株式会社レノファ山口は、山口フィナンシャルグループ及び山口銀行、及び株式会社Ｆｕｓｉｃと連携して映像解析／試合分析システムの共同開発を行うこととなり、6月22日(月)に合同記者会見を行いました。

 

 

 

 

山口フィナンシャルグループ　吉村猛 社長　コメント

 

6/27(土)ファジアーノ岡山戦からの再開が決まりました。私たちもようやく、気持ちが晴れ上がってきたというところです。

山口銀行はレノファ山口様と「地方創生包括連携協定」を締結いたしておりまして、山口県を一緒に盛り上げていこうという関係であるとともに、オフィシャルトップパートナーとして応援させていただいているところです。

今回、昨年のトレーニング機器贈呈に続きまして、レノファ山口様のチーム力の強化の一環として、レノファ山口様及び株式会社Fusic様と弊社子会社の株式会社データ・キュービックと連携をいたしまして、映像解析/試合解析システムの共同開発及び支援をさせていただくことになりました。

 

改めて、J2再開が今週の土曜日となり、霜田監督や選手の皆様はまずこの日のために、ずっと練習をこなされてきたかと思います。

ぜひ山口に勝利をもたらして、地域を勇気付けていただきたいと思います。
しばらくは入場制限等の対応で大変になるかと思いますけれども、我々山口フィナンシャルグループも全力で応援をさせていただきますので、ぜひJ1昇格に向けて頑張っていただきたいと思っております。

 

 

 

レノファ山口ＦＣ 霜田正浩監督　コメント

 

まずはJリーグを再開するこのタイミングで、発表することができとても感謝をしています。そしてとても嬉しく思います。
日頃から私たちの活動に多大なるサポートを頂いている山口フィナンシャルグループの吉村社長をはじめ、多くの皆様のご協力のおかげでこの日が迎えられたことを、非常に嬉しく思っています。

 

株式会社Fusic様の力をお借りして、新たなシステムを構築して、レノファ山口の強化に邁進したいと思っております。世の中には、こういうシステムのソフトが山ほどあります。いわゆるデーターリテラシーの高い国、高いサッカー協会、高いサッカークラブはいろいろなシステムを使っています。
その中でもクラブ独自のクラブのニーズに従って、クラブのオーダーメイドでシステムを作るというのは、なかなかないのではないかと思っています。

僕らレノファ山口がどういうサッカーをやるのか、それを具体的に分析をしていただけるシステムができることによって、より選手に分かりやすく、数字の見える化、数値化、言語化で戦術をちゃんと伝えて、勝つ確率を少しでも上げたいと思っております。

今後、結果としてレノファ山口が成功することによって、このシステムをたくさんの方に使っていただけるようになれば一番望ましい形だと思いますが、その使命を僕らは背負った上で、このシステムを利用して強いチームを作っていきたいです。

山口という地で、まだJ2というポジションで、大きな潤沢な予算があるわけでもないです。ただそういう中でも、上を目指したい、J1に行きたい、J1で勝ちたい、日本のサッカーを良くしたい。そういう志を持って戦いたいと思います。お金の力ではなくて、やはり人の知恵と、人との絆で、強いチームを作っていきたいと思いますので、こうやって皆さんの前で新たな取り組みを発表させていただけるということは本当に誇りに思います。

 

 

 

 

 映像解析/試合分析システムについて

 

レノファ山口ＦＣのチーム戦術を具現化するシステムをレノファ山口、Ｆｕｓｉｃ、データ・キュービック、山口フィナンシャルグループが連携して共同開発を行います。

 

≪システム概要≫

　これまで監督コーチ陣が手作業で行ってきた試合映像の分析を、AIを活用することで自動化・効率化します。

・独自に撮影した試合映像を、AIを用いて自動的にアニメーション化します。

・レノファ山口ＦＣのプレーモデルに重要となる場面を、AIを用いて自動的に抽出します。

 

 

山口フィナンシャルグループ様の発表内容はこちらをご覧ください。