試合情報 |
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2019明治安田生命J2リーグ第14節 vs. 東京ヴェルディ | 入場者数5,576人 | |
2019.5.1914:03キックオフ | ||
維新みらいふスタジアム |
[GK] 33 山田 元気 |
メンバー | [GK] 21 上福元 直人 |
[GK] 17 吉満 大介 |
SUB | [GK] 26 鈴木 智幸 |
[前半]7本 [後半]7本 | シュート | [前半]5本 [後半]10本 |
[前半]3本 [後半]5本 | GK | [前半]4本 [後半]4本 |
[前半]2本 [後半]2本 | CK | [前半]3本 [後半]4本 |
[前半]9本 [後半]9本 | 直接FK | [前半]6本 [後半]4本 |
[前半]1本 [後半]1本 | 間接FK | [前半]4本 [後半]1本 |
[前半]0本 [後半]0本 | PK | [前半]0本 [後半]1本 |
[前半]1 [後半]1 | オフサイド | [前半]4 [後半]1 |
13分 高木 大輔 |
得点 | 49分 ネマニャ コイッチ |
67分 高井 和馬 → 田中 パウロ淳一 |
交代 | 53分 河野 広貴 → 梶川 諒太 |
83分 ドストン |
警告 | 91分 レアンドロ |
退場 |
-試合を振り返ってほしい。
やってきたことが試合でできないのはクオリティーのなさでしかないので、僕らが練習でもっと試合を想定してやっていかないといけない。そこが足りない部分ではあると思うので、そこは本当にやっていくしかない。これだけ試合をしてもまだまだそれを言っているのは僕らの甘さだと思うので、まだまだ成長するためにも、強度の高い練習をしてそれが試合に絶対に出ると、練習からもっともっと意識を高めていかないといけないと思います。
-90分間、少し攣ってひきずるようなところもあったが、一番走っていたと思う。ゴールを取れたことも含めて、90分をどう戦ったか?
今シーズン、本当に決定的なチャンスを外してきた中で、古巣相手にゴールが取れたのは、個人的なところで言えば、乗っていけるかなと思います。前節もそうですが、90分を走りきれないのは自分の弱さだなと感じるし、僕自身、まだまだクオリティーが全然足りない。点は取れましたが、それ以外のところは課題はあるので、もっとチームを勝たせる選手にならなければいけないなと思います。
-ホームでの応援をどう感じていたか?
ウォーミングアップで入場したときから、チャントに鳥肌が立ちましたし、これだけ心強いサポーターがいるから僕らは大丈夫だと思ったし、あとは僕らが結果で応えるだけだと思っていましたが、こういう結果になってしまって、ホームは勝てていないし、サポーターに申し訳ない気持ちのほうが強いです。それでもこんな結果でも応援してくれるサポーターがいるので僕らは諦めては絶対にいけないし、気の抜けたプレーは絶対にしてはいけないと僕は思っているので、まだまだ諦めずに上だけを目指してやっていきたいなと思います。
-得点シーンは難しいシュートだったが、振り返って欲しい。
ドストンがトラップして、どうなるかなというボールで、三幸くんから後ろがフリーとは聞こえていたので考えましたが、セットプレーの流れなのでリスクを取らないためにもシュートで終わるというのが大事だし、枠に行けば何か起きるかなという思いで打ったので、結果的に入ったので良かったです。
-得点場面を振り返って欲しい。
吉濱選手がすごくいいボールを出してくれたので、合わせるだけでしたし、2-1で負けていたので、ホームで負けるなとはずっと監督が言っていましたし、勝ちに行く姿勢をゴールで見せられました。逆転ゴールまでつながらずに2-3で負けて、ホームではやってはいけない負け方をしてしまいました。僕のゴールが取れたから良かったのではなくて、勝ちにつなげられなかったのは、FWとしてもうちょっとやるべきことがあったと思っています。
-前節から2戦連続の先発。どういうことを意識したか?
自分の持ち味を出すことを一番に考えていて、自分の持ち味の、裏をオフサイドに掛からずに行けたらと思っていて、自分の1点目のところもオフサイドのギリギリのところでうまくすり抜けて決められたのは狙い通りだったのかなと思います。
-シーズンは3分の1が終わった。個人とチームについて、どう捉えているか?
3分の1が終わりましたが、順位もそうですし、チームとしてやはりまだまだ未熟な部分も多かったです。それは個人の問題ではなくチームの問題だと思うので、ここから、この3分の1が終わった時点でこの順位で、今までの自分たちのサッカーを見つめ直してどうすべきかというのを、単純に3分の1が終わったから3分の2を頑張ろうではなくて、この3分の1をどういかして行くかがすごく重要なのかなと思います。
僕自身2試合しかゲームに出てないので2試合だけで全ては語れないですが、この2試合出て思ったのは、やはり頑張る部分だったり、責任感のなさだったり、土台の部分でもっと戦わないといけないと思っています。ホーム2試合で勝てないというのは、気持ちの部分もすごくあると思います。やはりホームで負けてはプロとしてどうなのかなとすごく言われている部分だと思うので、この2試合で分かったことや、上で見ていて感じたこともチームに還元していきたいです。どう次の3分の2に生かすかが大事なので、分かったことや気づいたことや思ったことをみんなに発信していきたいなと思います。
-終始、前に走っていくプレーがあった。どういう意識で臨んだか?
最前線で出るというのは自分の特長を生かして相手の嫌なことをして、相手をどんどん押し込んで、自分たちが高い位置でプレーするのが目的だと思いますので、僕自身でもそこまで効果的なプレーが良くできたかというとたぶんそうではないと思うので、ディフェンスラインを高く止める相手にもうちょっと上手に抜け出したり、もうちょっとスルーパスから抜け出してシュートとかをチームとして引き出せれば良かったのかなと思います。それができなかったので、もう少し、自分の中でも映像を見返して、自分のどういうプレーを改善した方がいいのか、どういうところを助けるためにどういう走りをするか。チームの走りを増やさなければいけないと思うので、ディフェンスが3点取られましたが、それ以上に僕たちが決めていれば良かったですし、それ以上に前で仕事をしておけば後ろを助けられたと思います。
-次節に向けて、どう戦っていきたいか?
自分が点を取ることがチームのためになるとは以前からずっと言っていますし、もっとエゴイストになってもいいのかなと思います。若い選手が多いですし、ベテランの選手が、ツボ(坪井)さんやトリ(鳥養)さんが練習のときからいい動きをしてくれているので、試合に出ている年齢の高い選手が、若手に対して刺激のあるプレーだったりとかを見せて行きたいです。軽いプレーをすると結果はついてこないので、霜さんは誰かのせいではないとは言っていましたが、一人のプレーで試合が決まってしまうのがスポーツの残酷なところだと思うので、プロとしてそれは当たり前なので、そういうのを背負っていかないといけないですし、そういう世界で生きてきたということをしっかり言葉で、プレーで伝えていければいいのかなと思います。次はアウェーの京都ですが、常に勝ちに行くという姿勢を出していかないといけないと思うので、僕自身、今日はもうちょっと迫力あるプレーをしようかなと思いましたが、激しくいけないときがあったので、もうちょっと球際、戦うところは出さなければいけないと感じました。
2 | - | 3 |
---|---|---|
1 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 3 |
2019明治安田生命J2リーグ第14節 vs. 東京ヴェルディ
入場者数5,576人
14:03キックオフ
維新みらいふスタジアム
[GK] 33 山田 元気 |
[GK] 21 上福元 直人 |
[GK] 17 吉満 大介 |
[GK] 26 鈴木 智幸 |
[前半]7本 [後半]7本 |
シュート | [前半]5本 [後半]10本 |
[前半]3本 [後半]5本 |
GK | [前半]4本 [後半]4本 |
[前半]2本 [後半]2本 | CK | [前半]3本 [後半]4本 |
[前半]9本 [後半]9本 | 直接FK | [前半]6本 [後半]4本 |
[前半]1本 [後半]1本 | 間接FK | [前半]4本 [後半]1本 |
[前半]0本 [後半]0本 | PK | [前半]0本 [後半]1本 |
[前半]1 [後半]1 | オフサイド | [前半]4 [後半]1 |
13分 高木 大輔 |
得点 | 49分 ネマニャ コイッチ |
67分 高井 和馬 → 田中 パウロ淳一 |
交代 | 53分 河野 広貴 → 梶川 諒太 |
83分 ドストン |
警告 | 91分 レアンドロ |
退場 |
ホーム2連戦、前節にアディショナルタイムで追いついた勢いをなんとか出したかったです。天気が悪い中でも来てくれたサポーターのために、気持ちを込めて戦いなさいという話をしましたが、結果が出なくて、非常に残念です。サポーターに非常に申し訳ない気持ちで一杯です。
試合の内容に関しては互角の展開で、一つのミスが勝敗を分けた。そのミスも含めてまだまだ僕の力が足りないと思っています。こういう試合をちゃんとものにできるチームを作っていかないといけないと思っていますので、もうトレーニングしかない、ミーティングしかない、練習しかないと思っています。それはまたやり続けるだけです。
-最初の20分は狙いがはまっていたと思うが、そのあと落ち着かなかった。その要因は?
やられていないのに、うまく自分たちのリズムでボールが取れないときに、メンタル的にやられているかのようなダメージを受けてしまう。僕らはプレスを掛けてボールを奪いたいチームですが、ブロックの外側でボールを回されていて何にもやられていないのに、なかなかプレスに行ってボールを奪えないと、その時間が長いと、やられてもいないのにやられた気になってしまう。そこでも割り切って、そこは回させておけばいい、持たせておけばいいというメンタルのところができれば一番いいと思います。それでも失点をするまでは非常にいい戦いができていたと思いますし、何回もチャンスを作ったし、自分たちがやろうとしている形もたくさん出てきたので、失点がある意味、いろいろなターニングポイントになってしまったと思います。
-前節から変更している前線についての手応えは?
代わりで出た選手も活躍してくれているし、そこの選手に関しては状態のいい選手を見極めて先発に送り込むという大原則は外さないようにしています。ただ、いろいろスタイルがあるので、岸田と(高木)大輔を使うことによって彼らの持ち味が出るようなサッカーをちゃんとやりたいなと今日は思っていたので、そういう意味では非常に頑張ってくれたなと思います。
-大宮戦と同じような失点パターンになっている。どういう原因が考えられるか?
基本、大宮戦とはちょっと違った状況なので、そこは無理して飛び込まなくて遅らせれば、3秒遅らせてくれれば味方も戻れるので、そういう話もしていますし、どうしてもボールを奪いたくなって脚を出してしまう。1失点目もそうですし、それはドストンだけに関わらず、甲府戦、あるいは愛媛戦、うちのセンターバックみんなが抱えている問題なので。遅らせて1秒、2秒稼いでくれれば味方が戻れる。そこで飛び込んでしまう。交わされる。相手の攻撃スピードが上がってしまう。そういう守備の個人戦術のようなところは練習で突き詰めていくしかないかなと思います。
-攻撃でのもったいない失い方についてはどう分析しているか?
自分たちがいい形で奪った、あるいはいい形でプレッシャーを掛けて相手に蹴らせた。その精度を下げてマイボールにした。そのボールをまた失ってしまう。そうするとリズムを掴みかけているのに掴めないという試合になってしまうと思います。それでも落ち着いてボールを回せば、今までよりも、大宮戦よりもチャンスは作れたと思いますし、あとはチャンスを決めることができればもうあと2点くらい取れたと思いますので、攻撃も守備もまだまだ課題があるなと思います。
-相手選手が負傷交代しているときに、前貴之選手を呼んで指示していた。どういう内容の指示だったのか?
うちのシステムチェンジと選手交代に伴ってどういう狙いをするかについて貴之からみんなに伝えなさいという話をしました。残念ながらケガのアクシデントで貴之が代わらざるを得なかったので、前節の負傷交代もそうですが、交代枠を一枠、ケガ人で使うという不運はありますが、そういうことを乗り越えて勝てるチームを作らなければいけないなと思います。
-前選手の状態については?
まだ報告を聞いていないので分かりません。
-3失点はしたが、完全に崩されたようにも見えない。その点について、霜田監督の中ではどう捉えているか?
外から見ている人がそう見ていただくのは非常に嬉しいことなのですが、組織で守ろうが、個人で守ろうが失点してしまうというのはチームとしては避けなければいけない。個人の力で守れないのであれば、組織で守る、あるいは人を掛ける。スペースを消す。いろいろなやり方があるので、そのやり方を僕が選択するかどうかです。でも、こうやって楠本にしても、菊池にしても、ドストンにしても、(川井)歩もそうですが、こういう目の前の1対1、サッカーの全ての大原則の1対1をやられない、目の前の選手にやられないということをちゃんとやれるようになってほしいと思いますので、試練だと思いますが、彼らの成長をあまり待つだけでは解決方法がないので、僕らがやれることはやらないといけないと思いますが、彼らがそれができるようになれば、さらに僕らは強くなれると思っていますので、彼らの能力を信じています。
-どのように今後を戦っていきたいか?
内容にこだわりながらプレーをしているので、サッカーの内容が本当に何もない、攻撃も何もない、守備も何もないという状況ではないと思っています。ただそういう状況で勝ち点が取れないのは非常につらい。非常に大変な時期になっていると思いますので、ここで踏ん張らなければいけないなと思います。こういう逆境のときこそ、ちゃんと顔を上げてやるべきことをやって、トレーニングとミーティングをしっかりやって次の準備をする。気持ちを切り替える。今日やられたら次はやられない。そういう気持ちを選手に持たせるしかないと思っていますので、この順位にいるチームではないと思っていますが、この順位にいることも事実なので、それも含めて選手たちの奮起を期待したい、あるいは僕がもっと成長しなければいけないなと思います。
-シーズンの3分の1が終わった。ここまでの完成度は想定に比べてどのくらいか?
去年の話をしたくはないので去年とは比べませんが、3分の1が終わってこの成績、この順位、この勝ち点ということに関しては、うちのチーム関係者は誰も満足していないと思います。手応えはありますが、チームの完成度としてはまだまだです。それこそ、あとの3分の2をどうやって戦うか。でも、基本的に積み上げていきたいので、この3分の1でできなかったことを次の3分の1でできるようにしたい。最後の3分の1で本当にラストスパートを掛けたいと思いますので、選手の成長もそうですが、チームの戦い方も含めて、残り3分の2を前を向いて戦いたいなと思います。
-試合を振り返ってほしい。
やってきたことが試合でできないのはクオリティーのなさでしかないので、僕らが練習でもっと試合を想定してやっていかないといけない。そこが足りない部分ではあると思うので、そこは本当にやっていくしかない。これだけ試合をしてもまだまだそれを言っているのは僕らの甘さだと思うので、まだまだ成長するためにも、強度の高い練習をしてそれが試合に絶対に出ると、練習からもっともっと意識を高めていかないといけないと思います。
-90分間、少し攣ってひきずるようなところもあったが、一番走っていたと思う。ゴールを取れたことも含めて、90分をどう戦ったか?
今シーズン、本当に決定的なチャンスを外してきた中で、古巣相手にゴールが取れたのは、個人的なところで言えば、乗っていけるかなと思います。前節もそうですが、90分を走りきれないのは自分の弱さだなと感じるし、僕自身、まだまだクオリティーが全然足りない。点は取れましたが、それ以外のところは課題はあるので、もっとチームを勝たせる選手にならなければいけないなと思います。
-ホームでの応援をどう感じていたか?
ウォーミングアップで入場したときから、チャントに鳥肌が立ちましたし、これだけ心強いサポーターがいるから僕らは大丈夫だと思ったし、あとは僕らが結果で応えるだけだと思っていましたが、こういう結果になってしまって、ホームは勝てていないし、サポーターに申し訳ない気持ちのほうが強いです。それでもこんな結果でも応援してくれるサポーターがいるので僕らは諦めては絶対にいけないし、気の抜けたプレーは絶対にしてはいけないと僕は思っているので、まだまだ諦めずに上だけを目指してやっていきたいなと思います。
-得点シーンは難しいシュートだったが、振り返って欲しい。
ドストンがトラップして、どうなるかなというボールで、三幸くんから後ろがフリーとは聞こえていたので考えましたが、セットプレーの流れなのでリスクを取らないためにもシュートで終わるというのが大事だし、枠に行けば何か起きるかなという思いで打ったので、結果的に入ったので良かったです。
-得点場面を振り返って欲しい。
吉濱選手がすごくいいボールを出してくれたので、合わせるだけでしたし、2-1で負けていたので、ホームで負けるなとはずっと監督が言っていましたし、勝ちに行く姿勢をゴールで見せられました。逆転ゴールまでつながらずに2-3で負けて、ホームではやってはいけない負け方をしてしまいました。僕のゴールが取れたから良かったのではなくて、勝ちにつなげられなかったのは、FWとしてもうちょっとやるべきことがあったと思っています。
-前節から2戦連続の先発。どういうことを意識したか?
自分の持ち味を出すことを一番に考えていて、自分の持ち味の、裏をオフサイドに掛からずに行けたらと思っていて、自分の1点目のところもオフサイドのギリギリのところでうまくすり抜けて決められたのは狙い通りだったのかなと思います。
-シーズンは3分の1が終わった。個人とチームについて、どう捉えているか?
3分の1が終わりましたが、順位もそうですし、チームとしてやはりまだまだ未熟な部分も多かったです。それは個人の問題ではなくチームの問題だと思うので、ここから、この3分の1が終わった時点でこの順位で、今までの自分たちのサッカーを見つめ直してどうすべきかというのを、単純に3分の1が終わったから3分の2を頑張ろうではなくて、この3分の1をどういかして行くかがすごく重要なのかなと思います。
僕自身2試合しかゲームに出てないので2試合だけで全ては語れないですが、この2試合出て思ったのは、やはり頑張る部分だったり、責任感のなさだったり、土台の部分でもっと戦わないといけないと思っています。ホーム2試合で勝てないというのは、気持ちの部分もすごくあると思います。やはりホームで負けてはプロとしてどうなのかなとすごく言われている部分だと思うので、この2試合で分かったことや、上で見ていて感じたこともチームに還元していきたいです。どう次の3分の2に生かすかが大事なので、分かったことや気づいたことや思ったことをみんなに発信していきたいなと思います。
-終始、前に走っていくプレーがあった。どういう意識で臨んだか?
最前線で出るというのは自分の特長を生かして相手の嫌なことをして、相手をどんどん押し込んで、自分たちが高い位置でプレーするのが目的だと思いますので、僕自身でもそこまで効果的なプレーが良くできたかというとたぶんそうではないと思うので、ディフェンスラインを高く止める相手にもうちょっと上手に抜け出したり、もうちょっとスルーパスから抜け出してシュートとかをチームとして引き出せれば良かったのかなと思います。それができなかったので、もう少し、自分の中でも映像を見返して、自分のどういうプレーを改善した方がいいのか、どういうところを助けるためにどういう走りをするか。チームの走りを増やさなければいけないと思うので、ディフェンスが3点取られましたが、それ以上に僕たちが決めていれば良かったですし、それ以上に前で仕事をしておけば後ろを助けられたと思います。
-次節に向けて、どう戦っていきたいか?
自分が点を取ることがチームのためになるとは以前からずっと言っていますし、もっとエゴイストになってもいいのかなと思います。若い選手が多いですし、ベテランの選手が、ツボ(坪井)さんやトリ(鳥養)さんが練習のときからいい動きをしてくれているので、試合に出ている年齢の高い選手が、若手に対して刺激のあるプレーだったりとかを見せて行きたいです。軽いプレーをすると結果はついてこないので、霜さんは誰かのせいではないとは言っていましたが、一人のプレーで試合が決まってしまうのがスポーツの残酷なところだと思うので、プロとしてそれは当たり前なので、そういうのを背負っていかないといけないですし、そういう世界で生きてきたということをしっかり言葉で、プレーで伝えていければいいのかなと思います。次はアウェーの京都ですが、常に勝ちに行くという姿勢を出していかないといけないと思うので、僕自身、今日はもうちょっと迫力あるプレーをしようかなと思いましたが、激しくいけないときがあったので、もうちょっと球際、戦うところは出さなければいけないと感じました。
ホーム2連戦、前節にアディショナルタイムで追いついた勢いをなんとか出したかったです。天気が悪い中でも来てくれたサポーターのために、気持ちを込めて戦いなさいという話をしましたが、結果が出なくて、非常に残念です。サポーターに非常に申し訳ない気持ちで一杯です。
試合の内容に関しては互角の展開で、一つのミスが勝敗を分けた。そのミスも含めてまだまだ僕の力が足りないと思っています。こういう試合をちゃんとものにできるチームを作っていかないといけないと思っていますので、もうトレーニングしかない、ミーティングしかない、練習しかないと思っています。それはまたやり続けるだけです。
-最初の20分は狙いがはまっていたと思うが、そのあと落ち着かなかった。その要因は?
やられていないのに、うまく自分たちのリズムでボールが取れないときに、メンタル的にやられているかのようなダメージを受けてしまう。僕らはプレスを掛けてボールを奪いたいチームですが、ブロックの外側でボールを回されていて何にもやられていないのに、なかなかプレスに行ってボールを奪えないと、その時間が長いと、やられてもいないのにやられた気になってしまう。そこでも割り切って、そこは回させておけばいい、持たせておけばいいというメンタルのところができれば一番いいと思います。それでも失点をするまでは非常にいい戦いができていたと思いますし、何回もチャンスを作ったし、自分たちがやろうとしている形もたくさん出てきたので、失点がある意味、いろいろなターニングポイントになってしまったと思います。
-前節から変更している前線についての手応えは?
代わりで出た選手も活躍してくれているし、そこの選手に関しては状態のいい選手を見極めて先発に送り込むという大原則は外さないようにしています。ただ、いろいろスタイルがあるので、岸田と(高木)大輔を使うことによって彼らの持ち味が出るようなサッカーをちゃんとやりたいなと今日は思っていたので、そういう意味では非常に頑張ってくれたなと思います。
-大宮戦と同じような失点パターンになっている。どういう原因が考えられるか?
基本、大宮戦とはちょっと違った状況なので、そこは無理して飛び込まなくて遅らせれば、3秒遅らせてくれれば味方も戻れるので、そういう話もしていますし、どうしてもボールを奪いたくなって脚を出してしまう。1失点目もそうですし、それはドストンだけに関わらず、甲府戦、あるいは愛媛戦、うちのセンターバックみんなが抱えている問題なので。遅らせて1秒、2秒稼いでくれれば味方が戻れる。そこで飛び込んでしまう。交わされる。相手の攻撃スピードが上がってしまう。そういう守備の個人戦術のようなところは練習で突き詰めていくしかないかなと思います。
-攻撃でのもったいない失い方についてはどう分析しているか?
自分たちがいい形で奪った、あるいはいい形でプレッシャーを掛けて相手に蹴らせた。その精度を下げてマイボールにした。そのボールをまた失ってしまう。そうするとリズムを掴みかけているのに掴めないという試合になってしまうと思います。それでも落ち着いてボールを回せば、今までよりも、大宮戦よりもチャンスは作れたと思いますし、あとはチャンスを決めることができればもうあと2点くらい取れたと思いますので、攻撃も守備もまだまだ課題があるなと思います。
-相手選手が負傷交代しているときに、前貴之選手を呼んで指示していた。どういう内容の指示だったのか?
うちのシステムチェンジと選手交代に伴ってどういう狙いをするかについて貴之からみんなに伝えなさいという話をしました。残念ながらケガのアクシデントで貴之が代わらざるを得なかったので、前節の負傷交代もそうですが、交代枠を一枠、ケガ人で使うという不運はありますが、そういうことを乗り越えて勝てるチームを作らなければいけないなと思います。
-前選手の状態については?
まだ報告を聞いていないので分かりません。
-3失点はしたが、完全に崩されたようにも見えない。その点について、霜田監督の中ではどう捉えているか?
外から見ている人がそう見ていただくのは非常に嬉しいことなのですが、組織で守ろうが、個人で守ろうが失点してしまうというのはチームとしては避けなければいけない。個人の力で守れないのであれば、組織で守る、あるいは人を掛ける。スペースを消す。いろいろなやり方があるので、そのやり方を僕が選択するかどうかです。でも、こうやって楠本にしても、菊池にしても、ドストンにしても、(川井)歩もそうですが、こういう目の前の1対1、サッカーの全ての大原則の1対1をやられない、目の前の選手にやられないということをちゃんとやれるようになってほしいと思いますので、試練だと思いますが、彼らの成長をあまり待つだけでは解決方法がないので、僕らがやれることはやらないといけないと思いますが、彼らがそれができるようになれば、さらに僕らは強くなれると思っていますので、彼らの能力を信じています。
-どのように今後を戦っていきたいか?
内容にこだわりながらプレーをしているので、サッカーの内容が本当に何もない、攻撃も何もない、守備も何もないという状況ではないと思っています。ただそういう状況で勝ち点が取れないのは非常につらい。非常に大変な時期になっていると思いますので、ここで踏ん張らなければいけないなと思います。こういう逆境のときこそ、ちゃんと顔を上げてやるべきことをやって、トレーニングとミーティングをしっかりやって次の準備をする。気持ちを切り替える。今日やられたら次はやられない。そういう気持ちを選手に持たせるしかないと思っていますので、この順位にいるチームではないと思っていますが、この順位にいることも事実なので、それも含めて選手たちの奮起を期待したい、あるいは僕がもっと成長しなければいけないなと思います。
-シーズンの3分の1が終わった。ここまでの完成度は想定に比べてどのくらいか?
去年の話をしたくはないので去年とは比べませんが、3分の1が終わってこの成績、この順位、この勝ち点ということに関しては、うちのチーム関係者は誰も満足していないと思います。手応えはありますが、チームの完成度としてはまだまだです。それこそ、あとの3分の2をどうやって戦うか。でも、基本的に積み上げていきたいので、この3分の1でできなかったことを次の3分の1でできるようにしたい。最後の3分の1で本当にラストスパートを掛けたいと思いますので、選手の成長もそうですが、チームの戦い方も含めて、残り3分の2を前を向いて戦いたいなと思います。