第17節6月5日(土)
観衆 3,386人 天候 曇 気温 25度 湿度 44% 主審:上村 篤史 副審:村田 裕介/坂本 晋悟 四審:須谷 雄三
明治安田生命J2リーグ
6月5日(土)13:30
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田生命J2リーグ
6月5日(土)13:30
維新みらいふスタジアム
試合終了
0前半0
2後半2
AWAY
愛媛FC
観衆 3,386人 天候 曇 気温 25度 湿度 44% 主審:上村 篤史 副審:村田 裕介/坂本 晋悟 四審:須谷 雄三
65分 渡部 博文 87分 梅木 翼 | 得点者 | 54分 近藤 貴司 71分 藤本 佳希 |
---|---|---|
46分 新保 海鈴→澤井 直人 58分 浮田 健誠→小松 蓮 80分 石川 啓人→梅木 翼 80分 神垣 陸→佐藤 健太郎 80分 川井 歩→高木 大輔 | 選手交代 | 62分 小暮 大器→吉田 眞紀人 75分 藤本 佳希→田中 裕人 85分 山瀬 功治→浦田 延尚 |
13 | シュート | 21 |
12 | GK | 8 |
3 | CK | 5 |
12 | 直接FK | 14 |
4 | 間接FK | 5 |
0 | PK | 0 |
4 | オフサイド | 5 |
55分 ヘナン | 警告 | 24分 茂木 力也 |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 21 | 関 憲太郎 |
---|---|---|
DF | 15 | 川井 歩 |
DF | 6 | 渡部 博文 |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 44 | 石川 啓人 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
MF | 26 | 神垣 陸 |
MF | 29 | 田中 陸 |
MF | 48 | 新保 海鈴 |
FW | 16 | 浮田 健誠 |
FW | 46 | 高井 和馬 |
GK | 17 | 吉満 大介 |
---|---|---|
DF | 13 | 楠本 卓海 |
MF | 5 | 佐藤 健太郎 |
MF | 14 | 澤井 直人 |
FW | 7 | 高木 大輔 |
FW | 18 | 小松 蓮 |
FW | 24 | 梅木 翼 |
愛媛FC
GK | 37 | 秋元 陽太 |
---|---|---|
DF | 20 | 茂木 力也 |
DF | 3 | 西岡 大志 |
DF | 4 | 池田 樹雷人 |
DF | 5 | 前野 貴徳 |
MF | 9 | 前田 凌佑 |
MF | 33 | 山瀬 功治 |
MF | 11 | 近藤 貴司 |
FW | 6 | 小暮 大器 |
FW | 10 | 藤本 佳希 |
FW | 19 | 忽那 喬司 |
GK | 1 | 岡本 昌弘 |
---|---|---|
DF | 2 | 浦田 延尚 |
DF | 39 | 内田 健太 |
MF | 7 | 横谷 繁 |
MF | 16 | 田中 裕人 |
MF | 41 | 森谷 賢太郎 |
FW | 14 | 吉田 眞紀人 |
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監督コメント
我々の勝利を信じて維新に集まっていただいたサポーターのみなさん、ありがとうございます。残念ながらみなさんに勝利と歓喜をお届けすることができず非常に悔しく思っています。
今週のトレーニングやゲーム前のロッカーの雰囲気は素晴らしいものがあり、選手は長崎戦の負けから学んだことを表現しようという意気込みにあふれているように見えました。しかし、実際のピッチで起こったことはそれとは逆のものでした。マネジメントで自分自身も反省しなければいけないものがあります。最後に見せられたのは意地、ただそれだけです。中身を振り返れば大いに反省しなければならないものは多くあり、選手と目を揃えて進んでいきたいと思います。
ただ、これまで先制されたゲームは全て負けていましたが、今日は勝点1に何とか持って行けました。それは半歩にも満たないもので、零点何ミリですが前進したと捉え、今日の意地というものを次節以降に繋げていきたいと思います。
-長崎戦とは展開は似ていたが、先制されるまでの流れはどうだったか?
ディフェンシブサードで人、ボールに行けていないというのは間違いなくありました。今日も結果的に背後を取られたシーンでは個人のエラーや判断ミスもありましたが、もっと個にフォーカスして鍛え上げていかなければならないと思います。ただ、全体のアラートさや守備の狙いは何とか出ていたとは感じています。どちらかというと自分たちがボールを動かそうとしたときのエラーで、今日はもったいないものや残念なものが多かった。それは明らかに長崎戦とは違うものであったと思います。それによって前半もいつ失点してもおかしくないような時間を過ごしましたし、あのように先にスコアを動かされる展開はもしかしたら必然だったのかもしれません。
-渡部博文選手、梅木翼選手が意地を見せてのゴールだった。どう評価しているか?
スコアを挙げたのはその二人ですが、彼ら二人の意地が突き抜けていたわけではなく、チームとしての意地があり、それが彼らがシュートをする瞬間に乗り移ったと思います。リスタートではコーチ陣がいろいろなアイデアを出してくれていて、いろいろなものをトレーニングで落とし込んで行く中で、ようやくスコアを動かせるようになりました。スタッフ陣の大きな力があったということは付け加えたいと思います。結果として彼ら二人が得点を挙げましたが、意地というものはその瞬間、その瞬間でチーム全体持っていたものだと思っています。
-バイオリズムの下がってきている感もあった中で、負けの流れを食い止めた。その点をどう思っているか?
やはり連敗はしたくないですし、ましてやホームでした。先制されたゲームでも勝点1をもぎ取ることができたのは、バイオリズムを考えれば大きいものだとは思います。ただ、ゲームの中身です。これだけ背後を取るぞと言って促したにも関わらず、なかなか突けなかった前半があり、いざそれをやろうとし出せば、後半のようにゴールに向かえる。そういうものは頭からやらなければならないです。必ずしもそれら受け手の問題だけではなく、出し手も大事なところで前を向けていない。一発で良いところには行けていない。そのようなエラーも多くあります。もっと真摯に向き合って日々のトレーニングからやっていかなければならないと思います。
トライをしよう、ミスを恐れるなという話をしていて、選手もそういう姿を見せてくれていますが、ただ、イージーなミスに対する寛容さがあり、何がミスかというところや、それをやっていたら試合に勝てないというところを全員で共有して、それを出させないような空気感でトレーニングで励んでいかないと上達しません。甘さがありますので、しっかりと良い空気を出せるようにしていきたいと思います。
-浮田健誠選手を先発起用した狙いは何か?
ツートップのタスクはどの選手もある程度は理解しています。深さを取る選手と、中間ポジションを取る選手がいて、その出し入れで池上丈二だったり、田中陸だったりが関わりながら、しっかりと自分たちの立ち位置を取っていく。また、それを意図的に動かしていくという要求はしています。今週のトレーニングでも(浮田は)意欲的にやろうとしていましたし、今週のテーマにあった背後を取る意識でも良いものを見せてくれていました。先日のトレーニングでもミニゲームで点を決めていました。ゴールに向かう怖さ、相手に与える脅威を期待していました。
今日は全体で上手く行かないものが多くあり、浮田健誠のところにいざボールが入った時に良い状態かと言えば、難しかったとは思います。それでも一つ外してしっかりと受けられるとか、受けたあとに収めるとか、預けたあとに出て行く。そういうところで反省するものは多くあったと思います。もっともっと改善し、チームが前進でき、ゴールに襲いかかれるプレーをもっと要求していきたいと思います。
-高木大輔選手のロングスローは、どのようなオプションになっていきそうか?
振り返れば開幕戦で岸田和人が本当に捨て身で飛び込んでいました。最終的にはハンドになりましたが、あのような絵になることは、チーム全体で共有しているものがあります。特段、最近のトレーニングでは落とし込めていませんでしたが、あの瞬間、いろいろな人の思いや意地のようなものが乗り移ってゴールにつながったと思います。
あのようにセットして投げれば、脚力と同時に高木大輔は素晴らしい腕力がありますので我々にとって武器になると思いますが、どちらかというとスクランブルの時に発揮するような飛び道具です。できればそれを強引にやらなくてもよいような状態でゲームを進めていきたいですが、スコアを動かせれば相手も対策を出してきますので、その裏を付いていくということにはつながってきます。大事な武器にしつつ、それだけにはならないようにしつつ、うまくチームの中での武器としてやっていければと思います。
選手コメント
-得点シーンを振り返ってほしい。
いつも練習からシンプルに丈二(池上丈二)から良いボールが来ていましたので、相手の嫌なところに飛び込むだけでした。相手のラインが下がるのが早いということもありましたので、そのタイミングは狙っていました。本当に良いボールと良いタイミングで中に入れたと思います。
-前回のゴールとは違って、仲間とゴールも祝えた。決まった瞬間はどうだったか?
もっと喜びを爆発したり、みんなと歓喜を分かち合う瞬間は作りたかったですが、追いついた場面でしたし、自分の中でも2点目というものがありました。もっと良い状態、自分たちがリードするという形で、ゴールを作っていかなければならないと思います。
-ヘディングへの恐怖心はなかったか?
練習でも何度かヘディングする場面はありますし、フェースガードで守られていますので、逆に顔の一部だというくらの気持ちで臨みました。今日も何回かヘディングするところはありましたが、あまり弱気にならず、自分から積極的に競りに行こうという気持ちで臨んでいました。
-2度のリードを許した。守備についてどう振り返っているか?
1失点目も自分たちの間でターンされてしまったところでの失点になってしまいました。中の人数は足りていましたので、本当にピンポイントで合わせられたという状態でしたが、自分たちがマンツーで行くのか、ゾーンで行くのかは両方を持っておかなければならない要素です。そこは突き詰めて、今はマンツー、今はゾーンだという割り切りをチームとして追求していかなければならないと思います。
-追いつけたことについてはどう思っているか?
1-2になってしまっても、ピッチの中では自分たちは必ず取りに行って追いつくという姿勢や前向きなコントロールは(他の選手からも)見えていました。何度かレン(小松蓮)がゴール前に合わせたところもチャンスになりましたし、自分たちが前に前にボールを運ぶという意識があることで、2点目が生まれたと思います。今年初めて2度リードされながらも追いつけたのは、本当に少しの成長だと思いますが、大きな一歩にしていきたいと思います。
-途中出場だったが、どういう思いでピッチに入ったか?
最近の試合は勝てていないというのもありましたし、負けている状況でもありましたので、自分が点を取ってチームに勢いを付けたいと思って入りました。
-ロングスローからの得点だった。ゴールシーンについて聞かせてほしい。
前にレン(小松蓮)とヒロさん(渡部博文)が立っていて、そこを抜けてこぼれてきたらダイレクトで打つというイメージはしていました。そのイメージ通りにプレーできて良かったと思います。ホームで点と取っていませんでしたので、サポーターのみなさんにゴールであいさつすることができたのは良かったと思います。
-この引き分けをどう次につなげたいか?
長いリーグ戦の中で、勝点が0か1かの違いはこれから大きな影響を与えてくると思います。そういう意味では勝点1でも取れたのは良かったですが、得点のあとも、自分にも、チームにもチャンスはありました。そういうところを決め切れれば、勝点3を多く取れるゲームが出てくると感じています。
-ピッチに入るときに、監督からはどのような指示があったか?
フォーメーションを変えた状態でピッチに入っていきました。攻撃の厚みを出していくということと、自分がゴールの前に飛び込むことは言われていました。負けていましたのでチームとしてはゴールが必要でしたし、ゴールを取るために全員で、もう一度前から圧力を掛けていくということは話していました。
-前線の選手は2得点で並んでいる。FW陣の競争をどう捉えているか?
毎日の練習が競争になっていますし、その中で誰がメンバーに入っても、誰がスタートで出てもおかしくない状況です。毎日の練習が大事な競争になっていると感じています。FWの仕事であるゴールを取ることが一番ですが、そのために作りの部分での自分のミスをなくすことだったり、前で起点になって収めることも、自分自身としてはもっと必要なプレーだと考えています。