたと思います。決定機という決定機でやられたのは2本だけで、それを失点に結びつけてしまったことがこの試合を難しくしてしまった部分だと思います。
-次の試合に向けて、どういう修正をしていきたいか?
自分たちがやろうとしているサッカーだったり、積み上げてきているサッカーはブレてはいけないと思います。ただ、今日の失点もそうですが、なんでもないところで人数が揃っていてもやられるというところが続いている中で、試合を重ねる中で克服できていないのは自分たちの課題だと思います。そこをもがきながら、修正しながらやっていくしかないと思います。
-失点の場面ではどういうことが起きていたのか?
人は揃っていたと思いますが、一つのズレ、一つのポジションのところでやられたと思います。ファーストチャンスでやられましたが、1失点で抑えていればなんとかなったかもしれませんが、2失点目もやられて、自分たちで難しくしたというところではあると思います。それが自分たちの大きな課題であり、解決できていない部分ですので、全員でもがいて、這いつくばってやっていくしかないと思います。
-失点が増えていることに関して、修正したいことはあるか?
自分たちの守備の戦術がある中で、あれだけ横に付いていて中に入られるということは、各々の感覚や一つのプレーで改善できるところはあると思います。もうちょっと柔軟にやっていくしかないと思います。やっている戦術、やろうとしているサッカーは僕自身は間違っているとは思っていないので、あとは出ている選手の肌感覚だったり、細かなところだったりだと思います。何を感じてどうやるべきかを、もっともっと考えていかないといけないと思います。
-サポーターの応援はどう感じているか?
自分たちが下を向いている時間はないと思っていますし、これだけ自分たちが不甲斐ない試合をしてしまっているにもかかわらず、多くのサポーターの皆さんが後押しに駆けつけてくれた中で結果で返せなかったですが、サポーターの皆さんが前を向いてくれている中で、自分たちが下を向いている時間はないと改めて感じました。これで全てが終わったわけではないので、サポーターの皆さんがあれだけ前を向いてくれているならば、自分たちもそれ以上に前を向いてやっていかないといけないと思います。ここで沈むと本当に終わってしまうと思っていますので、この立場にいる立場としてしっかり向き合っていかないといけないと思います。