第39節12月6日(日)
観衆 5,072人 天候 曇時々晴 気温 15.3度 湿度 53% 主審:家本 政明 副審:西村 幹也/坂本 晋悟 四審:三原 純
明治安田生命J2リーグ
12月6日(日)14:00
維新みらいふスタジアム
HOME
レノファ山口FC
明治安田生命J2リーグ
12月6日(日)14:00
維新みらいふスタジアム
試合終了
2前半1
2後半0
AWAY
ギラヴァンツ北九州
観衆 5,072人 天候 曇時々晴 気温 15.3度 湿度 53% 主審:家本 政明 副審:西村 幹也/坂本 晋悟 四審:三原 純
28分 高井 和馬 36分 高井 和馬 58分 イウリ 83分 イウリ | 得点者 | 27分 新垣 貴之 |
---|---|---|
45分 森 晃太→村田 和哉 46分 サンドロ→ヘニキ 72分 池上 丈二→田中 パウロ淳一 87分 イウリ→河野 孝汰 87分 佐藤 健太郎→田中 陸 | 選手交代 | 46分 鈴木 国友→佐藤 颯汰 46分 針谷 岳晃→國分 伸太郎 65分 永田 拓也→藤原 奏哉 67分 村松 航太→河野 貴志 77分 新垣 貴之→佐藤 亮 |
10 | シュート | 9 |
10 | GK | 8 |
5 | CK | 7 |
4 | 直接FK | 9 |
4 | 間接FK | 4 |
0 | PK | 0 |
4 | オフサイド | 4 |
59分 イウリ | 警告 | |
退場 |
レノファ山口FC
GK | 1 | 林 瑞輝 |
---|---|---|
DF | 26 | 川井 歩 |
DF | 4 | サンドロ |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 24 | 安在 和樹 |
MF | 5 | 佐藤 健太郎 |
MF | 6 | 高 宇洋 |
MF | 10 | 池上 丈二 |
FW | 19 | 森 晃太 |
FW | 9 | イウリ |
FW | 11 | 高井 和馬 |
GK | 33 | 山田 元気 |
---|---|---|
DF | 30 | ヘニキ |
MF | 29 | 田中 陸 |
MF | 20 | 清永 丈瑠 |
FW | 7 | 田中 パウロ淳一 |
FW | 38 | 河野 孝汰 |
FW | 8 | 村田 和哉 |
ギラヴァンツ北九州
GK | 31 | 永井 堅梧 |
---|---|---|
DF | 3 | 福森 健太 |
DF | 16 | 村松 航太 |
DF | 24 | 生駒 仁 |
DF | 32 | 永田 拓也 |
MF | 10 | 髙橋 大悟 |
MF | 14 | 新垣 貴之 |
MF | 17 | 加藤 弘堅 |
MF | 33 | 針谷 岳晃 |
FW | 9 | ディサロ 燦シルヴァ |
FW | 28 | 鈴木 国友 |
GK | 1 | 高橋 拓也 |
---|---|---|
DF | 20 | 河野 貴志 |
MF | 19 | 永野 雄大 |
MF | 22 | 藤原 奏哉 |
MF | 25 | 國分 伸太郎 |
FW | 7 | 佐藤 亮 |
FW | 23 | 佐藤 颯汰 |
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監督コメント
ホームで多くのお客さんに入っていただき、北九州からも多くのサポーターに来ていただいて、本当に良い雰囲気でサッカーができました。本当にいろいろな方に感謝を伝えたいと思います。そういう良い雰囲気の中、天気も良く、サッカー日和の中で、本当にサポーターに勝利を届けたかったですので、久しぶりに勝てて、ただ素直にサポーターのために勝てて良かったと思います。
-試合が終わった瞬間、ホイッスルはどのように聞いていたか?
勝てなかった時期が長かったですので、本当に嬉しかったというよりもほっとして、選手たちの頑張りが報われて良かったと思いました。
-メンバー選考の狙いは?
5連戦の5試合目ですので、疲労していたり、コンディションが悪い選手、ケガ持ちの選手、いろいろやりくりをしなければいけない5試合目でしたので、練習を見て、顔を見て、戦える選手を選びました。
-林瑞輝選手を先発させた。その意図と評価は?
ガンバでも試合出場経験がありますのでそれほど心配はしていませんでした。レノファで出るのは初めてでしたが、彼が持っている能力、伸びしろ、そういうことは最近の練習の中で発揮できていました。土肥洋一GKコーチとやってすごく成長した選手の一人でしたので、どこかでチャンスをと思っていましたが、それがこのタイミングでした。結果として、まだまだキックやセービング、クロス対応などに課題はありましたが、こうやって勝利に貢献してくれたことが大きいと思います。
-矢印が前を向いた試合だった。どのように思うか?
毎試合毎試合、結果は出ませんでしたが、良いゲームもあり、僕らのやりたいこともできていました。それでもなかなか結果が出ず、悔しく、もどかしく、なかなか自分自身を奮い立たせるのが大変でしたが、今日は本当に多くのサポーターが来てくれて、こういう雰囲気を作ってくれた。本当にサポーターのおかげだと思います。サポーターが僕らの背中を押してくれたので、相手ゴールに向けて矢印を向けられたと思います。
-試合後の円陣ではどのような話をしたのか?
まだ残り3試合ありますので、勝ちは嬉しいですが、また次の準備をして、残り3つを勝って終われるように、そういう準備をしようという話をしました。
-いつもとは違う横断幕の貼り方だった。それについてはどのように感じていたか?
バスで入る時から気づいていまいた。選手たちもいろいろと感情は高ぶったと思います。
-その上で残り試合で、どういう姿をサポーターに見せたいか?
もちろん勝ち負けもそうですし、みなさんにできるだけ勝点3を届けたい。勝つところを見せたいと思いますが、やはりレノファらしく前向きに相手ゴールに矢印を向けた、気持ちの伝わるようなゲームを3試合、やりたいと思います。2試合はまたホームでできますので、そこで気持ちのこもったゲームをやり、勝点を取り、みんなと喜びたい。最後の最後、笑顔にしたいと思います。
-中盤をダブルボランチにした狙いは?
相手が攻撃になったときに6枚前線にきますので、4バックだけでスライドするのは厳しい。ダブルボランチにして人数をそろえて、6対6の状況にする。前線は4枚でプレッシャーを掛ける。同数で攻めて、同数でプレッシャーを掛けて、同数で守るというリスクはありますが、それがはまればしっかりカウンターが生きる。今日も点が取れましたが、そうやってカウンターで点が取れたのも予測と準備のおかげだと思います。点が取れ、守備も集中していてコンパクトさをキープしてくれた。球際も戦ってくれた。そういう意味では選手たちが本当に頑張ってくれました。
-GKまで下げるような場面は少なかったが、どこに良さがあったか?
試合前から3トップで点を取るという話をしていました。できるだけボールを取ったら3トップにという話をしていて、しっかりダブルボランチが落ち着いてつないでくれた。まだまだパス精度は上げていかなければなりませんし、相手陣地でもっとサッカーをやりたいですが、取ったボールをまず前に付ける。そこでカウンターに行く。カウンターに行けなければやり直してボールをつなぐ。そういう順番が意思統一できていたと思います。相手のシステムとの兼ね合いや、相手がどのようにプレッシャーをしてくるか。どこにスペースができるかがありますので、毎試合毎試合同じような戦いができるとは思いませんが、今日の試合に関しては僕らがやりたいこと、僕らが狙っていたことがピッチの中で表現できたと思います。
-先制点のあとすぐに追い付くことができた。その点をどのように評価しているか?
もし先に点を取られても絶対に下を向くな、必ず2点取れれば試合は勝てるという話をしていました。僕らが勝てていないのは2点目を取れていないというところ。それが続いていましたので、2点を取るサッカーをやろうと。そういうことがあり、1点を先に取られましたが、その前の流れも良かったですし、取られたあとにすぐに取り返したのは、選手たちがしっかりメンタルをコントロールして、取られても取り返しに行く。前に出る。前を向くということがメンタル的にできたからだと思います。そこで高井和馬が同点ゴールをしてくれた。そのゴールも全員で相手にプレッシャーを掛けて、高い位置で奪って点が取れた。ボールを奪いに行って、相手ゴールに近い位置から守備をするという僕らが目指しているところが表現できたと思います。
-後半は無失点だったが、守備についてはどのように思っているか?
相手の攻めは迫力があり、人数を掛けたテクニカルな攻撃ですから防ぐのは大変でしたが、そういうように攻めてくるということは準備していました。誰がボールを持ったら、誰に渡すのはOKで、誰に渡してはいけないということは、ミーティングも含めて良い準備ができ、それを遂行してくれた。守備の意思統一ができ、しっかりした守備ができた要因だと思います。
選手コメント
-レノファでは初出場だった。先発だと聞いた時はどのような思いだったか?
今年1年、ずっと悔しい思いをしてきました。個人としても、チームとしても悔しい思いをしているのは、ベンチに入ったり、ベンチ外でも見てきていましたので、自分のことよりも何よりチームが勝つことを最優先に。それと、チャンスをくれた霜さんや土肥さんに恩返しというか、見せようという思いになりました。
-試合を振り返ってほしい。
背後のボールやクロスのボールには自分が飛び出して事前に防ごうという意識はありましたし、味方にも伝えていましたので、その面は良かったと思います。ただ、キックは久しぶりだったというのもあって乱れていましたので、そこは修正しなければいけないと思っています。
-試合後に他の選手からは何か声を掛けられたか?
特別僕がスーパーセーブしたとかはなかったですが、みんなに「持ってるな」というようなことを言われましたので、ぱっと出た試合で勝てたからだと思いますが、そう思わせることができたのは良かったと思います。
-勝利の瞬間はどのような感じだったか?
純粋に嬉しいですし、今日もサポーターが多く入っていて、でもずっとサポーターに悲しい思いをさせていたのは感じていましたので、サポーターのほうを見て、みんなが喜んでくれているなと思っていました。
-残り試合に向けて、メッセージを聞かせてほしい。
今年来たばかりで、1年もたっていない状況ですが、それでもこのチームのためにという思いを持っています。毎試合終わったときに、サポーターの皆さんが笑顔で帰れるように、チャンスをもらえれば全力でプレーしたいと思います。
-試合に出られない状況が続いていたが、どういうモチベーションだったか?
チームが負けが続いている状況でしたし、いつかチャンスは来るだろうと思って準備をしていました。
-コーチングの声も聞こえていた。声で意識していることはあったのか?
山口で出る初めての試合ですが、どの試合でも、練習試合でもそういう思いは持っています。自分のキャラクターではないですが、大きな声を出すのも特徴の一つだと思いますので、そういうことでチームに還元できて良かったです。
-ゴール後にはうずくまるようなシーンもあったが、その後半最初のゴールを振り返ってほしい。
2-1で後半を迎え、それは怖い得点差だと感じていました。その中で3点目を決め、チームに落ち着きを与えられたのは良かったと思います。ここ最近、良い試合をしていながらもなかなか勝つことができず、今日も勝ちたい試合でしたので、その試合の中で点を取れ、少しでも勝利に近づくゴールを決めることができたのが嬉しくて、グラウンドにうずくまりました。
-この1勝はどのような意味を持ちそうか?
レノファのサッカー、霜田監督が要求するサッカー、前線からプレスを掛けてしっかりつないでいくことが今日はできたと思いますので、残りの試合もしっかり再現して、リーグ戦を良い形で終われるように、全力を尽くして頑張りたいと思います。
-プレスを厳しく掛けていたが、どういうことを意識したか?
試合前から北九州さんの分析をしている際に、真ん中にボールを付けるビルドアップをしてくることは分かっていましたので、周りと連動してプレスに行くことは意識していました。(高井)和馬のゴールのように、自分が掛けたあとに、後ろが付いてきて、良い形で奪ってゴールに行けました。そういうプレスは意識していました。
-高井和馬選手をアシストしたヒールパスは、狙っていたものだったのか?
(森)晃太が右サイドに開いているのも見えていて、頭の中にはありましたが、ボールを奪ったときに、(高井)和馬が自分を呼んでいる声が聞こえましたので、咄嗟に和馬へのパスに切り替えました。