第19節6月3日(土)
観衆 3,924人 天候 晴 気温 31.5度 湿度 20% 主審:野堀 桂佑 副審:数原 武志/大矢 充 四審:西村 幹也
明治安田生命J2リーグ
6月3日(土)14:00
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田生命J2リーグ
6月3日(土)14:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
1前半1
0後半0
AWAY
V・ファーレン長崎
11分 沼田 圭悟 | 得点者 | 27分 フアンマ デルガド |
---|---|---|
63分 田中 稔也→神垣 陸 63分 高木 大輔→石川 啓人 67分 大槻 周平→梅木 翼 84分 山瀬 功治→佐藤 謙介 84分 河野 孝汰→皆川 佑介 | 選手交代 | 63分 岡野 洵→クリスティアーノ 63分 秋野 央樹→五月田 星矢 77分 クレイソン→加藤 大 77分 増山 朝陽→高橋 峻希 90+1分 加藤 聖→今津 佑太 |
11 | シュート | 10 |
6 | GK | 15 |
5 | CK | 1 |
13 | 直接FK | 12 |
3 | 間接FK | 0 |
0 | PK | 0 |
3 | オフサイド | 0 |
警告 | 37分 フアンマ デルガド | |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 2 | 高橋 秀典 |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 14 | 沼田 圭悟 |
MF | 18 | 高木 大輔 |
MF | 33 | 山瀬 功治 |
MF | 6 | 矢島 慎也 |
MF | 11 | 田中 稔也 |
FW | 16 | 吉岡 雅和 |
FW | 20 | 河野 孝汰 |
FW | 13 | 大槻 周平 |
GK | 1 | チェ ヒョンチャン |
---|---|---|
DF | 41 | 国本 玲央 |
MF | 4 | 神垣 陸 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 7 | 石川 啓人 |
FW | 24 | 梅木 翼 |
FW | 9 | 皆川 佑介 |
V・ファーレン長崎
GK | 21 | 波多野 豪 |
---|---|---|
DF | 3 | 岡野 洵 |
DF | 4 | ヴァウド |
DF | 25 | 櫛引 一紀 |
DF | 15 | 加藤 聖 |
MF | 8 | 増山 朝陽 |
MF | 6 | 鍬先 祐弥 |
MF | 17 | 秋野 央樹 |
MF | 23 | 米田 隼也 |
FW | 29 | クレイソン |
FW | 9 | フアンマ デルガド |
GK | 31 | 原田 岳 |
---|---|---|
DF | 18 | 今津 佑太 |
DF | 28 | 高橋 峻希 |
MF | 13 | 加藤 大 |
MF | 34 | 五月田 星矢 |
FW | 7 | クリスティアーノ |
FW | 27 | 都倉 賢 |
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監督コメント
(試合総括)
勝たないと順位が上がらないですので、勝ちきれなかったのは残念です。自分たちが長崎戦で対応しようとしていたことはある程度はできたと思っていますが、応援してくださるサポーターのみなさん、ホームに足を運んでくださるみなさんに勝利を届けられなかったのは残念です。
-得点を決めた沼田圭悟選手など選手たちのハードワークが見られる試合だったが、選手たちの姿勢はどう感じているか?
沼田選手以外も、ピッチに出た選手はなんとしても勝つんだという意志は見せてくれたと思います。
-高橋秀典選手が相手のカウンター攻撃にしっかりと対応した。その部分の評価を聞かせてほしい。
フィジカルの強さは彼自身の良さでもありますし、終盤になってもあの判断をして防げたのは良かったです。そういう状況にならないことが一番ですが、(試合終了間際の対応は)勝敗を分けるプレーだったと思います。
-試合結果に関しては、勝てた試合だったという思いと、上位を相手によく引き分けたという思いのどちらが強いか?
勝つためにプレーしていますし、そういうことを考えています。やはり勝てたと思います。最後の精度の部分を欠いてしまったと思いますが、引き分けられたというよりは、勝てたと思っています。
-夏は選手の消耗も出てくると思うが、どのように解消したいか?
新しく来られるエスナイデルさんが決めるところではありますが、今日もセットした中でもパワーを持って奪いに行けたとは思っています。
-精度以外で高めなければいけないところはどこか?
課題は尽きないと思います。個人のところ、チームの成熟度もそうです。日々の練習で何となくではなく、本当に成長しよう、一つでも多く勝てる状況を作ろうということができれば、結果が付いてくると思います。
-後半の選手交代で矢島慎也選手を一列上げて、ウイングバックも左右を入れ替えた。その狙いはどういうものだったのか?
慎也を一つ上げたのは、前のクオリティーが欲しかったというところがあります。得点に近いところ、ゴールにより近いところでクオリティーを発揮してほしいというところがありました。(ウイングバックは)体力的な問題もある中で、誰が適しているかというところで、吉岡雅和と石川啓人を置く形にしました。右と左は逆もできますが、嫌なボールをオープンで持って上げていきたいというところがありました。
-良い守備から良い攻撃はできたと思うが、手応えはあるか?
前向きにアタックできるのがこのシステムの良さです。相手選手にアタックして、奪うというところは良かったですが、そこから早く攻められたかというと、もう一つだったと思います。そこは課題として残るところです。カウンターが無理であれば、ボールを動かしてチャンスを多く作るという部分はあったと思いますが、最後にゴールに迫っていくこととか、奪った瞬間に出ていくというところでは、もう一つ課題があると思います。
-システムは前節よりも整理されていたが、どこが良かったのか?
相手ありきのものですので、相手が難しいポジションに立っていると難しくなると思います。ただ、自分たちから行けると思ったら、やはり吉岡はファーストディフェンスでパワーを持って一回、二回と追ってくれます。その中でボールサイドはマンツーマンで中から外へというところは、かなり連動してできたと思います。
-山瀬功治選手のプレーはどう評価しているか?
僕と同じ年齢ですから、素晴らしいと思います。僕はプレーしろと言われれば、あんなにプレーできないと思います。彼がなぜそれだけできるかと言えば、普段から本当にこだわって生活していますし、プロサッカー選手を1年でも長くやるという意志、強い意志がプレーに出ていると思います。そういうことはすごく大事だと思いますし、彼だけではなく多くの選手が良い準備をしてくれたと思います。ただ、コーチの時から感じていますが、彼の言葉、行動はプロフェッショナルだと思います。
選手コメント
-試合を振り返っての感想を聞かせてほしい。
良い感じで先制点も取れましたし、後ろからのビルドアップもできていた中で、追加点が取れば楽に試合を運べたと思います。失点の部分はセットプレーですが、もったいなくて悔やまれますが、全体としてはそこまで悪くなかったと思います。ですが、決めるところで決めないと勝てないことになってしまうと思います。
-レノファでの初得点となったが、その部分はどう感じているか?
自分としては2点目なのかなと思っていますが、前回はオウンゴールになってしまいましたので、今回は気持ち良く取れて良かったです。
-ゴールシーンは狙い通りだったのか?
あのスペースがチャンスになるということは準備してくれていましたし、(山瀬)功治さんが良いボールを上げてくれました。自分はタイミング良く飛び込むだけでした。うまく合わせられて良かったです。
-3バックでの守備に関して、今はどういうように感じているか?
守備はすごくやりやすいです。人に対して強度を出して相手に行きやすいですし、サイドに対して「ボールにどんどん行って良いよ。後ろはカバーするから」という声掛けはできています。
僕が行けばヘナンがカバーするし、ヨシ(吉岡雅和選手)やトシヤ(田中稔也選手)が行けば僕がカバーするというのはできています。今日の失点はもったいなかったですが、他でやられるシーンはそこまでなかったと思います。良い強度でやれていると思います。
-セカンドボールが拾えない時間帯もあった。その部分はどう見ていたか?
後ろからのロングボールが増えて間延びしてしまった部分があり、セカンドが拾えなかったと思います。もうちょっと良い距離感で、縦関係、横関係をしっかりできれば、ボールをつなげて、相手が来てたとしてもうまく剥がせたと思いますので、修正していきたいと思います。
-試合後はゴール裏から沼田選手のチャントも流れていた。応援はどう感じているか?
すごく気持ちが良かったです。またこういうことをやってもらいたいなと思いますので、チームに貢献できればと思います。
-今後はどういうように戦いたいか?
チームとして順位はまだ下にいますが、一桁順位、トップ6は勝っていけばチャンスはあると思います。しっかり準備して進めていきたいと思います。試合では本当に相手の隙を突くとか、そういう部分がやっぱり必要になってきます。勢いを持って飛び込んでいく勇気や勢いは必要です。今日は僕が勢いを持って飛び込んで点が取れたと思いますし、全員がそういう勢いを持ってやれればもっと点が取れると思います。
-試合を振り返ってほしい。
試合から離れている時間が長くなっていて悔しい思いはしていましたが、本当にチームが苦しい状況の中で、自分が入ることで少しでも上向きになれればと思いました。そのためにやってきたことはたくさんありましたので、自信を持って試合に入りました。
-試合に出た時間帯ではシャドーに梅木翼選手、ボランチは神垣陸選手がいたと思うが、プレー面ではどういうことを意識したか?
チームは積み上げてきたものがありますし、立ち位置では全員がどこに入ってもやれるようにということは去年から引き続きやってきています。誰がどこにいたからということはないですが、各々に特徴はあります。ツバサ(梅木翼選手)であれば1回受けてから外に散らし、最後に中に入っていけるのが強みです。ガッキー(神垣陸選手)はボランチのところで安定感と運動量を出してやってくれています。自分はバランスを取って、前を狙いながらも、後ろをやられないようにというようにやっていました。
-相手はフアンマ・デルガド選手が前線に残っていた。バランス面での難しさはあったか?
長崎の印象として外国人選手の能力が高いことは頭にありました。今日の失点でもチャンスが1本あれば決めてくる能力がある選手が多かったですので、一人が残っている状態というのは怖さもありますが、それでも自分たちは自信を持ってボールを動かすことで、相手にチャンスを与えずにやり続けるということはできたと思います。
欲を言えばもっと相手の嫌がるところにボールをもっともっと入れて行ければ、相手に攻められる時間はもっと減ったと思います。暑さの中で周りの疲労感も感じていましたので、点を取るためにリスクを負いながらも、リスクを負わないようにとか、いろいろなことを考えていましたが、最後はやはり勝ちに行きたかったです。
-出られない期間もキャプテンとしてはどういうことを考えていたか?
シーズンは続いていきますし、試合はすぐにやってきます。下を向かないように、前向きになる声掛けというのは意識して続けていました。
-引き分けという結果についてはどう考えているか?
勝点3が取れたゲームだったと思いますが、ロングスローの一瞬の隙でやられたということをなくしていかなければ、やはり上には行けないと思います。勝点3を取れるようにもう一度、全員で気を引き締めて、次の試合に向けて準備したいと思います。