戦評(中国リーグ第5節 レノファ山口 vs JFE西日本)

【2006.6.4. 第34回中国リーグ(広島:JFE西日本グランド)】

〔戦評〕
 第6戦、ピッチ上は気温以上に蒸し暑く、両チームともスローなテンポでゲームはスタートした。
 JFE西日本は個々が技術面でしっかりとしたプレーができ、バランスの良いポゼッションからFW26荒田を起点とし、中盤12森岡の豊富な運動量でレノファ山口を崩そうとする意図が見られた。
 前半、JFE西日本は攻守の切替えの速さから、ペナルティエリア左外付近からのコースを衝いてのミドルシュートで先取点した。その後、一進一退の内容であったが、攻め込む回数はノファ山口が多く見られた。ただ、FW2人のクロスボールに対する単調な動き、連続したプレーがないため決定機を数回逃した。終了間際、右サイドから切れ込んだ9番尾崎がペナルティエリア内でファウルを受けPK。1−1で終了となった。
 後半もJFE西日本は、4人のDFが確実に守備に専念し、FWが前線の高い位置でポジションをキープした自らの戦い方を崩さなかった。そのため、レノファ山口はDF⇔FWの間隔をコンパクトにする切替えがルーズになり、JFE西日本ボールになった時に中盤に広いスペースがあった。その後56分レノファ山口のDFゾーンでの不用意なクリアーミスからボールを奪い得点。前半同様レノファ山口は攻め込む回数は多いものの、終始JFE西日本ペースでゲームが進んだ。80分過ぎ頃からレノファ山口は1点を追いつくために、攻撃のテンポも上がり果敢に相手ゴールへのチャレンジを繰り返した。終了間際9番尾崎の突破からゴール、同点となりPK合戦。5人で決まらずサドンレス、最後はレノファ山口1番GK澤野の好セーブにより8人目で決着がつく。

  • レノファ山口はゲーム全体をとおして、攻め込んでいるものの、暑さのためか、気持ちの空回りか、JFE西日本ペースでのゲームをしてしまった。
    最後は気迫、運動量でやや相手を勝り、結果を出してくれた選手を称えたい。
    ただ、ゲームのへの入り方、流れの中での動き方のポイント等、課題も出た。
  • 応援団の方が福山まで来てくださった。大変心強かった。
    次回は、周南陸上競技場でのホームゲーム。皆様方の期待に答えられる戦い方をしたい。

〔宮成〕