第6節4月4日(日)
観衆 2,338人 天候 曇 気温 15度 湿度 76% 主審:田中 玲匡 副審:櫻井 大輔/若槻 直輝 四審:イ サンギ
明治安田生命J2リーグ
4月4日(日)14:00
維新みらいふスタジアム
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レノファ山口FC
明治安田生命J2リーグ
4月4日(日)14:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
0前半1
0後半0
AWAY
栃木SC
観衆 2,338人 天候 曇 気温 15度 湿度 76% 主審:田中 玲匡 副審:櫻井 大輔/若槻 直輝 四審:イ サンギ
得点者 | 45分 ジュニーニョ | |
---|---|---|
60分 高木 大輔→池上 丈二 60分 澤井 直人→川井 歩 71分 小松 蓮→梅木 翼 78分 田中 陸→神垣 陸 78分 高井 和馬→河野 孝汰 | 選手交代 | 51分 ジュニーニョ→菊池 大介 71分 山本 廉→松岡 瑠夢 86分 大島 康樹→乾 大知 |
9 | シュート | 6 |
5 | GK | 13 |
2 | CK | 3 |
12 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
2 | オフサイド | 1 |
34分 田中 陸 43分 楠本 卓海 60分 小松 蓮 | 警告 | |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 14 | 澤井 直人 |
DF | 13 | 楠本 卓海 |
DF | 6 | 渡部 博文 |
DF | 44 | 石川 啓人 |
MF | 7 | 高木 大輔 |
MF | 29 | 田中 陸 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 46 | 高井 和馬 |
FW | 31 | 草野 侑己 |
FW | 18 | 小松 蓮 |
GK | 17 | 吉満 大介 |
---|---|---|
DF | 2 | 菊地 光将 |
DF | 15 | 川井 歩 |
MF | 26 | 神垣 陸 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
FW | 38 | 河野 孝汰 |
FW | 24 | 梅木 翼 |
栃木SC
GK | 1 | 川田 修平 |
---|---|---|
DF | 5 | 柳 育崇 |
DF | 22 | 小野寺 健也 |
DF | 26 | 面矢 行斗 |
MF | 17 | 山本 廉 |
MF | 25 | 佐藤 祥 |
MF | 14 | 西谷 優希 |
MF | 10 | 森 俊貴 |
FW | 19 | 大島 康樹 |
FW | 29 | 矢野 貴章 |
FW | 11 | ジュニーニョ |
GK | 15 | 岡 大生 |
---|---|---|
DF | 36 | 乾 大知 |
MF | 41 | 松本 凪生 |
MF | 37 | 上田 康太 |
MF | 16 | 菊池 大介 |
MF | 13 | 松岡 瑠夢 |
FW | 32 | 畑 潤基 |
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監督コメント
天候が悪い中にも関わらず、ホームに大勢のサポーターに集まっていただきました。本当にありがとうございます。なかなかこのホームでしっかり勝つ姿をお見せすることができず悔しいですし、申し訳ない気持ちで一杯です。
ゲームはピッチコンディションと対栃木というところを考えて、前半の入りはシンプルに我々が狙っていきたい場所を狙っていくということを繰り返しました。大方、我々が狙いを持った中でゲームを進められたと思っています。もっとボールを動かし、相手を食いつかせる中で相手の背中を取るというのが狙いでしたが、今日の状況を考えれば致し方がないですが、その中でもゴールに迫るシーンは見せることができました。
前半は、唯一あのフリーキックを与えたシーン、そこから失点したシーンを除けば、非常に良いものだったと思います。それは栃木さんの狙いですので、あの場所で絶対に不用意なファウルをしてはいけない。猛省しなければならないと思っています。
後半はそれを取り返すというパワーを見せることはできましたが、あれだけ締められたゴール前に対して、どこを突いていくか。いくつか良いアイデアはありましたが、負けている状況ですので、そこに対するクオリティーやダイナミックさはもっと見せなければならない。
最低でも一つスコアを動かして、相手に勝点を与えない状況にしなければならない。
非常に悔しい負けですが、この悔しさを糧にしなければ前には進んでいけません。次節以降にこの悔しさをぶつけて、これから勝点を取り戻していきたいと思います。
-後半に選手を入れ替えた。点を取っていくためだったと思うが、その中で点を取る難しさもあったのではないか?
もちろん負けている状況でフレッシュな選手を入れるのはセオリーだと思います。先ほども申し上げましたが、前半と後半で我々が狙おうとしているものと、そこへのルート、どうやっていくかという部分では全く構図が違いました。後半の我々の狙いを作るまでのルートが前半だったと考えると、選手の特徴をどういう組み合わせにして破りに行くかを考えて後半の交代になっていきました。
-ピッチコンディションで、足元の滑りやすさの影響はあったか?
足元が滑るというよりも、大事なのはボールが動くかどうかです。岡山戦もそうでしたが、こういうピッチになってしまうというところに対しては準備をしてきましたし、朝からみなさんが(吐水作業に)たくさん協力してくれて、これくらいのピッチにしてくれたことには本当に感謝しています。ただ、どうしても止まってしまう場所がありますので、それを考えればリスクを取らずにシンプルな前半になったというのは致し方がなかったと思います。我々がもっとスピーディーにボールを動かし、相手を動かすということができれば前半から違った姿は見せられたのかもしれません。
-前半で相手の狙いとしているサッカーの裏を行く作業はどのくらいできていたか?
もっと動かしたかったし、揺さぶりたかったというのが本音です。
ただ、このピッチコンディションを考えたときにリスキーだと選手たちが判断しました。後半とは攻撃の時の立ち位置は全然違いました。ただ、狙いたい場所はそれほど大きくは変わっていません。
それを考えれば、横に揺さぶる作業が、ひと手間、ふた手間欠く中で、どうしてもシンプルに相手の狙っている部分を突いていくしかありませんでした。
栃木さんのスライドをもっと利用したいというものはありましたが、ただ、それでも相手選手が嫌がっているような姿は見えましたし、うちの選手も口々に「相手も嫌がっているからもう少し続けよう」と飲水タイムでも言っていましたので、そこは背中を強く押しました。いろいろなものを考えた中でのチームの振る舞いとして言えば、前半は大きなエラーはなかったと捉えています。
-佐藤謙介選手からボールが入った先でのロストが多かった。そこでのクオリティーをどのように見ているか?
全体の立ち位置が決まった中での細かいポジショニングで、もう2メートル、3メートル前に出られるのではないか。あるいは、2メートル、3メートル降りてこなくても良いのではないかというところがアジャストしてくれば、相手にとって嫌な場所が見えてくると思います。
そのあたりはトレーニングを積み重ねる中でクオリティーを高め、頭の中の整理をするということが必要になってくると思います。それに対してどれくらい強気になれるかも出てきます。
自信を持たせたいですので、強く背中を押す作業を進めていきます。
-梅木翼選手がゴールに向かうシーンもあったが、ダイナミックさではチームにどういう部分で要求したいか?
全部に対してそれ行けとさせるつもりはありません。ただ、ビハインドの状況であれば、もう一人、後ろから加勢していっていいのではないか。そういった部分でのダイナミックさは明らかに足りませんでした。
我々の立ち位置を取っている中で嫌なところを突こうと思えば、必要以上に人数を掛ける必要はないですし、それは相手のカウンターを受ける作業にもなってしまいます。
ただ、今日のゲームに関して言えば、ビハインドで、1点を取り返さなければならない、2点を取って逆転しなければならないという状況です。時間の経過を考えれば、プラスワンを作る作業や勇気は必要だったと思います。そういうものは一人一人のインテリジェンスの中で出してほしかった。
そこをこちらから「こういう時はこうですよ」と全部提示しなければいけないのであれば、それはしなければいけない作業ですが、それを自分たち自身で感じて促してほしい。もっと出て行こうというチームの中でのいろいろな要求が高まってくれば、チームとしても自立しますし、成長していけるチームになると感じています。
そういった意味でのダイナミックさです。
ただ、開幕戦の我々のアタックよりは、(仕掛けの)ダイナミックさは出ていたと思います。後半の翼のヘディングシュートや惜しかったシーンなどですが、ただ、今のスコアはどうなっているのか、ここで勝たなければいけないのではないかということを考えた時には、多少はなりふり構わずと言うべきか、リスクマネジメントのマネジメントを取ってしまって、どんどん行くということを積極的に出してほしかった。そういう意味でのダイナミックさです。
選手コメント
-前後半でどのような違いがあったか?
前半に関しては僕たちの陣地のグラウンド状況があまり良くなかったので、大きな展開を覚悟していました。相手に合わせるわけではないですが、サイドバックの裏など味方を走らせるようなボールは意識しました。後半はボールをつないで僕たちのスタイルにこだわっていこうという話をしました。
-無得点で終わったが、守備陣から見たときに、その部分についてはどう思っているか?
最後のところは正直、点と点だと思います。クロスと中の立ち位置が合わなかっただけで、何度も惜しい場面はありました。そこを決め切れるかどうかの問題ですので、その質を上げていくだけだと思っています。
-この結果を受けて、次戦以降はどのように戦っていきたいか?
今日の試合に関してはスタイルとしては両極端だったと思います。勝ちきれなかったのは大きなことですし、自分たちのスタイルを貫いて結果を残せるように、パスの質や自分たちの立ち位置、ゴール前の質も含めて、すべての質を練習から高められるように、いろいろな部分を修正していきたいと思います。
-守備はどのくらい改善できてきているか?
守備の立ち位置や戻る位置はすごく良くなってきています。そこはチームとして良い部分だと思います。改善できることがあるとすれば、失点の場面も結局はゴール前のファウルによって与えたもので、自分たちが起こしたことでした。
そうしたミスも含めて、なるべくファウルを与えない守備を心がけてやらなければならないと感じています。
-10年前に所属していたチームとの古巣対戦となったが、どういう思いで臨んだか?
栃木で試合に出始めて、それをきっかけにJリーグで少しずつ出られるようになりました。自分の中ではベースを作れた1年でしたから、思い入れのあるゲームでした。なんとしても勝ちたかったですが、なるべくその気持ちが前のめりにならないようには意識していました。
-サイドに入ったあとのボールの動かし方について、後ろからはどう見えていたか?
まさにそのクオリティーを上げなければいけないと後ろから見ていて思いました。サイドに振ることは簡単で誰にでもできることだと思いますが、サイドに入ったタイミングで、どのタイミングで裏を狙うか。
ポケットを狙うかが重要です。狙った先で、(相手の)ディフェンスがずれてスペースが生まれますので、そういったことを意図的に自分たちからできるようになれば良くなると思います。
-後半、惜しい場面があったが、振り返ってほしい。
試合に入る前に0-1の負けている状況でしたので、自分が絶対に点を取るという思いでピッチに入りました。その中で、池上丈二くんから良いボールが来ていましたので、そこに入ることはイメージを持っていました。最後に入ってシュートを打てたのは良かったですが、決めきるというところまで自分がもっと精度を上げていかなければいけないと感じました。
-どういうプレーで今後は得点につなげていきたいか?
相手の嫌がること、もしくは自分が得意とすることを生かしてやれるように、練習からやっていきたいと思います。
-ゴールに近づいているという実感はあるか?
試合を重ねる中でシュートシーンが増えていたり、チャンスを作れているという感覚はあります。そこは今後、もっともっと試合で増やしていきたいと思っています。初ゴールに対しては周りの知人からも期待していると言われていますし、自分でも早く初ゴールを取って、個人としても勢いに乗り、チームも勢いに乗り、今後もっと勝てるチームを作っていきたいと思っています。