戦評(中国リーグ第7節 レノファ山口 vs FCセントラル中国)

【2006.6.18. 第34回中国リーグ(山口:周南市陸上競技場)】

〔戦評〕
 第8戦はレノファ山口のホームゲームで、今年度初の対戦となった。
 FCセントラル中国は、個々の選手がしっかりとしたテクニックを持ち、DFでのビルドアップより前線へ鋭い縦パスから突破・ゴールを狙おうとする攻撃。対するレノファ山口は、中盤の組立てからサイドを使いシンプルに仕掛ける。両チームの戦い方の違いがはっきりとした展開であった。さらに、気温28度以上のかなり暑い状況下でのスローな立ち上がりとなった。
 前半は、ゲームのテンポも上がらない中、レノファ山口は15分過ぎ右サイド9番・尾崎に出たボールをそのままドリブル突破からシュート、GKが弾いたボールを14番・高杉がさらにシュート。決定的な場面であったがFCセントラル中国GK加藤の好セーブに阻まれた。その後一進一退の流れが続いたが、終了間際FCセントラル中国は、レノファ山口のDFとGKの不用意なボールの受け渡しにより決定機があったものの、自らのミスによりゴールする事ができなかった。
 後半は、両チームとも戦い方を変えずにスタートした。前半とは異なり、立ち上がりからゲームテンポは速く、お互いに中盤での激しいコンタクトによる攻防は醍醐味があり、ややヒートアップしかける場面もあった。最初に動いたのはFCセントラル中国で46分、左サイドMF24番・福原の投入により、これまでの左サイド中心の展開がさらに強固になった。対するレノファ山口は、69分右サイド6番・河内、11番・久保の投入により、お互いに同じサイドでの激しい攻防が繰り返された。その後、レノファ山口は中盤でのボール奪取からドリブルで右サイドに飛び出した7番・松原から精度の高いアーリークロス、これを14番・高杉がファインゴール。
 ゲーム最後まで、激しいコンタクトが繰り返される中、1点を守りきったレノファ山口が逃げ切った勝利であった。

《レノファ山口》

  • 連勝できたことは、応援団、サーポーターの皆様、応援にこられた多くの方々の中で戦えたおかげと感謝しています。 常に「夢・感動・元気」が共有できるよう、さらに強化していくつもりです。ありがとうございました。
  • 前後半を通して、攻守においてチームの意図した展開ができた。特に、GK1番・澤野からの的確な指示もあり、11人が連動した、お互いの共通理解による守備が出来た。「運」も含め、8試合目にして、初めての失点0のゲーム。キャプテン石上を中心とした選手の集中力とまとまりの勝利を讃えたい。 今後、フィジカル面をさらに強化し、安定した戦い方ができるよう強化、常に向上心をもってトレーニングしたい。

〔宮成〕