第29節8月31日(土)
観衆 11,575人 天候 晴 気温 26.5度 湿度 81% 主審:上田 益也 副審:渡辺 康太/竹長 泰彦 四審:安川 公規
明治安田J2リーグ
8月31日(土)19:00
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田J2リーグ
8月31日(土)19:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
0前半0
0後半2
AWAY
ファジアーノ岡山
観衆 11,575人 天候 晴 気温 26.5度 湿度 81% 主審:上田 益也 副審:渡辺 康太/竹長 泰彦 四審:安川 公規
得点者 | 72分 ルカオ 77分 ルカオ | |
---|---|---|
62分 酒井 宣福→山本 駿亮 62分 若月 大和→奥山 洋平 62分 佐藤 謙介→田邉 光平 73分 野寄 和哉→池上 丈二 77分 新保 海鈴→石川 啓人 | 選手交代 | 65分 一美 和成→ルカオ 65分 末吉 塁→髙橋 諒 75分 岩渕 弘人→田中 雄大 82分 木村 太哉→神谷 優太 82分 田部井 涼→本山 遥 |
8 | シュート | 13 |
16 | GK | 4 |
4 | CK | 3 |
11 | 直接FK | 18 |
1 | 間接FK | 3 |
0 | PK | 0 |
1 | オフサイド | 3 |
28分 佐藤 謙介 | 警告 | 18分 田上 大地 90分 髙橋 諒 |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 15 | 前 貴之 |
DF | 40 | 平瀬 大 |
DF | 13 | 板倉 洸 |
DF | 48 | 新保 海鈴 |
MF | 68 | 野寄 和哉 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 18 | 相田 勇樹 |
MF | 20 | 河野 孝汰 |
FW | 9 | 若月 大和 |
FW | 51 | 酒井 宣福 |
GK | 26 | 田口 潤人 |
---|---|---|
DF | 6 | キム ボムヨン |
MF | 37 | 田邉 光平 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
MF | 30 | 奥山 洋平 |
FW | 17 | 石川 啓人 |
FW | 19 | 山本 駿亮 |
ファジアーノ岡山
GK | 49 | スベンド ブローダーセン |
---|---|---|
DF | 4 | 阿部 海大 |
DF | 18 | 田上 大地 |
DF | 5 | 柳 育崇 |
MF | 88 | 柳 貴博 |
MF | 24 | 藤田 息吹 |
MF | 14 | 田部井 涼 |
MF | 17 | 末吉 塁 |
FW | 27 | 木村 太哉 |
FW | 22 | 一美 和成 |
FW | 19 | 岩渕 弘人 |
GK | 13 | 金山 隼樹 |
---|---|---|
DF | 15 | 本山 遥 |
MF | 42 | 髙橋 諒 |
MF | 33 | 神谷 優太 |
MF | 10 | 田中 雄大 |
FW | 11 | 太田 龍之介 |
FW | 99 | ルカオ |
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監督コメント
(試合総括)
本当に多くのお客様が集まってくれた試合でしたが、勝点3を捧げることができず、非常に残念に思っています。
試合は、岡山さんも5試合勝ちなしということで強度の高い試合になることは予測していました。その中で前半はお互いに少しシンプルな形で背後を狙う形になったと思いますが、辛抱強く、粘り強く戦うことはできたと感じています。
後半はちょっとしたビルドアップのミスで危険なシーンを作られた部分はありましたが、相手のほうが攻め急ぐということは分かっていましたので、粘り強く、忍耐強くやろうという話はしていました。
その中でちょっとした隙を見つけて得点に結びつけようという話をしていましたが、逆にその隙を相手に与えてしまった。ルカオ選手が2得点に絡み、非常に素晴らしい選手で、正直力負けしてしまったと思います。
ただ、それに対して対応策がなかったかといえば全くそうではなく、しっかりポジショニングが取れていたかというとそうではなかった。準備や失ってはいけないエリアで失ってしまうということ、ラインを止めてはいけないところでラインを止めて背後に抜け出される。そういう細かなシーンは言い続けてはいますが、やりながら、体感させながら修正していくしかないと思います。
選手はよく頑張ってくれたと思いますが、正直、岡山さんは力があったと感じています。残り9試合、良かった部分もありますので、しっかりともう一回修正し、次に向かっていきたいと思います。
台風の影響で開催が危ぶまれていたとは思いますが、その中でしっかり準備していただいた全ての皆様に感謝申し上げたいと思います。ご尽力いただいた全ての皆様に勝点を届けられず、私を一番に、全員で修正したいと思います。
最後に余談にはなりますが、これは決して試合の言い訳ではありませんが、新保海鈴が芝に足を取られてケガをしてしまった。挨拶で回るときに私も見ましたが、芝の一部分に穴が空いていました。以前も伝えましたように芝の問題で、今までもちょっとしたケガはありましたが、それが今回のケガにつながってしまったというのは非常に残念に感じています。
-後半の立ち上がりで後手に回った部分もあったと思うが、その部分はどう見ているか?
後手に回ったという認識はそれほどありませんが、ビルドアップのところで前進できなかった。ただ立ち上がりは良かったと思います。取りたいスペースを取れる場面もあり、0-2になったところではチャンスもあったと思いますが、ブローダーセン選手がボールに届いてしまうというのは、彼らのクオリティーの部分だと思いますし、なんでもないシュートを決めるというのもクオリティーの部分だと思います。それは各選手が見習わないといけないところですし、それをどうやって組織で戦い、組織で崩すか、もう一回やっていきたいと思います。
-連敗しないためにどういうことをやっていきたいか?
今までやってきたことを再度やっていく。大きなミスより、細かなところを修正しないといけないと思います。みなさんが良いプレーだと思うプレーも、実はサボっていたからそういう派手なプレーになるというところは多々あります。もう少し良いポジションを取っていれば、派手なプレーをしなくても対応できた部分が、事前の準備が悪くて足を投げ出さないといけない対応になってしまう。そういう細かな部分をしっかり練習からやっていきたいと思います。
-この試合で収穫点はあったか?
力強い相手に対して体を張ってやるべきことはやっていたと感じています。グループとして何をやらないといけないかという戦い方の部分はできていたと思いますが、ちょっとしたところで、半歩だったり、1メートルだったり、ラインを下げるタイミングだったり、そういう細かなところはもっとやっていかないといけないと痛感しました。普段だったらやられないところをやられるというのは、力のある相手に対しては細かくやっていかないといけない。何回かそういうチャンスを相手に作られるシーンにもなっていたと思います。
-新保海鈴選手の状況はどうか?
詳細はドクターにチェックしてもらっています。ピッチは水捌けが悪い部分が数箇所ありますが、その良くない部分に水が溜まり、一見は通常のピッチに見えますが、ゆるいところがあり、そこに足を引っ掛けてしまった。非常にもったいない、残念な結果になったと感じています。
-途中で3枚を同時交代したが、その時はどういう狙いがあったのか?
強度の高いタフなゲームで、相手もシンプルに背後を狙ってきていました。そこでラインを下げてしまうと、パワープレー、セットプレーの危険がありましたので、早めに交代して前線からチェイスして、良い形でボールが入らないようにする。若干疲労も見えましたので交代しました。酒井(宣福)が競って若月(大和)が抜け出すという良いシーンもありましたし、比較的涼しかったですが、タフに走ってくれていましたので、早めにフレッシュな選手を入れました。
-池上丈二選手にはどういうことを伝えて投入したのか?
疲れの部分と、池上を相手のディフェンスラインと中盤のラインで受けさせる。池上に関しては嫌なところで引き出せて、ボールを供給できます。供給するだけではなく、交代直後に右サイドに斜めに走っていったシーンもありましたが、あのシーンでゴール前に顔を出せるのも彼の良さだと思いますので、そういうシーンも期待して入れました。
-試合の勝敗を分けるポイントになったのはどういう場面だったのか?
ビルドアップの状況で何回か必要のないミスが起こってしまい、簡単にカウンターを受けてしまい、流れが悪くなってしまう。ゴールキックは16本あったと思いますが、ゴールキックが多い試合は決して良い試合にならないので、守備の綻びが出たというところで言えば、攻撃の部分でもう少し上手く機能させるべきだったと思います。
選手コメント
-悔しい結果となったが、試合を振り返ってほしい。
たくさんの方に来ていただいたのに結果を出せずに責任を感じています。順位が近い相手との試合で負けられない試合で負けてしまったのは悔しいですが、切り替えて次に向けて良い準備をしていきたいと思います。
-前半は耐えていたが、後半に2失点。何が起きていたのか?
前半はどちらにもチャンスがありましたし、守備では耐えて0-0でした。後半は一瞬の隙だったと思います。相手の大きな選手に対して体をぶつけて自由にやらせないとか、クロスを上げさせないとか、そういうちょっとした緩さが失点につながってしまう。先制点をやられたということが敗因だと思います。
-レノファに足りなかったのはどういうことか?
前に行くパワーとか球際のところは相手が勝っていたと思います。そこはきつい中でも出さないと上にはいけないと感じています。チーム全体としてしっかりと見直さないといけないと思います。
-複数失点する試合も出てきているが、どういう修正が必要か?
僕がちょっと中に入ったりする形はありますが、そこがうまくいかずにカウンターを受けるシーンは改善しないといけないです。相手のウィークポイントをどう突いていくかも、もうちょっとまとまって整理して試合に挑まないといけないと個人的には思っています。攻撃の部分でもっと違いを出し、守備の部分では粘り強く戦える時はありますが、最後の寄せの甘さのようなところも目立ってきているので、この敗戦を機にまた気を引き締めて、次に向けて準備したいと思います。
-残り9試合は上位との対戦も多いが、どう戦っていきたいか?
まずはメンタル的なところで切り替えて、フィジカルのところでも、暑い時期ですので、しっかり疲れを取らないといけないと思います。また1週間あるのでしっかり課題を修正し、次の相手に対して100パーセントで良い準備、良い結果を出せるようにやっていきたいと思います。
徳島さんもポイントをどんどんと積んできていますので、負ければ詰まるし、上とは離されるので、連敗しないことが一番だと思います。それに向けて良い準備をすること。あとはメンタルの持っていき方。大事な試合が9試合あるので、それに向けて一人一人が責任を持ち、良い準備をして試合に挑むということを、切り替えてやっていきたいと思います。
-試合後のロッカールームの雰囲気はどうだったか?
順位が近い相手との6ポイントマッチでやられてしまったということで、試合直後の雰囲気は暗かったですが、負けた直後なので仕方がないと思います。次の日にその雰囲気を持っていってはいけないと思いますので、同じような雰囲気になっていれば、何らかの形でやれることをやっていきたいと思います。
-試合を振り返っての感想を聞かせてほしい。
チーム全体が今日の試合の意味合い、ダービーだということ、今日の試合で順位や立ち位置が変わってくるということは分かっていました。すごく大事な試合と思ってチーム全員で臨みましたが、一瞬の隙で入れられて、決めるところで決められず、難しいゲームになったと思っています。
-2失点する試合となったが、どこに差があったと感じているか?
ルカオ選手に対するクロス対応、クロッサーに対してもっと厳しく行くことだったり、得点した選手にもっとマークを厳しく付くとか、一つひとつの隙を見せないようにする。前半を耐え抜いただけに自分たちのペースに持っていきたかったですが、そこの差があったと思います。
-後半はチャンスもあったが、何が足りなかったと感じているか?
最後のクオリティーの差だと感じています。ルカオ選手はヘディングを決めましたが、自分自身はそこで決めきれなかった。その差だと思います。
-次戦にはどういう形で臨んでいきたいか?
負けたあとの試合はすごく大事だと思います。今日一日はしっかり反省し、またすぐに次の試合は来るので、次の相手に対してしっかり対策し、良い準備をして、必ず勝てるようにチーム全員でやっていきたいと思います。
-残り9試合に向けてはどう戦いたいか?
本当に一試合一試合が重要になってくると思います。残りの試合はどちらにも転ぶので、自分たちが目指すべきところに行き、上に食らいついていくためにも、ここからは連敗せず、連勝すること。一試合一試合を一戦必勝で、自分がゴールだったりでチームに貢献できるようにやっていきたいと思います。